ニイカ国立公園は、シマウマや、ローン・アンテロープをはじめとした羚羊類で知られています。まるで牧場であるかのように、延々と続く草原に点在する動物たちが草を食んでいます。
そのローン・アンテロープ (Roan Antelope) から始めましょう。マスクをかぶっているかのような顔の配色が特徴的です。太くて強そうな角を持っています。かなりの数が生息しているようで、宿からも遠くに見ることができたりします。
シマウマにも色々な種類がいるようで、ここに生息しているのはバーチェルズ・ゼブラ (Burchell's Zebra)。草食動物の集団を見ていると、穏やかな気分になります。
大型羚羊であるエランド (Eland)。こちらもかなりの数がいるようです。
リードバック、正確にはサザン・リードバック (Southern Reedbuck)。上の2つの羚羊類と比べると、やや小ぶりです。
午前中のサファリ・ドライブから戻ってきて宿に着く直前、道をサーバル (Serval) が歩いているではありませんか! 夜行性の動物なので、このように日中に堂々と歩いている姿を見るのは珍しいとのこと。確か、何年も前に多摩動物公園で見て以来です。
夜行性の動物としては、他にミナミキノボリハイラックス (Southern Tree Hyrax) も同じ午前中のサファリで見ましたが、目の前を素早く通り過ぎて行ってしまったので、写真を撮ることはできませんでした。私は野兎かと思ったのですが、それよりもやや小柄で、ガイドがこの動物の名を教えてくれました。ガイド自身、今年になって初めて見かけたと言っていました。
次回から3回に分けて鳥の写真を掲載します。もう、バードウォッチングに相当ハマっています。この旅行も収穫ありです。