福島県二本松市の米が予備調査で1kg当たり500ベクレルだった。ということで福島県産米は危ないってイメージが出来てしまったようだけど。
結局本調査では470ベクレルで県は安全宣言を出しました。
でもこれだけ見ると安心は出来ないでしょうね。
え?じゃあ470ベクレルのものが出回るのって思ってしまう人もいるかも。
でも実際には本調査結果1174検体の内964検体(82.1%)では放射性セシウムは検出されず。203検体は(17.3%)では100ベクレル未満。残りの6検体(0.5%)が100ベクレル以上200ベクレル未満。結局200ベクレル以上の放射性セシウムを検出したのは問題の旧小浜町の1検体のみ。この1検体と同じ条件で栽培された9アール400kgは県が買い上げるから実際には市場には出回りません。


詳しくは福島県ホームページ参照
福島県米放射性物質調査本調査結果
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/contents?CONTENTS_ID=25325

この結果を見る限り少なくとも米に関しては1kg当たり100ベクレル未満に規制値を下げるくらいした方が売れそうな気がしますが。

10/9 福島県もりの案内人の会で「放射線量等についての勉強会」と題して

河津賢澄 先生 
「福島大学大学院共生システム理工学研究科 
研究プロジェクト型実践教育推進センター 特認教授」

の講義を聴いてきました。
この先生はもともと放射線の方が専門で県庁で福島原発の管理も担当していたそうで。
今回の予備調査で500ベクレル検出って言うのは県にとっては大誤算だったようです。
もともと放射線量が高いところは作付けが禁止されたので。
実際500ベクレル検出された田んぼの写真も見ましたが。
棚田の3段になった部分の2段目だったそうで。上の田んぼも下の田んぼも検査したけれど非常に低い値しか出なかったそうです。
この話を聞くまではてっきり水が汚染されていたためだと思っていたのですが。どうやらこの問題の米が検出された部分は土壌改良のために砂が多く入った土地だったようでそれが悪く出てしまったようです。
粘土質だと土に吸着するセシウムが砂地だったために、稲に吸収されるセシウムの量が増えてしまったようだと。もちろんそれだけで説明されるものでは無いでしょうし、詳しくは今調査中です。
調査は玄米で行われます。市場に福島県産米が出回るときには精米されるはずで、更にセシウムの量は下がります。
そう考えれば健康に被害が出るレベルには無い。と言うのが県の思惑のようなのですが・・・。問題は市場がそう考えてはくれなさそうってことで・・・。

9/4 福島県立医科大学医学部救急医療学講座 主催
福島救急医療シンポジウムに行ってきました。

http://www.minyu-net.com/news/topic/0905/topic2.html
福島民友ニュース

始めに断っておきますが。私は医療関係者ではなく、福島市の一般市民ですので。医学について専門知識があるわけではありません。
偏った見方になるかもしれませんので、読む前にご了承ください。

9/10に福島救急医療シンポジウム1の日記を書いたっきり。
続く書きながら忙しかったのと体調を崩してしまったのとで続いていませんでした。
まあ。期待していた人もいないでしょうが。
一応自分が気になっていたので。自分のために続きを書いておきましょう。

シンポジウム 東日本大震災を経験して
~福島県救急医療の現場から~

2、救急医から見た原子力災害~福島医大の取組み~
  長谷川有史(福島県立医科大学救急医療学講座助教)

