ツイートを打ち込む僕を見て、フンは思い出したように呟いた。
『そういえば、スペイン語もできるんだよね』
コロンビアに行く頃、できるだけ使うようにしていた。
「高校で習ったんだ。話せるほどじゃないけど」
それに、今頑張るべきなのは日本語で、スペイン語じゃない。
『僕は日本語だけで精一杯だよ』
タイヘン、と日本語で付け足す。
「フンミン、日本語すごくうまくなったよね。僕も見習わなきゃ」
ツイートを送信し、僕はフンに顔を向ける。
『本当? ありがとう』
フンは一瞬だけ笑みを見せ、すぐに真面目な顔になって言った。
『でも、本当は英語も勉強したい』
I want to study English、と今度は英語で付け加える。
「僕が教えてあげるよ」
I'll teach you English、僕も英語で言いなおす。
『英語のケビン先生だね』
基本から、と前置きして、僕は早速始める。
「こんにちは、はHello」
『Hello』
「ありがとう、はThank you」
『Thank you』
「愛してる、はI love you」
『I love you』
僕は楽しくて、自然と笑顔になる。
「I love you, Kissme」
チュッ。
「え?」
突然降ってきたキスに、僕は驚いてフンを見た。
『Kiss meはキスして、でしょ?』
違うよKissmeは、と言いかけて、そんなこと、分かっててやったんだろうと思い直した。
フンは当然のような顔をして、僕の髪をくしゃりと撫でた。
照明が外れたそこは薄暗く、イヤフォン越しにも準備の音が響いていた。
着替え終わっていて座り込むわけにもいかず、俺は立ったまま音楽を聴いていた。
スタジオのちょうど反対側で、メンバーがじゃれている。
見るともなくその光景を見ていると、目の前にフンの顔が現れた。
俺は音楽を止め、イヤフォンを外した。
『こっちにいたんだ』
口の動きで言っていることは分かったが、何の作業中なのか大きな音がしていて、声はほとんど聞こえなかった。
「まだかかりそう?」
できるだけ大きな声で尋ねる。
『え?』
それでも聞き取れなかったらしい。
俺はフンを引き寄せて、耳元で言った。
「まだ、時間、かかりそう?」
フンは振り向いて周りの様子を伺い、肩をすくめた。
『みたいだね』
俺はイヤフォンを完全に外し、コードをプレイヤーに巻きつけた。
「これじゃ会話もできない」
フンと同じようにスタジオを見渡し、思わず呟く。
『今、何か言った?』
俺に顔を向けて、フンが言う。
どうしてフンが喋ることはちゃんと俺に届くんだろう。
別に、と言う代わりに、俺は首を振る。
そう、と言う代わりに、フンは首を傾げた。
その姿を見て、思わず手が伸びる。
もう一度、頭を抱えるように引き寄せた。
『何?』
言葉にするつもりはなかったが、聞かれたので答えることにする。
「愛してる」
小さく言って、そのまま耳に口付けた。
着替え終わっていて座り込むわけにもいかず、俺は立ったまま音楽を聴いていた。
スタジオのちょうど反対側で、メンバーがじゃれている。
見るともなくその光景を見ていると、目の前にフンの顔が現れた。
俺は音楽を止め、イヤフォンを外した。
『こっちにいたんだ』
口の動きで言っていることは分かったが、何の作業中なのか大きな音がしていて、声はほとんど聞こえなかった。
「まだかかりそう?」
できるだけ大きな声で尋ねる。
『え?』
それでも聞き取れなかったらしい。
俺はフンを引き寄せて、耳元で言った。
「まだ、時間、かかりそう?」
フンは振り向いて周りの様子を伺い、肩をすくめた。
『みたいだね』
俺はイヤフォンを完全に外し、コードをプレイヤーに巻きつけた。
「これじゃ会話もできない」
フンと同じようにスタジオを見渡し、思わず呟く。
『今、何か言った?』
俺に顔を向けて、フンが言う。
どうしてフンが喋ることはちゃんと俺に届くんだろう。
別に、と言う代わりに、俺は首を振る。
そう、と言う代わりに、フンは首を傾げた。
その姿を見て、思わず手が伸びる。
もう一度、頭を抱えるように引き寄せた。
『何?』
