Que sais-je? ク・セ・ジュ――われ何を知る

Que sais-je? ク・セ・ジュ――われ何を知る

昨年4月下旬にエルサルバドルから帰国しました。
エルサルバドルの記事は10月で終了、
その後は帰国後の記事や読書ノートを載せています。

なおヘッダー画像は新潟県長岡市にて2020年11月に撮影。

 

滑り始めてから3時間の17時過ぎ、リフトに乗った本数にして15本分滑ったところで、早めの夕食を取ることにしました。この時間にスキー場内で唯一開いているレストラン「モンブラン」にて、月替わりメニューのトマト豚丼(1,380円)を立て看板で宣伝していたのが目を引いたので、それを注文。

パプリカ(とズッキーニか?)が入ってチーズが乗っているという、ユニークなメニューです。味は、まあ、普通といったところでしょうか。私には十二分のしっかりした量です。結局この日は夜中の0時過ぎに寝たのですが、それまで他の物は一切口にしませんでした。

 

 

18時前、再びコースに出ると、こういうのを黄昏時(たとがれどき)というのでしょうか、ゲレンデはかなり深くなった青色に包まれています。

写真のほぼ中央やや左の光の列は舞子スノーリゾート、右は石内丸山スキー場。その間、奥の方にもちらりと灯りが見えますが、それは神立(かんだつ)スノーリゾートです。

 

 

ライトは上の大別当ゲレンデにも点(つ)いていますが、リフトは停止しています。現在のナイター滑走区域はこの長峰ゲレンデだけのようです。

 

 

18時20分頃。空はすっかり漆黒(しっこく)に。

ナイターになる前あたりから小雨が降り始め、その後は降ったり止んだり。リフトに乗っている時に、ゴアテックスのレインパンツが雨水で湿っているのを気にしていると、よりによって場内のスピーカーからこんな歌が。

♪Raindrops are falling on my head...(雨の雫(しずく)が僕の頭に落ちている)

B.J.トーマスの『雨にぬれても』ではないか。そういう歌、止めてほしいんですが。

幸い大した雨ではありませんでしたが、スキーをするには最悪の天候に近い。

しばらくしてサイモン・アンド・ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』やジョン・レノンの『スターティング・オーヴァー』といった歌に。相変わらずの懐メロです。

19時40分頃まで滑って、ナイター終了まであと1時間近くあり、時間的にはもう何本か滑れましたが、雪質が重たかったせいか、右の前腕(ぜんわん)や大腿(だいたい)の膝(ひざ)近くが痛み出してきましたので、時間に余裕をもって切り上げました。それでも、短いリフトを含めて31本分も滑れました(ただし最後の2本は荷物を持って滑りましたが)。リフトの単価にして1本113円と、実にコスパ良し。

花火は「アネックス」のあるスキー場の最下部からは見えず、上の長峰ゲレンデからでないと見られないとのこと。私が荷物を預けたロッカールームは打ち上げ開始時刻と同じ21時に閉まるとのことでしたので、一旦荷物を取りにそこまで戻って、その荷物を持ってリフトに乗って長峰ゲレンデまで行き、花火が終わったら荷物を持って滑って下りることになります。係員に確認したら、長峰ゲレンデから「アネックス」・駅方面へ下りるリーゼン・ファミリー林間コースは、花火の後でもライトで照らされていて滑走可能だとのこと。

 

 

そこで荷物を取りに再び下って「アネックス」へ。左手前のプレハブ小屋がロッカールームです。

 

 

花火の打ち上げ前に早めに切り上げたので、少々時間を持て余しました。ホテルグリーンプラザ上越の前で花火を待ちつつ佇(たたず)んでいると、建物に設置された三色のライトがゲレンデに光を投じています。それらのライトに照らされる物体の影は、各々の光の補色になるのでしょうか、私の影もご覧のように不思議な、セロファン紙の影絵のような色合いを呈して面白いです。

 

 

待機している場所の近くに突き立てたマイ・スキー板――スロベニアの Elan 社製、Amphibio 14 Ti Fusion 2018年タイプ――は、相変わらずカッコいい(←自己満足)。

 

 

長峰ゲレンデに、このようにハーフパイプもあったことを、この時に知りました。

21時ほぼちょうどに、始まりました、待ちに待っていた花火の打ち上げが。

まずは。

 

 

次は!

