NHKスペシャルで今日3.11の映像を見た。福島県内各地のあの日の映像を見たのは初めてだったかもしれない。あの日福島市の広範囲で停電だったから。それに当日はラジオも岩手や宮城の事しかやってなかったし。 福島では当初は須賀川の藤沼湖の決壊と白河の土砂崩れについて繰り返してた。


10年以上前。岩手県三陸海岸に旅行に行った。海岸近くに明治三陸津波について30m以上の津波が来たと説明があった。10階建てのビル以上の高さ。自分なら逃げられない!!と思った。でもそれは岩手県特有のリアス式海岸のせいで。なだらかな海岸線のをもつ福島県では、せいぜい数mの津波しかこないと思い込んでいた。

福島県内の津波被害がわかってきたのは13日。南相馬市で家屋数百棟が流された。とか浪江町で行方不明者がでてると・・。その時にはもうその地区は原発事故で立ち入り禁止になっているのを知っていたから。なすすべもなくパニックになるのをこらえてた。


13日の午前中。地震で被害を受け福島市の南東部にある蓬莱の小学校に避難していた友人からメールが来た。双葉町の病院の人たちが集団で避難してきた・・・・小学校の体育館に。そのあと続々と南相馬市・浪江町の人たちが福島市にも避難してきた。少しでも原発から離れようとして。避難所を転々としていた。そして福島市の人たちが逃げ出した。ガソリンが続く限り。使える人はタクシーや高速バスを使って。


福島市の東からみんな原発事故で避難してきた。北は宮城で大きな被害が出ていたから避難するのは問題外。南に逃げるほどガソリンはなかった。西は雪。多くの道路が冬季閉鎖中。かろうじて通れる道路に車が集中。その中にはノーマルタイヤしかない浜通りからの避難車両が混ざっているという恐怖。雪の降る中避難して、2010年のクリスマスに300台が立ち往生した道路で同様に立往生が起きたら命に関わると思った。
地震で電話回線も不通になって。14日の夜までインターネットは使えなかった。


安全な避難所がどこかもわからなかった。福島市の避難所は避難してきた人がいっぱい。毛布だけで体育館に寝泊まりしていた。食事も当初十分にはなく。(避難所によって相当差があったけど)体調を崩しても。病院は重症者以外通常の患者は診てもらえなかった。放射線量が高いのは知っていても。
避難する危険の方が高いと判断した。この判断が間違っていたという人がいるなら。運悪く、家族全員風の病み上がり。70代の両親を抱えて。もっと安全に避難できた方法を教えてほしい。

東北の被害を尊い犠牲というのなら。現実にあったことから目をそむけずに。どうか。同じ間違いを2度と起こさないでほしい。


昨年12月4日福島市小鳥の森の1回目の除染にボランティアで参加しました。

福島市小鳥の森ホームページ
http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%CA%A1%C5%E7%BB%D4%BE%AE%C4%BB%A4%CE%BF%B9&lang=euc&prop=500&bypass=2&dispconfig=&tblattr=1


この日の参加者は約50名。
小鳥の森で定期的に開催している森林ボランティア関係の人が半数以上。
福島市の方も3名ほど参加。
(小鳥の森は福島市の施設。
運営は指定管理者制度で現時点では日本野鳥の会)
私は15年ほど前から小鳥の森に遊びに行く常連なので、
個人的に連絡が来ました。
50代から60代が中心。
男性が多い。


福島市小鳥の森 環境放射能測定値(12月)
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1920/2011/12/1920_1207.pdf

除染の前に小鳥の森の除染について福大の黒沢高秀先生から、
資料をいただきました。


以下に一部を掲載します。

福島の放射性物質
3月15日の雨で降下。土、屋根、壁、木などの表面に付着。
現在あるのは大部分セシウム134と147。
大部分は粘土や有機物に吸着。
植物はあまり吸収しない。吸収よりも付着由来。
屋内の放射線は窓(木造の場合は壁も)を通して地面から、および屋根から。

小鳥の森の放射性物質(γ線、Bq/Kb)
(2011年11月。簡易測定なので大まかな数字)

