さいたま遺跡巡り、その1 | 鉄の日記

鉄の日記

てけとー

みなさま、こんばんはございます。

2/25に、埼玉県へでかけて来ますた。

まず、最初に行ったのは、吉見百穴です。「よしみひゃっけつ」と発音したくなりますが、地元のチラシには「よしみひゃくあな」と書いてあるのでした。

 

 

百穴を離れて見たところ。山肌に、穴がいくつも空いていますね。百穴とかいいながら、実際には200以上あるそうです。

山は、火成岩ではなく、泥岩かなんかの堆積性のものでできているようで、穴掘り加工がしやすい材質であるようです。

 

中を覗けるようになっている、穴もあります。向かって右手に、石棺の台座部分があります。そうです、お墓なんですねー。

 

 

 

この穴は、ツインルームになっています。左右に石棺の台座があります。夫婦だったのか親子だったのか、兄弟だったのか・・・? 

 

 

加工しやすい材質の山、ということは、現代になっても加工をしちゃうドアホウが居るわけです。そう。落書き・・・というか落彫刻をしちゃうんですね。観光客が入れるようになっている穴には、もれなくドアホウどもの名前が、彫られております。

 

↑ 中には、フルネームで彫っていく人もいるのですね・・・。本当に本人が彫ったのかなあ? 片思いの相手の名前とか、それ以外の理由の相手の名前とかを、勝手に彫っていってたりして・・・。

 

 

下の方には、戦時中に掘った壕の跡があります。崩落の危険性があるとかで、現在は立ち入り禁止になっています。

写真は、入り口の檻の隙間から撮りました。

 

 

 

ヒカリゴケです。本人は光らず、周りの光を反射して光るという、猫の目状態のコケであります。

 

 

その2へ続く。