4月3日(月)。エルサルバドルのビーチ、エル・ソンテの2日目です。朝食を食べに前回の記事にお見せしたレストランの2階に上がると、周囲を何羽かの鳥が飛んでいます。すべてサンサルバドルでも見かけた鳥です。
まずは隣に生えている木に留まったボルチモアムクドリモドキ (Baltimore oriole)、現地名チルトータ (chiltota)。成鳥は頭部が完全に黒いですから、これは幼鳥でしょう。
同じ木から砂浜に下りて来たのは、今や私にとってお馴染みのキバラオオタイランチョウ (Great Kiskadee)、現地名チーオ (chío)。この記事を書いている今朝も、マンションの窓の外から「チュッ、チュイーー」というような独特の鳴き声が聞こえてきました。
波打ち際にやって来たのは、こちらはサンサルバドルに山といるオナガクロムクドリモドキ (Great-tailed grackle)、現地名サナーテ (zanate)。以前の記事でお見せしたのはオスですが、こちらはそれよりやや小振りで全体がやや黄色がかったメス2羽。このように、普段は番(つがい)でいるよりも、オスはオス同士、メスはメス同士でいることの方が多いようです。
かなり待って、朝食が来ました。メニューから選ぶことができます。本日のチョイスは野菜とチーズのオムレツ (omlette de vegetales y queso)。5.50ドル(約750円)ですが、チェックアウトの時に支払おうとしたら、宿泊代に含まれているとのこと。パン、バターに、当地では付き物のフリホーレス (frijoles)、すなわち豆のペーストが添えてあります。
比較的質素な朝食ですが、これで十分です。ただ、私としてはもっと野菜が欲しい。
コーヒーはマグカップに入ってきました。まずまずの味。
朝食が9時前と少々遅かったので、昼食を取らずに夕方に早めの夕食。白ワインを飲みつつ、昨夜と同様にセビーチェをいただきました。しかし今度はここのビーチの名が付いたセビーチェ・エル・ソンテ (Ceviche El Zonte)。タコのセビーチェです。タコは高いようで、14.99ドル(約2,000円)。しかし盛りだくさんで、シャキシャキした食感が実にいい。
ライフガードは腕を組んで見張っています。暑い中、ご苦労様。
この日の晩、レストラン内の客は昨日の半数くらいで、周囲も比較的静かでした。昨夜は大音量の音楽を流していた隣も、明かりはあるものの、閉まっているかのように静まりかえっています。私の期待していたような落ち着きを取り戻しています。
夕暮れのビーチは、昨日と同じように、いや、昨日以上に美しい茜色(あかねいろ)を呈しています。
4月4日(火)の朝食は「ハウス・エッグベネディクト (Benedictos de la casa)」、6.99ドル(約950円)、ただし私の場合は宿泊費に込み。
ポーチドエッグとハム、チーズソースがトーストに載せられています。添え物にはハッシュドポテトと果物(スイカ、メロン、パイナップル)。
朝食を食べていると、近くの席の親子風の人が何やら言って突然レストランを出て下の浜辺に飛び出します。彼らの行った先には十数人の人だかりが出来ました。
何があるんだろうと思って私も食べている手を止めて、とりあえず人だかりに加わります。
おお! カメの子が生まれて海に向かっているではないか。
その数、私が来た時にざっと見た限りでは、20~30。
懸命に歩いて行きます。まだこの世の何も知らないはずの彼らは、本能的に海に向かっていくのでしょうが、それにしても、小さいのに一途に突き進む姿は、実に印象的。
さて、前回の記事に書いたように、この宿は2泊で、最後の1泊は別の宿――オラス・ペルマネンテスの隣の隣の隣にあります――に移動。チェックアウト時刻の12時ギリギリに出ました。