(以下順番にセシウム137、セシウム134、カリウム40自然由来)
腐葉土 3691,2987,2743  
竹の落ち葉 5673,4553,2265 
竹の生葉 検出限界以下,79,366 
アカマツの今年の落ち葉 557,448,340
コナラなどの今年の落ち葉 49,43,7
(今年=2011年)

腐葉土(去年以前の落ち葉)やコケ、地面表面
>>幹、枝や常緑樹の葉
>>今年の落葉樹の葉

小鳥の森の空中放射線量(γ線、高さ1m、2011年11月)
屋外の放射線量 ネイチャーセンター前 
道路中央1.599μSv/hr
道路山側2.698μSv/hr (周辺の放射大)

屋内の放射線量センター1階
中央0.171
テーブル付近0.355
北窓際(双眼鏡)0.583
南窓際(ストーブ)0.489
東窓側(研修室)0.701
センター2階
中央0.160(屋根から放射線小)

今日(2011.12.4)の除染の考え方
・利用人数×平均利用時間が高い所(被ばくの総量や平均値を下げる)
・放射線の飛び方(まっすぐ)飛距離(100m程度)
・労力、手間、時間。ボランティアでできる範囲。
・処理も重要。除染ではなく移染
(人の浴びないところに移動し、管理しやすい形で保管。)
→人通りが多いところや、センターのγ線源を除染
 昨年以前の落ち葉、側溝などにたまった土が目的
 (今年(2011年)の落ち葉は昨年以前の落ち葉をとるために一緒に取る)
落ち葉、腐葉土はあぶくまクリーンセンターへ
(灰や粉塵は市が保管)。土は中間処理施設ができるまで管理。

感想。
福島市周辺は2011.3.11時点でまだ落葉樹の芽吹きが始まっていなかったため、落葉樹では放射能汚染物質の大部分が地面に積もっていた落ち葉の上に降りました。
一方で竹林では葉があったため汚染された葉が初夏に落ち葉になりました。
(汚染されたからではなく、竹は初夏に落葉します。)
そのため2011.12月時点の小鳥の森ビジターセンター周辺の落葉樹林では、
夏を越えて腐葉土になった上にあまり汚染されていない落ち葉が積もっていました。
この日の除染はビジターセンター周辺の道路わきの側溝の土を集める。
周辺のアスファルト道路に積もった落ち葉を下の腐葉土とともにかきとる。
ビジターセンターに面した山際の落ち葉を腐葉土とともにかきとる。
ビジターセンター前のコンクリート面を水をかけながらブラシで流す。
以上の作業を50人で分担し、午前と午後計4時間程度かけて行いました。

実際の作業は道路上の落ち葉は乾いているものの落ち葉をいくらとってもあまり効果がないのは資料からもわかっているので、できるだけ腐葉土をまとめてとるようにするのが大変。
土の上の落ち葉は湿っていて重く、腐葉土をかきとるのも難しい。
集めた落ち葉と腐葉土は70Lのポリ袋に集めて200袋以上。
軽トラック3台分。
集めた落ち葉を軽トラックの上に載せて放射線量を計ると約5μSv/hr。
人工的にホットスポットを作ることに成功!?
それで下がった放射線量はビジターセンター前(屋外)で約0.4μSv/hr。
約2割減。

ただこれで安心して子供たちに来て。って言えるレベルでないことは確か。
一見無駄な努力のような気もするけど。
ビジターセンターのスタッフの方の話では、
ボランティアが除染したって事実が行政を動かすには必要だそうで。
除染ボランティアは無駄ではないそうです。


集めた落ち葉はあぶくまクリーンセンターで焼却処理。
処分料は当初小鳥の森が負担するのか?って言っていたけど。
あとで福島市から補助が出たそうで。約5万円かかったそうです。
この日はビジターセンター周辺の除染(移染)でしたが、
下の炭焼き小屋周辺の竹林の落ち葉を、次に葉が落ちてくる初夏までにどれだけ集められるか。現在の竹の落ち葉が汚染されているのがわかっているので筍が出る前にできるだけ終わらせたいところ。
継続して除染ボランティアを行う必要があります。

福島市四季の里ニューイヤーイルミネーションに行っていきました。

http://www.f-shikinosato.com/
2月19日(日)まで
17:30~21:00


今日は珍しく友人と3人で行ってきました。わーい(嬉しい顔)
冬の星空の下、すごく幻想的できれいなイルミネーション。


rigel88さんのブログ

rigel88さんのブログ




寒い中。私の写真撮りに付き合ってくれてありがとう。
本当は四季の里園内まわりたいところでしたが。
とにかく寒くて。
もっと厚着をして来週再チャレンジ?