言葉にするつもりはなかったが、聞かれたので答えることにする。
「愛してる」
小さく言って、そのまま耳に口付けた。
NYネタは書かねばなるまい。
2SeopかJaeliか、あるいはSoojaeか。
私はJS寄りなので、日曜の夜は寝れなかったし、正直胃がおかしくなってるけど、泣き顔が可愛すぎて未だにnynyが止まらないんだぜどうしよう。
2SeopかJaeliか、あるいはSoojaeか。
私はJS寄りなので、日曜の夜は寝れなかったし、正直胃がおかしくなってるけど、泣き顔が可愛すぎて未だにnynyが止まらないんだぜどうしよう。
JJの一人称は間違いなく「俺」。
で、KSは本当は「おれ」がいいんだ。
HMも本当は「俺」。
DHは「おれ」か「俺」。
SH、EL、JSは基本「俺」だけど「オレ」でも可。
KEだけは「僕」で。
SHとHMは対外的に「私」でもいいと思う。
あと「僕」なのはRWくらい。
基本は「俺」だよな。日本語喋るなら尚更。
で、KSは本当は「おれ」がいいんだ。
HMも本当は「俺」。
DHは「おれ」か「俺」。
SH、EL、JSは基本「俺」だけど「オレ」でも可。
KEだけは「僕」で。
SHとHMは対外的に「私」でもいいと思う。
あと「僕」なのはRWくらい。
基本は「俺」だよな。日本語喋るなら尚更。
とりあえず書いてみる。
本当は春がいいけど、韓国の新学期は3月。2月だと寒いなあ。
二人とも大学を出て、新生活を始める頃。
JJはこの街で大学に通って、地元で就職するために帰るところ。
YHは地元の大学を卒業して、この街で就職するために出てきたところ。
***
この街じゃなかったんだろうか。
だとしたら、初めてこの街を歩いたときの、あの強い既視感はなんだったんだろう。
初めて歩く道、初めて見る店、看板、信号、街路樹。
建物の隙間から見上げる空。
それなのに感じた、あの強烈な懐かしさ。
故郷にいる間に感じていた、あの長い長い違和感はなんだったんだろう。
よく遊んだ公園、通った学校、暮らした家。
馴染みの店と、常連客たち。
親切で優しい友人。
善良で愛情深い家族。
十数年を過ごし、見飽きたはずの町並み。
それなのに最後まで感じ続けた、あのよそよそしさ。
故郷から出てきて、この街こそが、自分のいるべき場所だと感じたのに。
それともやっぱり、この街じゃなかったんだろうか。
この街にいると感じる、この渇きはなんなのだろうか。
時を過ごせば過ごすほど強くなる、既視感と同じくらいの欠落感。
故郷にいたときとは比べ物にならない、苦しいほどの空虚感。
この街がその場所なら、どうして心が半分なくなったような思いが消えないんだろう。
この街はもしかしたら似ているだけで、本当のその場所は別のどこかにあるのかもしれない。
あるいは。
いるべき場所なんてものは、別にないのかもしれない。
*
「うん、もうすぐ飛行機に乗るところ」
よく晴れた冬の空をガラス越しに見上げて、俺は答える。
ターミナルから街は見えず、空調の効いた屋内では季節感もない。
地元に戻ることを決めてからは何かと忙しく、家族とは久しぶりの電話だった。
「寂しいよ。たぶんもう来ることもないだろうし」
大好きな街だけど、またこの空港を訪れることはない気がした。
大学の友人たちも、皆が皆この街に残ったわけではないし。
電話の向こうでは、驚きの声が上がる。
「ああ、うん、そうだね。たまには観光しにきてもいいね」
この街の観光名所はほとんど回った。
人に言わせると、他地方出身者の方が詳しくなるらしい。
確かに自分も、故郷の名所はあまり知らない。
「わかったよ。俺が案内してあげる」
気付くと、案内板の表示が「GO TO GATE」に変わっていた。
また後で、と告げて電話を切ると、荷物を持つ。
ほとんど先に送ってしまったので、身の回りのものだけだ。
展望エリアを抜け、ゲートへ向かう。
その途中で、立ち止まって振り返る。
あの懐かしさを、少しだけ感じた気がして。
けれど空港というものは、きっといつもこうなのだろう。
街の近くにあって、でも街ではない。
ほんの僅か地元の街の空気があって、残りはむしろ他の空港に似ている。