 

 

そんでもって!

 

 

そりゃぁ~っ!

 

 

うりゃぁ~!

 

 

よし来た!

 

 

なんのなんの!

 

 

これでもか!

 

 

これで最後だ!!

 

 

6、7分間続くスターマインでした。それぞれの花火は大きくはなかったものの、これだけの数を打ち上げる気合は大したもの。終了直後には観衆から拍手が沸き上がりました。

しかし色々と仕事をしてきたオジサンの私としては、花火打ち上げの採算は取れているんだろうかなどと考えてしまいました(汗)。

そして、上に書いたように、荷物を持って下山。今日はほとほと脚を使い尽くしたようです。滑らかな林間コースも、ターンをする度に大腿の膝上が痛み、かと言って緩斜面をプルーク(ハの字)で滑るのもカッコ悪いと思ったので、時々立ち止まりながら滑る状態。それでも、スキー歴55年(途中長いブランクが複数回あり)の私は難なく下り切り、「アネックス」の脇でスキー板を外してスキー靴を脱ぎ、板とストックをスキーバッグに収めました。

私のすぐ目の前は、数メートルで雪面が終わって駐車場になる所だったので三角コーンが置かれていましたが、よりにって、そのコーンを飛び越えるボーダーがいるではありませんか。一人目は綺麗に飛び越えて難なく着地したものの、二人目はボードがコーンにぶつかり、コーンは大破。その彼はその場に戻って、申し訳なさそうに破損部や破片を拾い、コースの脇にそっと置いたのでした。

まったく、ふざけるのもいい加減にしてもらいたいものですな。滑走停止のための注意喚起のコーンなのに、これでは意味がありません。

駅に着くと、待合小屋のドアに時刻表が貼っており、乗る予定であった21時48分発の終列車には「☆」の印が。脚注をみると、何と2/28までの運行と。

ややっ! 俄(にわ)かに焦る私。Yahoo! の路線情報が誤っていたのだろうかと思って、慌てて逆方向、すなわちの上りの越後湯沢方面を見ると、まだ22時3分の最終があります。これに乗って、今晩は越後湯沢に宿泊せざるを得ないか、あるいはそこから新幹線で長岡に帰れないかと考えて路線情報を検索すると、長岡行きの最終の便がまだ残っていました。とりあえずホッとしましたが、新幹線を使う場合、2,500円ほど余計にかかってしまいます。

しかしまあ、待合小屋の時刻表の方が誤っている可能性もあるから、念のために下り長岡方面のホームに行ってみようとしたところ、ホームに上る階段にも時刻表が。そこにも21時48分発の下り列車は書かれていません。

ところが、よく見るとその隣に紙に印刷された臨時停車の掲示が。そこには3/31までその時刻の列車は当駅に停車することになっています。

やはり待合小屋の時刻表の方が誤っていたのか。きっと停車期間を延長したのに、その情報を更新していなかったに違いない。ホテルまでのバスの時刻表の追加情報として書かれていたので、JRではなく、スキー場の関係者が作成したのだろうし。

ホームに出ると、しばらくして別の客が3人やって来ました。そして果たして当の列車が着きました。

結局、予定通りだったわけです。かなり焦りましたが。

長岡には22時52分着。長岡から列車で1時間の駅に隣接しているスキー場ですから、アクセスは抜群。駅前に立つ「アネックス」は日帰りスキー施設ですから便利です。もっと前から利用していても良かったです。