吃音センセイ
さて、さて、
先日まで「英国王のスピーチ」についてそこそこ書いていたのですが、
実は、そこから続くお話を用意しております。
それは・・・
私の親愛なる友人で仕事仲間の佐藤文昭さんが、
初の小説を発表することになった、というニュースです。
その小説の題名が「吃音センセイ」(!)
まさに吃音を題材にした小説です。
しかも既に出版が決定しており、
4月13日に、講談社さんから刊行されます。
むむむ、
情報起業界の寵児で、
昨年のマッチングビジネス塾の大成功も記憶に新しい佐藤氏が、
本を出版…
それも、ビジネス系の本ではなく
なんと小説?
実は、
佐藤氏が小説を発表することになったことには、
私も少しばかり、協力をさせて頂いた背景があります。
「吃音」と佐藤さんの関わり…
というと、ネットの教材販売業界に詳しい人であれば
もしかしたらご存じかもしれません。
数年前から、佐藤さんの会社では
吃音改善教材を世に販売し、好評を得ていたのです。
先日まで「英国王のスピーチ」についてそこそこ書いていたのですが、
実は、そこから続くお話を用意しております。
それは・・・
私の親愛なる友人で仕事仲間の佐藤文昭さんが、
初の小説を発表することになった、というニュースです。
その小説の題名が「吃音センセイ」(!)
まさに吃音を題材にした小説です。
しかも既に出版が決定しており、
4月13日に、講談社さんから刊行されます。
むむむ、
情報起業界の寵児で、
昨年のマッチングビジネス塾の大成功も記憶に新しい佐藤氏が、
本を出版…
それも、ビジネス系の本ではなく
なんと小説?
実は、
佐藤氏が小説を発表することになったことには、
私も少しばかり、協力をさせて頂いた背景があります。
「吃音」と佐藤さんの関わり…
というと、ネットの教材販売業界に詳しい人であれば
もしかしたらご存じかもしれません。
数年前から、佐藤さんの会社では
吃音改善教材を世に販売し、好評を得ていたのです。
英国王のスピーチ 【3】
(ネタばれあり)
困難や、人生の生涯を克服すること
=成功のひとつ
だと思いますから、
ジョージ6世は
この映画のラストに至って、
ひとつ自分の限界を突破し、
より幸福な境地に達していることが、
表情からも見てとれます。
いっぽうこの物語は、
見方を変えると
けっこうイイ歳(笑)の
ライオネルおじさんの
晩年の「成功物語」としても
見てとることができます。
医師でもなく、公的な資格な資格も持たない
言語聴覚療法士であるライオネルは、
第1次大戦の帰還兵の心の傷を癒した経験から
その職業に就いたと語ります。
そのため、映画の後半で、モグリではないか?と
非難されるわけです。
しかし、彼の経験と実績は、
資格や免許などは吹っ飛ぶくらいの自信を彼に与えています。
その自信と、勇気あるチャレンジ、真摯な姿勢が、
最終的に信頼を得て、王にとって、なくてはならぬ存在となります。
最後には、二人はファーストネームで呼び合うほどの友情を築きました。
ライオネルは当然、相応しい待遇、地位と報酬も手にしたでしょう。
最終的には特別な勲章まで頂くことになったそうです。
賞レースを争った「ソーシャルネットワーク」は、
20代で大成功し、大富豪となった若者の話ですが、
こちらは、
歳をとっても、いくつになっても出来ることは無限にある。
この映画に描かれているような成功だって
奇跡ではないんだ…ということを示しています。
そして…!
物語の内容を地でいくように
この映画でアカデミー脚本賞を受賞した
デヴィッド・サイドラーという人は、
73歳での遅咲き大ブレイクなのです。
自身、幼い頃から吃音に悩んでいた経験を持ち、
ジョージ6世のドラマを書きたいと、
長年あたためていたという。
この受賞で、今や仕事のオファーが殺到中だそうです。
アカデミー賞レースを争った「ソーシャルネットワーク」と比べれば
審査員も観客も年配向けと言われました。
私が観に行ったときも、けっこう年配の方も来ていました。
そういう方達にとっても、
本当に勇気と爽快感を与える映画だったと思いますね。
いくつになっても、チャレンジを忘れないことの大切さ。
気分はいつでも10代のように、恐れずに進もう!…と思いました。
英国王のスピーチ 【2】
(ネタばれあり)
この物語のテーマは、
幼少期に受けた心の傷を克服する自己成長の物語です。
吃音は、体に問題がある器質性の疾患ではなく、
子供の頃に受けた体験によるものなのです。
そのことを見抜いていた言語聴覚療法士のライオネルは、
国王なる運命のジョージ6世の心の奥に分け入っていこうとします。
そのアプローチが型破り。
そもそも相手が王室の人間だということをまったく気にしません。
ライオネルは役柄上もけっこういい年齢(50前後?)なのですが
大の演劇好きで、いまだに芝居の主役オーディションに出かけるという
ファンキーな面を持っています。
もともとかなり変わり者っぽいです。
ですが、映画内で描かれる家族との関わりを見ると、
彼が父として夫としてとても好かれ信頼を受けているのがわかります。
ジョージ6世の心の傷は、王室だから受けた特有なものとは、いえないです。
家族の中で、父や兄弟との相克は、誰しも抱えやすい問題であり、
このような体験は、ごくごく一般の家庭でも起こり得るものだと思います。
だからこそ、普遍的な重みと共感をもって、観る者の共感を誘います。
たまたま王室に生まれ、望まないまま国王になってしまったがゆえに
大勢の国民の前でスピーチをしなければならないとい悲劇。
そこがこの映画の最大の面白さですね。
ライオネルの、時に過激なまでの
「突っ込み」がなければ、ジョージ6世は
自分の殻を破れなかったでしょう。
そして、ライオネルという真の友を発見することもなかった。
二人の心の綾が決壊するか、橋がかかるか……
そのぎりぎりのライン上に、物語としてのスリルと緊張感があります。
つづく