希釈された既視感というのも奇妙なものだった。
ため息をついて、前を向く。
歩き出せば、自然と心も軽くなる。
慣れ親しんだ故郷。
家族と友人たち。
新しい生活。
そして、この胸の空虚にさよならを。
「あの、すみません」
突然の声に呼び止められ、俺は再び振り向いた。
「どこかでお会いしたことありませんか」
目に飛び込んできたのは、初めて見る、懐かしい笑顔だった。
本当は春がいいけど、韓国の新学期は3月。2月だと寒いなあ。
二人とも大学を出て、新生活を始める頃。
JJはこの街で大学に通って、地元で就職するために帰るところ。
YHは地元の大学を卒業して、この街で就職するために出てきたところ。
***
この街じゃなかったんだろうか。
だとしたら、初めてこの街を歩いたときの、あの強い既視感はなんだったんだろう。
初めて歩く道、初めて見る店、看板、信号、街路樹。
建物の隙間から見上げる空。
それなのに感じた、あの強烈な懐かしさ。
故郷にいる間に感じていた、あの長い長い違和感はなんだったんだろう。
よく遊んだ公園、通った学校、暮らした家。
馴染みの店と、常連客たち。
親切で優しい友人。
善良で愛情深い家族。
十数年を過ごし、見飽きたはずの町並み。
それなのに最後まで感じ続けた、あのよそよそしさ。
故郷から出てきて、この街こそが、自分のいるべき場所だと感じたのに。
それともやっぱり、この街じゃなかったんだろうか。
この街にいると感じる、この渇きはなんなのだろうか。
時を過ごせば過ごすほど強くなる、既視感と同じくらいの欠落感。
故郷にいたときとは比べ物にならない、苦しいほどの空虚感。
この街がその場所なら、どうして心が半分なくなったような思いが消えないんだろう。
この街はもしかしたら似ているだけで、本当のその場所は別のどこかにあるのかもしれない。
あるいは。
いるべき場所なんてものは、別にないのかもしれない。
*
「うん、もうすぐ飛行機に乗るところ」
よく晴れた冬の空をガラス越しに見上げて、俺は答える。
ターミナルから街は見えず、空調の効いた屋内では季節感もない。
地元に戻ることを決めてからは何かと忙しく、家族とは久しぶりの電話だった。
「寂しいよ。たぶんもう来ることもないだろうし」
大好きな街だけど、またこの空港を訪れることはない気がした。
大学の友人たちも、皆が皆この街に残ったわけではないし。
電話の向こうでは、驚きの声が上がる。
「ああ、うん、そうだね。たまには観光しにきてもいいね」
この街の観光名所はほとんど回った。
人に言わせると、他地方出身者の方が詳しくなるらしい。
確かに自分も、故郷の名所はあまり知らない。
「わかったよ。俺が案内してあげる」
気付くと、案内板の表示が「GO TO GATE」に変わっていた。
また後で、と告げて電話を切ると、荷物を持つ。
ほとんど先に送ってしまったので、身の回りのものだけだ。
展望エリアを抜け、ゲートへ向かう。
その途中で、立ち止まって振り返る。
あの懐かしさを、少しだけ感じた気がして。
けれど空港というものは、きっといつもこうなのだろう。
街の近くにあって、でも街ではない。
ほんの僅か地元の街の空気があって、残りはむしろ他の空港に似ている。
希釈された既視感というのも奇妙なものだった。
ため息をついて、前を向く。
歩き出せば、自然と心も軽くなる。
慣れ親しんだ故郷。
家族と友人たち。
新しい生活。
そして、この胸の空虚にさよならを。
「あの、すみません」
突然の声に呼び止められ、俺は再び振り向いた。
「どこかでお会いしたことありませんか」
目に飛び込んできたのは、初めて見る、懐かしい笑顔だった。
あるいは冬のソナタのあの人。
転生パラレルのひとつのような、正反対なような。
転生パラレルのひとつのような、正反対なような。
女性に対する趣味は、あまり似ていないと思う。
小柄な人がいい、とか、礼儀正しい人がいい、とか、そういうことではなく、単純に、顔の好みが。
『スヒョン兄の好きそうなタイプだね』
眺めていた雑誌を隣から覗き込み、フンが言った。
「どの娘?」
開いていたのは、最近デビューしたガールズグループの特集ページだ。