震災直後福島医大のある県北地方は建物倒壊などの被害が少なく。結果的に軽傷者を含め4日間で180件くらいの診療で、ほぼ通常と変わり無いレベルだったそうです。
とは前回の日記にも書きましたが。実際福島市周辺は震災直後激しい揺れに見舞われたもののまだ落ち着いていました。停電・断水はあったもののけが人などは少なく。私も震災で怪我をした人には1人も会っていません。
その辺が阪神大震災と非常に異なるところらしい。
今回の震災と阪神大震災とでは死者数の比較で約3倍。
でも量だけでなく質についても見るとまったく状況が異なる。
つまり阪神大震災では建物の倒壊による重軽傷者が多かった。
一方で今回の震災は津波での死者が大部分のため(次に多かったのが山崩れ土砂崩れに巻き込まれた死者)生きるか死ぬか。死者に比べて怪我人が少なかった。
福島の場合大変だったのは15日以降。急激に上昇した放射線量に医大の先生方でさえ状況がわからず。順番に泣き崩れたと・・・。
・・・・素人の私でも16日の県のホームページで県内7方部の放射線量を確認して「あ~風向きで放射能汚染物質がこっちに来たか・・・」と思ったくらいだから医大の医師たちならもう少し冷静に状況分析できたと思っていたのですが・・・。実際は違ったようです。
また、医大にもテレビで報道されている以上の情報は入らなかったそうです。
この辺の話は長崎大学からきた山下俊一教授の話からもうかがえます。まったく浮き足立っていた。とコメントされてましたがその通りだったらしい。
どうも福島医大は福島原発で事故が起こるって想定をあまりしていなかったのでは?と思えてならない。
また。福島医大にはホールボディカウンターが1台あるものの県民の調査はしていなかった。このことについては、福島原発で放射線被曝した患者を受け入れホールボディカウンターで検査したため、ホールボディカウンター自体が軽度ながら汚染されているので、ほとんど被曝していない福島市周辺の住民を検査すると正確な数値が出ない。との説明がありました。
そして。福島医大の医師たちが双相地区へ向かったのは5月に入ってからだったそうです。そこであった人達からは「遅すぎる」と非難されたそうです。双相地区では消防・警察・自衛隊員など20km圏内へ避難誘導のために入った人達が「ばい菌扱いされた」と。差別された話を聞かされたそうです。

3.災害時におけるドクターヘリの実際。
  塚田 泰彦(福島県立医科大学救急医療学講座助教)

震災時全国のドクターヘリ21台中16台が東日本大震災の被災3県に回されたそうで。内8台が福島県立医大を拠点に活動したそうです。(残りは岩手県似派遣されたそうです。)
このドクターへりが双相地区から医大へそこで治療できない患者を県外へ搬送していたそうです。
(確かに1月くらいは毎日ヘリの音は響いていた・・・。)
ただ原発から30km圏については飛行禁止区域されたため入れなかったと。
4月になってこのことが報道されてからだと思いますが。厚生労働省からドクターヘリについては例外と通知が来たそうです。これを受けて20kmから30kmについてもドクターヘリを飛行させるようになったのは5月に入ってから。また20km圏内については厚生労働省からの指示があるそうですが。医大の方で9月現在入らないとしているそうです。これについてはドクターヘリは県民の財産であり、放射能に汚染されてしまうとそれ以降使用ができなくなるため。と説明していました。
・・・・20km圏内は住民が避難しているためドクターヘリの要請があるとすれば原発作業員か一時帰宅した住民と言うことになりますが。
万が一原発作業員が被曝等緊急でドクターヘリを呼んだとしても救急車で20km県外に出ないとドクターヘリにも乗れないと・・・。


4・原発事故における救急医学会の活動
  森村 尚登(横浜市立大学病院高度救命救急センター教授)

救急医学会の活動について各大学病院との連携についての説明がありましたが専門的過ぎて私にはついていけませんでした。すみません。

ただ救急医療の問題について。
今回の震災では通信が途絶してしまったために。
津波で大きな被害が出た双相地区でどれだけ通じなかった救急の依頼があったのか。それについては9月時点でまだまったくわかっていないとのことでした。


最後に今後の課題について。シンポジウムで発表した先生からコメントがありました。
9月現在でなおSPEEDIについてどこが責任を持って発表するかまだ決まっていない。
またヨウ素剤の配布についてもどのような手順で行うかまたどの時点で誰がヨウ素剤を飲む指示をするかまだ決まっていない。
と説明していました。

