お墓があっても家系図がないお宅はたくさんあるのではないでしょうか?
ひょっとしたら田舎の実家にあるかもしれませんが、
存在を知らないかもしれません。
元気なうちに自分のルーツを確認することは非常に重要です。
昔はどこも3~4世代一緒かもしくは近くに住み、
お爺ちゃんお祖母ちゃんからお孫さんに
先祖の話を聞いて育ち例えば「代々畑を大事に守ってきた」
「戦争で命を落としそうになりながら大陸から引き揚げた」
「昔は商売で大成功して一代で財を成した先祖がいる」
「元々は遠く離れたところに居たが〇〇がきっかけで今のところに移住した」
こういった話を聞いて先祖は必死に家を守り次の代に引き継いできたことを知る。
しかし高度経済成長により核家族化が進み、少子化晩婚化、独身化が進み
自分のルーツは考えることも無くなり
次に引き継ぐ重要性も考えなくなった。
自分がいるのは間違いなく先祖がいたからで間違いない、
3代前はたまたま戦争から生きて戻ってきたからかもしれないし
女家系で家が途絶えそうになった時にいつも養子の方が来て家が繋かったかもしれないし、
長男が早くに亡くなったり病気などの影響で代々次男が家をつないできたかもしれない。
「先祖に感謝する」とかいっても具体的な対象がはっきりしないであれば中々難しい。
特にこれからお墓の整備をするのであれば尚更家系図の確認は必須です。
具体的には
実家のある役所などに戸籍謄本などを取り寄せて確認する方法がありますが、
役所にもよりますが明治あたりから後になります。
最長でも江戸末期までということになります。
家に過去帳がある場合にはある程度それだけでも家系図が出来ることになります。
永年お世話になっているお寺などあればそこで聞くこともいいでしょう、
私の場合は以前、法事の際に前にお世話になっていたお寺に
問い合わせてみたところ住職は高齢になり認知症となり、
息子さんが住職となったが引き継ぎが十分ではなく「わからない」との事でした。
お墓を少し離れたところに移し檀家ではなくなったので仕方ありません。
やはり、親せきなど昔の事情を知っているご老人などから聞く方法。
墓石に刻んでいる戒名などからなど方法があります。
ネットではそういったことを商売にしているのも目にしますが
まずは自分で動いてみることです。
家系図が出来ると
「本来まつるべき人が別々の墓になっている」、
「まつらなくていい人が墓に入っている」
「彫られている戒名が間違っている」
「33回忌、50回忌、100回忌がわかった」
など先祖を知る以外のことにも気づくかもしれない。
先祖の活躍や苦労を次の世代につなげて伝えていかなくてはいけない。
もし、墓じまいすることになっても、家系図で先祖をたどることは
最後に出来る供養だと思って、先祖に思いをはせよう。