中央に大きく集合写真が載っている。
『左から二番目の娘』
見てみれば、確かに好みの顔だった。
「本当だ」
でしょ、とフンは得意気な笑みを浮かべた。
俺は同じ写真の、別のメンバーを指差す。
「フンミンならこの娘だろ?」
フンは改めて雑誌に目を落とす。
真剣に全員を見比べて、最後には頷いた。
『うん、この中ならそうだね』
当ったことに満足して、俺も笑顔になる。
「だろ」
フンは顔をあげて、大げさに賞賛してみせた。
『さすがスヒョン兄だ』
それでも悪い気はしない。
「愛するフンミンのことなら何でも分かります」
胸を張った俺に、フンはまた笑った。
『僕も愛するスヒョン兄の好みを当てました』
俺は姿勢を戻したフンの頭をなでる。
「よくできました」
それから肩に腕を回した。
「もうひとつ当ててみて」
フンは怪訝そうな顔になる。
『もうひとつ?』
俺は雑誌を閉じた。
「もうひとつ、俺の好みのタイプ」
フンは、納得した、と言う代わりに何度か頷いた。
その表情は変わらずに、顔だけが近付く。
額がぶつかるまで数cmというところで動きをぴたりと止め、フンは自信に満ちた声で言った。
『僕でしょう?』
俺はその答えに満足して笑みを作る。
「当たり」
フンが目を閉じるのを待って、俺は目を開けたまま、静かに口付けた。
小柄な人がいい、とか、礼儀正しい人がいい、とか、そういうことではなく、単純に、顔の好みが。
『スヒョン兄の好きそうなタイプだね』
眺めていた雑誌を隣から覗き込み、フンが言った。
「どの娘?」
開いていたのは、最近デビューしたガールズグループの特集ページだ。
中央に大きく集合写真が載っている。
『左から二番目の娘』
見てみれば、確かに好みの顔だった。
「本当だ」
でしょ、とフンは得意気な笑みを浮かべた。
俺は同じ写真の、別のメンバーを指差す。
「フンミンならこの娘だろ?」
フンは改めて雑誌に目を落とす。
真剣に全員を見比べて、最後には頷いた。
『うん、この中ならそうだね』
当ったことに満足して、俺も笑顔になる。
「だろ」
フンは顔をあげて、大げさに賞賛してみせた。
『さすがスヒョン兄だ』
それでも悪い気はしない。
「愛するフンミンのことなら何でも分かります」
胸を張った俺に、フンはまた笑った。
『僕も愛するスヒョン兄の好みを当てました』
俺は姿勢を戻したフンの頭をなでる。
「よくできました」
それから肩に腕を回した。
「もうひとつ当ててみて」
フンは怪訝そうな顔になる。
『もうひとつ?』
俺は雑誌を閉じた。
「もうひとつ、俺の好みのタイプ」
フンは、納得した、と言う代わりに何度か頷いた。
その表情は変わらずに、顔だけが近付く。
額がぶつかるまで数cmというところで動きをぴたりと止め、フンは自信に満ちた声で言った。
『僕でしょう?』
俺はその答えに満足して笑みを作る。
「当たり」
フンが目を閉じるのを待って、俺は目を開けたまま、静かに口付けた。
前に書いたカメラマンKSのパラレルワールドでは、Elvinは米韓で遠恋中だったり、SHがライブハウス経営してたりする。
こんな感じ。
KS スチールカメラマン。JSと同居。
JS 営業もするSE。KSと同居。
SH ライブハウス経営者。HMと同居。
HM ジムトレーナー。SHと同居。
EL 商社に勤務。米国在住。
KE グラフィックデザイナー。DHと同居。
DH プロダクトデザイナー。KEと同居。
「天使の贈りもの」自体はU-KISSな7人なんだけど、パラレルの方が「二人の間の子」を持つ可能性は高いんじゃないかと考えてみた。
2Seop編:
キム・ソンイン。Kim Sung In。KSの血縁。
KSの親戚の女性が金姓の人と結婚し、SIを産み、離婚。
その後、女手ひとつで子育てしていた。KSとJSも手伝いつつ仲良くしてた。
ある日、その女性が事故で突然亡くなってしまい、2人がSIを引き取ることに。
この時点で数え7歳くらい。ちょうど小学校に上がる頃。
金姓なのも下の名前も偶然。でも行列字は使ってないと思う。
ここまで書いて思ったけど、この実母はレズビアン・マザーだったかもしれない。
