それでもキミを追いかけるから9 | つっつんライトニング軍曹のブログ

「 えぇっと、私の分かる範囲でなら、英語教えてあげるよ? 」

「 英語が苦手って、よく分かったね 」

「 だって昨日の英語の授業の時、勇輝君、先生の質問に答えられなかったでしょ? 」

そうだった。昨日、必ず一人は当てると英語の担当の先生は言った。

そしたら運悪く、僕は最初に当てられた。きっと、質問のレベルとしては簡単な所だったのだろう。でも、僕は中一の時から英語は苦手だった。

だからもちろん、答える事は出来ず、皆の前で恥をかいた。

「 受験科目に英語がなければ良いんだけどね 」

僕は苦笑いしながら朱里に言った。

すると、次の授業のチャイムが鳴った。

「 分かりやすく頑張って教えるから 」

朱里はそう言いながら、鞄から次の授業の教科書を出した。

僕も、そろそろ次の授業の支度をしよう。


続く