ヨウ素剤については私が知っている限りいわき市と三春町が配布したと聞いています。
原発から20km圏内の市町村住民については原発事故前に避難しているはずなので健康被害が出る確率は低い。むしろ20km圏外の浪江町西部。南相馬市の西部・葛尾村あたりで屋内退避していた人の方が健康被害が出る確率は高いはずですが。浪江町ではヨウ素剤の配布はなかった。
この件について三春町の町長は町議会との連携がうまくいったため迅速に配布できたとコメントしていました。
浪江町の場合震災直後に避難指示が出て20km圏内の人はばらばらに避難していたためにヨウ素剤配布まで手が回らなかったのか。詳しい状況はまだ公表されていません。
ただ原発事故の更なる拡大の危険性は小さくなったもののまだ完全に終息していない段階。早急に決めるべきことがまだ決まっていないところに政府の混乱が垣間見えます。復興計画以前の問題じゃないのか・・・・?

全体的な感想として。医大の先生は頑張って震災直後の医療活動をしました。って言ってるような。
それを否定するつもりも無いし。あの混乱の中で出来なかったことを批判するのは酷だとも思う。
けれど一方で何が足りなかったのか。それを検証する姿勢がなければ次の震災でも同じことが起こるそう思えてならない。


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福島の花火が愛知で射能の影響により打ち上げ中止。

たった20通の批判で?と最初は思ったけど。

普通だったら1つのイベントに20通も批判メールや電話が来ることは無いと思う。

普通の対応をしたってことなのかな。と思った。

きっと担当者にとってたぶん誤算だったのは、この記事が全国版に載って全国から批判が殺到したこと。

愛知の人達がみんな反対したわけでも無いのに、愛知県批判もあるってすごく残念。

福島や被災地のことを応援してくれた友人が愛知には何人もいるのでなおさら。

花火の放射能を測定した結果、微量で環境に影響が出る怖れが無いため再度打ち上げを検討するそうです。

花火に含まれる成分にはもともと微量の放射能が含まれています。

福島でない花火も放射能の検査をしたらどうなるか検査してもらいたい気もします。

放射能の影響についてもっと知識があれば防げたはずの中止決定。

公共の自治体であれば安易に中止を決めるのではなく、市民への説明も必要でしょう。

一方でそんなめんどうな手間をかけるくらいなら、初めから福島の物産を扱う復興イベントを計画しない。

そんな人が出ないことを切に祈っています。


台風が去ってお彼岸の3連休からようやく秋晴れになりました。福島もコスモスの映える秋です。
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お彼岸には毎日御膳を作って仏壇にお供えする。今日は中日。あんことずんだのおはぎを作り朝から天ぷらを揚げて仏様にお供え。そのあとお墓参り。それで力尽きた
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福島から持ってきたお土産です。
玄宰は会津・末廣酒蔵の大吟醸。高いけどすっごくフルーティで香り高くて美味しいです。
大七純米は二本松大七酒蔵のお酒。米の香り飲ん兵衛ご推薦。
ももとろは二本松奥の松酒蔵。ももの香りがいっぱいオレンジジュースと合わせても美味しいです。
桑折町の桃は今年最後の品種確か【夕空】。割と長持ちする品種らしい。福島地元では採りたての歯ごたえがあって甘い桃が好まれます。特に子供には。産地でないと味わえない美味しさ。
梨は福島産、豊水。甘くみずみずしいのが特長です。
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昨夜ようやく弘前に着きました。友達のお家にお泊り。昨夜のお酒は福島のお酒金水晶純米吟醸。酒の肴は飯坂温泉ラジウム玉子と川俣シャモの燻製。
金水晶純米吟醸は、少し甘口で香りがよくて飲みやすいです。300ml確か525円安くて美味しい。川俣シャモは川俣町特産。でも川俣町の一部が計画的避難指示にひっかかって売上激減。飯坂温泉ラヂウム玉子も半熟卵で美味しくて消化にいいです。でもラヂウムって名前がわるくて売れなくなったそうです。せっかく美味しいからPR頑張るぞ!
19日に青森県浪岡から福島市に帰る予定。帰り道石巻のいとこを訪問するついでに海岸沿いを走ろうと復興支援地図見てます。昭文社税込千円寄付金込み。津波の被害を受けた地域が地図で示されてます。どこの道帰ろうか。
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9/4 福島県立医科大学医学部救急医療学講座 主催
福島救急医療シンポジウムに行ってきました。