それにしても、SIがELたちのことを知らなかったのはおかしいよね。
Elvin編:
ライアン・キム。Ryan Kim。ELの実子。韓国名は何がいいかな。
アメリカで暮らすELを、ある日ソーシャルワーカーが訪ねてくる。
曰く、あなたには子供がいて、母親が育てられなくなったので、引き取らないか、と。
あるいは、母親が突然現れて、あなたの子よ、と置いて去る。
心当たりがなくはないEL。海の向こうでキレるKE。
でも結局はRYを引き取る。この時点で満4歳くらいかな。
しばらくアメリカで暮らしていたが、EL移住に伴い韓国へ。
独り立ちしたDHと入れ替わりに、KEと3人で暮らすようになった。
こういう話は結構あるけど、元ネタはBilly GilmanのOklahomaで一応。
Soohoon編:
ヨ・ドンファ。Yeo Dong Hwa。SoohoonもDHも血縁ではない。
3人の中で唯一「母」と同じ姓を持つ。
通常の手順に則って養子を取った。このとき数え5歳くらい。
なんでSHじゃなくてHMだったかというと、職がまだ安定してたからというのと、やっぱり家族を持ちたがったのがHMだからだろうな。
観察力があってのんびり屋。もともとの性分か、引き取られるまでの環境でそうなったのかは不明。
SHの仕事場の近くの家で3人暮らし。将来の夢は「学者」か「楽器を演奏する人」。
もし子供たちがいた「未来」がこっちなのだとすると、レシートをファイルしたJSは結局その後SIには会えないよな。他のメンバーもそうだけど。
こんな感じ。
KS スチールカメラマン。JSと同居。
JS 営業もするSE。KSと同居。
SH ライブハウス経営者。HMと同居。
HM ジムトレーナー。SHと同居。
EL 商社に勤務。米国在住。
KE グラフィックデザイナー。DHと同居。
DH プロダクトデザイナー。KEと同居。
「天使の贈りもの」自体はU-KISSな7人なんだけど、パラレルの方が「二人の間の子」を持つ可能性は高いんじゃないかと考えてみた。
2Seop編:
キム・ソンイン。Kim Sung In。KSの血縁。
KSの親戚の女性が金姓の人と結婚し、SIを産み、離婚。
その後、女手ひとつで子育てしていた。KSとJSも手伝いつつ仲良くしてた。
ある日、その女性が事故で突然亡くなってしまい、2人がSIを引き取ることに。
この時点で数え7歳くらい。ちょうど小学校に上がる頃。
金姓なのも下の名前も偶然。でも行列字は使ってないと思う。
ここまで書いて思ったけど、この実母はレズビアン・マザーだったかもしれない。
それにしても、SIがELたちのことを知らなかったのはおかしいよね。
Elvin編:
ライアン・キム。Ryan Kim。ELの実子。韓国名は何がいいかな。
アメリカで暮らすELを、ある日ソーシャルワーカーが訪ねてくる。
曰く、あなたには子供がいて、母親が育てられなくなったので、引き取らないか、と。
あるいは、母親が突然現れて、あなたの子よ、と置いて去る。
心当たりがなくはないEL。海の向こうでキレるKE。
でも結局はRYを引き取る。この時点で満4歳くらいかな。
しばらくアメリカで暮らしていたが、EL移住に伴い韓国へ。
独り立ちしたDHと入れ替わりに、KEと3人で暮らすようになった。
こういう話は結構あるけど、元ネタはBilly GilmanのOklahomaで一応。
Soohoon編:
ヨ・ドンファ。Yeo Dong Hwa。SoohoonもDHも血縁ではない。
3人の中で唯一「母」と同じ姓を持つ。
通常の手順に則って養子を取った。このとき数え5歳くらい。
なんでSHじゃなくてHMだったかというと、職がまだ安定してたからというのと、やっぱり家族を持ちたがったのがHMだからだろうな。
観察力があってのんびり屋。もともとの性分か、引き取られるまでの環境でそうなったのかは不明。
SHの仕事場の近くの家で3人暮らし。将来の夢は「学者」か「楽器を演奏する人」。
もし子供たちがいた「未来」がこっちなのだとすると、レシートをファイルしたJSは結局その後SIには会えないよな。他のメンバーもそうだけど。
