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とある日。

用事があって、昨年まで住んでいた街を一年ぶりに訪れた。

かわったところも少しあったけど、まぁ1年ぐらいじゃそうそう大きな変化もなくー。



何もかもがそこに、私が去った1年前と同じくそのままあって、

そこからいなくなったのは私だけで。

変わらず、みんな続きの一年を過ごしていたのねと、

少しさびしくなったりして。


その勢いで、元の職場の仲間の顔を見たくなって、

それぞれの職場を覗いてみたら、みんな変わらぬ笑顔で、

幸せになっていたり、バリバリと仕事をこなしてる様子で、がんばってるんだなぁと。


数年間、毎日、家族よりもたくさんの時間を過ごしてきて、

辛いことや大変なことも多かったけど、それも良い思い出。


あぁ、なんだかあたたかい気持ちになりました。


と同時に、自分も頑張らなくてはーと。

この一年で、自分だけ、なにも成長できてない気もする。


ちゃんとしなくてはと思った、一日。








「ニューヨーク眺めのいい部屋売ります」

久々の映画館。


しかし、目当ての作品には間に合わず...。

タイミングの良かったこれを。


モーガンフリーマンとダイアンキートンの熟年夫婦が40年間住んでいた

ブルックリンのアパートを売りに出す話。


姪でおしゃべりな不動産エージェントに、SATCのミランダことシンシアニクソン!!


じわじわっとした面白さのある映画でした。


オープンハウスあるあるとか(笑)


スリリングな値段交渉の駆け引きとか…。


メガネの女の子も可愛かったな。




オープンハウスで来た客を識別する為に(名前だといちいち面倒でわからないから)

売り手側の妻とエージェントの中では

「青タイツ」の女がオファーしてきたとか、「ペアルック」のカップルが買値を上げる気だとか、

外見の特徴をニックネーム?というか、コードネーム?がわりに使って話をするのだけど


それを聞いた夫が「なんだかインディアンみたいな名前だ」と表現していて

なるほど、というか面白いと思った。


「ダンス・ウイズ・ウルブズ」の世界ね!

拳を握って立つ女とか

蹴る鳥とか

風になびく髪 とか出てきたよね。


ネイティブアメリカン的な名付け、なんだか素敵に感じるかも。

キラキラネームかわって、流行ると面白いかも。

きっとインパクト大。



これって、お店とかでは、名前がわからない常連客に対して、

「関西弁のマダム」とか「黄色のケリーバックの人」とか

って感じで、店員同士の引継連絡とかで良くするんだけど。


最近ネットで

パン屋の店員さんが、毎回食パンを「限りなく薄く」パンをスライスして欲しい

とリクエストしてくるお客を

「(スティーブ)ジョブス」と呼んでるというのをみて

秀逸なネーミングセンスだと感心した(笑)


って、逆に良く利用する店で(もし自分が認識されているとして)

なんて呼ばれちゃうんだろうと思うとちょっと、怖い。






萌え

西じーも、マシャも堺雅人までも既婚者となった今。

残る、アラフォー大物男性有名人、

もっとも、その動向が気になる人は、佐々木蔵之介?竹之内豊?


否!!


私が注目しているのは、そう「安住紳一郎」その人。


あずみんLOVE。


ちなみに、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」は安住アナの最も深い部分が

垣間見れる番組。


ネット上に「まとめ」などもあるので、そんなん知らん!と言う方は騙されたと思って

聴いてください。


「秋田もの」「ボーリングもの」「合唱もの」が特におすすめです。


自分の汗を集めて、そこから塩を作るという「俺の塩」

右系化魂炸裂の「47都道府県おぼえ歌」

なども必聴です。


今日も「ぴったんこカンカン」で、森三中大島の息子を「知らない子供は苦手」と言いつつ

へっぴり腰で抱き、生まれて初めてのおむつ替えにチャレンジしている姿をみて、

もう、萌えて、萌えて....。


あああっ。


彼が、今最も、わたしの心の琴線をかき鳴らす男性NO1なのであります。


(ちなみにNO2はディーン、あのルックスは反則、声も素敵)

(西じーはすでに殿堂入りなので、ランク外)


変態っぽい部分が垣間見れて、ネクラで、ちょいちょい陰湿な発言をしてるところなんかも、

もうなんだか堪らなくグッとくるのよねー。                                                                                                                                                                                                                                                                                      


ってことで

私ここに「安住紳一郎ファン」を公式に宣言いたします。


むふっ。


「海街diary」

久々の良作との巡り合い。


原作に思い入れのある作品の映画化って、

それまでに自分の中でイメージが広がっているがゆえ、

納得いく感じの仕上がりなものに出会うのが稀なので、

いつも観るまでに、若干の躊躇があるのだけど・・・。


是枝監督の描く家族劇は、好みな物が多いので、これは期待が大きく

劇場公開時に足を運ぼうとしたのだけど、時間が取れずー。


先日の「娚の一生」に続いて今このタイミングで鑑賞。


結果、大きなスクリーンで、(夏の初めに)観ればよかったと後悔。


一つ一つのエピソードについては、2時間という中で、

すべてを描ききるのはやはり難しいと思うので

あれもこれも追わずに

もう少し、どれか一つ(たとえばすずが心を開いてゆく過程などに)フォーカス

しても良かったかもと。


ただ、4姉妹が、あの古民家で織りなす日常の空気感。

そして鎌倉の景色。

本当に素晴らしかった。


原作を飛び出した4人が、生き生きとスクリーンの中で動く姿に感動すら覚えました。


漫画では描くことできないその「物語」のある部分を

映画では表現できていたというか、

原作を超えるとは言わないけれど、

それを「補う」ものがたしかに映画に描かれていて、

十分観る価値のある作品でした。


4姉妹のキャスティングはもちろん、脇役の素晴らしい。

樹木さん、加瀬君はもちろん、鈴木亮平君も良かった。



原作を未読の方にも十分楽しめる作品かと思います。

梅雨時~夏にかけて観ると良い気がします。

おすすめ。













赤木明登さんの「日々碗」

昨年、奈良を旅した時に、

「くるみの木」の石村さんが新しくオープンされた「鹿の舟」を訪れ、

ギャラリースペースで、思いかけず赤木さんの個展に遭遇。


数年前から、仕事で触れていて、

常々良いなぁと思っていた「日々碗」を購入しました。









今まで汁物に使っていたお椀が古びてしまって、

お正月から新しいものに取り替えたかったので、タイミングも良かった。


同じく赤木さんの「汁椀」はマットな質感が面白かったのですが、

「日々碗」のとろりとしたつややかさがなんといっても好きな感じだったので、迷わずこちらを。


高台が大きめで、安定感のある形もやはり素敵。

ちなみにこちらは飯碗に使っても良いとのこと。

色違いで赤もありますが、今使っている、森正洋の平茶碗との相性を考えて今回は黒を選びました。


輪島塗、こちらは、かなりお手頃な価格とはいえ、

自分で買って使う日が来るとはね、大人の階段をのぼりました。


一緒に展示されていたお重もとっても素敵だったので、いつの日か。