http://www.minyu-net.com/news/topic/0905/topic2.html
福島民友ニュース

始めに断っておきますが。私は医療関係者ではなく、福島市の一般市民ですので。医学について専門知識があるわけではありません。
偏った見方になるかもしれませんので、読む前にご了承ください。


教育講演は「放射線の影響を考える」
     講師:熊谷 敦史先生
     (長崎大学病院 永井隆記念国際ヒバクシャ医療センター)


      放射線の基本的な性質や、チェルノブイリ事故による
      健康被害のデータなどについて解説しました。

 福島医大で実際に医療活動した上で原発事故直後の福島市に滞在し、その後のご自身の尿中の放射性セシウムの数値から健康被害が出ることは少ない。とのお話でした。
全体的に放射線障害についてはそれほど心配いらないという話でしたが。
今回医療関係者以外の一般の福島市民で公聴している人は人は少なかったようです。一般市民が聞いて安心するかと言うと・・・。
福島市はまだしも。更に放射線量が高かった浪江町や飯館村に残っていた人達のことについて言及されなかったのが残念でした。

放射線の健康被害等この講演について知りたかった人ごめんなさい。
体調が悪くて途中寝てしまったので。あんまりコメントできません。

 
シンポジウム 東日本大震災をけいけんして 
            ~福島県救急医療の現場から~

1.福島県におけるDisaster Medical Assistance Team(DMAT)活動
        島田 二郎(福島県立医科大学救急医療学講座講師)


震災直後の福島県内のDMATの活動について。
DMATとは「災害急性期に活動できる機動性を持った トレーニングを受けた医療チーム」と定義されており
 医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チーム。
震災直後。福島医大に設置されたそうです。
全国から70チーム350人が集結し。医療活動に従事した。
・・・・しかし。震災直後福島医大のある県北地方は建物倒壊などの被害が少なく。結果的に軽傷者を含め4日間で180件くらいの診療で、ほぼ通常と変わり無いレベルだったそうです。
そのため通常48時間で解散するDMAT活動を4日間の活動で15日に解散。
その後原発事故による避難者の急増で17もしくは18日(島田先生の発言。)に再召集したそうです。

福島市に住んでいた私から見ると。3月15日から放射線量が急増。最大値で1時間当たり24μシーベルトを観測したためそこからがひどい状況になったため15日になぜ解散?と思うところですが。DMATは48時間の救急医療を目的としているため、4日間の活動は限界に近かったと言うことでした。

患者たちの受け入れ態勢を持っていた医大に患者が少なかった一方で。
双葉総合病院の患者さんたちは行き場が無く各地を転々として。いわき明星高校体育館に収容された。無理な移動と寒さにより。21人が亡くなったそうです。移動の際のバスと収容された体育館の様子が写真で出ましたが。
体育館の床の上に直接敷いた布団に寝かされていたのでは普通の人でも体調を崩して当然と言う気がしました。


続く
久しぶりに快晴晴れ爽やかな秋風。
ってことで今夜は昨日のうちに浄土平天文台から手伝い依頼がきた。
9月に入ったので夜間公開は7時から9時。寒いペンギンからスキーウェア持っていくか。
残業あると会社から直行!?きつい