Josie and the Pussycats(という架空のガールズバンド)のPretend To Be Nice。
付き合ってないのでサビだけ。
当然JS→KE。
CPってみようシリーズは恐らくKEが最後になるので、そこまで続いたら書くかも。
こんな可愛くはならないだろうけど。
付き合ってないのでサビだけ。
当然JS→KE。
CPってみようシリーズは恐らくKEが最後になるので、そこまで続いたら書くかも。
こんな可愛くはならないだろうけど。
姿が見えなくなったと思ったら、一人で食器を洗っていた。
「手伝おうか」
シンクの前に立ったフンに近付きながら声をかけた。
『ありがとう。でもイライは作ってくれたから』
すっかり手伝うつもりで腕まくりした俺が固まるのに気付いて、フンは笑った。
『分かったよ。じゃあ、お願い』
俺も笑顔で、オーケイ、と答え、隣に立つ。
フンがスポンジで食器を洗い、俺は洗われた食器の泡をすすいでいく。
「よい子組はもう寝に行ったよ」
ふと思い出して、フンに伝える。
2人が部屋を去るとき、いなくなっていることに気付いたのだ。
『悪い子組は?』
早寝組にすればよかったか、と思ったがもう遅い。
「まだ3人でゲームしてる」
俺が答えると、フンはため息を吐いた。
『ジェソプはともかく、スヒョン兄とドンホは早く寝て欲しいな』
最後の食器を洗い終えて、フンは手を止める。
俺はそれを受け取って泡を流し、水を切ってシンクの籠に並べる。
「明日も早いのに?」
フンが手を洗う間に、俺は棚からクロスを出す。
それからまた二人で並んで、食器を拭き、重ねていく。
『まあ、朝イチからじゃないけど』
全部拭き終わったら、水分が残っていないことを確認しながら棚に戻す。
7人分とはいえ、2人でやれば大した時間はかからない。
『僕ももう寝ようかな』
片付け終わると、フンは大きく伸びをした。
『イライは?』
向けられた視線に、居心地の悪さを感じながら答える。
「んー、俺はもう少し」
意外にもフンは微笑んだ。
『早めに休んでね、悪い子組のイライさん』
キッチンから出ようとするフンを、思わず引き止める。
廊下の向こうに、3人がはしゃぐ声が聞こえる。
何、と目だけでフンが問いかける。
「おやすみ、よい子組のフンミンさん」
悪い子組に気付かれないように、そっと抱き寄せてキスをした。
「手伝おうか」
シンクの前に立ったフンに近付きながら声をかけた。
『ありがとう。でもイライは作ってくれたから』
すっかり手伝うつもりで腕まくりした俺が固まるのに気付いて、フンは笑った。
『分かったよ。じゃあ、お願い』
俺も笑顔で、オーケイ、と答え、隣に立つ。
フンがスポンジで食器を洗い、俺は洗われた食器の泡をすすいでいく。
「よい子組はもう寝に行ったよ」
ふと思い出して、フンに伝える。
2人が部屋を去るとき、いなくなっていることに気付いたのだ。
『悪い子組は?』
早寝組にすればよかったか、と思ったがもう遅い。
「まだ3人でゲームしてる」
俺が答えると、フンはため息を吐いた。
『ジェソプはともかく、スヒョン兄とドンホは早く寝て欲しいな』
最後の食器を洗い終えて、フンは手を止める。
俺はそれを受け取って泡を流し、水を切ってシンクの籠に並べる。
「明日も早いのに?」
フンが手を洗う間に、俺は棚からクロスを出す。
それからまた二人で並んで、食器を拭き、重ねていく。
『まあ、朝イチからじゃないけど』
全部拭き終わったら、水分が残っていないことを確認しながら棚に戻す。
7人分とはいえ、2人でやれば大した時間はかからない。
『僕ももう寝ようかな』
片付け終わると、フンは大きく伸びをした。
『イライは?』
向けられた視線に、居心地の悪さを感じながら答える。
「んー、俺はもう少し」
意外にもフンは微笑んだ。
『早めに休んでね、悪い子組のイライさん』
キッチンから出ようとするフンを、思わず引き止める。
廊下の向こうに、3人がはしゃぐ声が聞こえる。
何、と目だけでフンが問いかける。
「おやすみ、よい子組のフンミンさん」
悪い子組に気付かれないように、そっと抱き寄せてキスをした。