それでもキミを追いかけるから10 | つっつんライトニング軍曹のブログ

「 二人の距離? 」

放課後、学校の帰り道、朱里は最近呼んだ本の名前を言った。

「 そう、とっても面白い小説でね。今度映画化もされるんだよ?勇輝君もよかったら一緒に見に行かない? 」

「 映画か・・・、そう言えば最近見てなかったな 」

中学に入ってから、僕はあまり映画とかは見ていなかった。

見たくなかった訳じゃない。でも、そんな時間がいつの間にかなくなっていた。

「 良いよ、見に行こう。その映画、いつやるの? 」

「 明日からだよ。学校も午前中に終わるし、どうかな? 」

「 うん、じゃ学校帰りにそのまま行こう 」

僕は朱里と映画を見に行く約束をした。

初めて、だった。女の子と映画を見に行くなんて、今まで経験した事がない。

でも、どうしてだろう。緊張とかは全然しなかった。逆に、楽しみで仕方なかった。


続く