2月11日になりました。

去年の今頃。
うちの会社はパニックになりました。

事の起こりは一昨年の12月。
ベテランの同僚が医師から入院手術(ノ゚ο゚)ノ!と言われたこと。
動脈瘤破裂の恐れがあるため予防的手術が緊急に必要との説明でした。
ただし、ベットの空きがないため手術は2月になる。
・・・・。
会計事務所の2月・・・。
確定申告を控え1年で一番の繁忙期。
うちの会社は公認会計士・税理士である社長含めたった6人の会社。
そこで社長に次ぐベテランSさんが抜けるって・・・(((゜д゜;)))!?
でも健康には代えられない。

Sさんは1月末に入院。
2月1日に某県立医大で手術。
予定より時間がかかったものの手術は成功と聞いていました。
当初の予定では2月20日ごろ退院。
2月中には会社に出社するはずでした。

そして3連休を控えた2月10日。
その電話が会社に入りました。
Sさんの奥さんから。
「主人が危篤です・・・。」「!!!?」
寝耳に水。想定外。
回復を祈り続けたけれど。
12日最後のお別れを・・・。と社長の奥様から電話が来て。
病院に駆け付けた時はもう意識もなく。
その日の夜。亡くなったと連絡が来ました。

それからの1週間は毎晩夜中に泣きながら目が覚めた(/TДT)/。
悲しいのとこれからどうなるか不安なのと。
何が何だかわからないまま突っ走った1月間。
文字通り泣きながら仕事してました。いろんな意味で。


引き継ぎもなしで引き継いだ得意先の仕事も。
震災後のどさくさの中。
必死で過ごした1年でした。

今日11日はSさんの1周忌法要です。
まだ。ときどきSさんが元気に帰ってきそうな気がするけど。

今はSさんのご冥福を心からお祈りしています。
Sさんどうか。ご家族のこと見守っていてください。
そしてうちの会社が3月15日の確定申告まで。
無事乗り切れますように。
見守っていてください。


そして夢でもいいから引継ぎして~~!!
福島の18歳以下無料治療を断念
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1893929&media_id=2

18歳以下無料もいいかと思ったけど。
よく考えたら、福島市や川俣町はもう15歳以下の子供は医療費無料だった。
18歳以下ということは3歳伸ばすだけ。
チェルノブイリの原発事故数年後に甲状腺がんが増えたことから子供の健康について不安になっている人が多い。
現在の福島県民の被曝量では甲状腺は増えないとも言われているが。
実際数年後になってみないとわからない。という部分はある。
チェルノブイリ事故からまだ四半世紀。
数十年後に出る他の病気の影響はまだこれから検証することになる。

子供に限らず全県民の医療費無料化は無理。
これから放射線被ばくが詳しく調査されるはず。
今までの公害裁判と同じような経過になれば、
被爆した放射線量の多寡により、原発事故の補償対象になるならないの線引きがされる。


放射線量が低いからという理由で補償から門前払いされたら納得がいかない。
それ以上に。たとえ少数でも原発事故のせいで病気になってしまうのは納得がいかない。

18歳かの子供に限った医療費無料化よりも、全県民の健康診断料無料化のほうがいい。


原発事故のせいで病気になるのは放射線被曝のせいばかりではない。
むしろ事故に伴う避難や生活環境の激変により、ストレスや生活習慣の変化に伴う健康被害が大きい。
避難している高齢者・障がい者・病人などすでに命を落としている人も多い。

以前このブログの中でも紹介したけれど
アカデミアコンソーシアム福島 
2011・12・11「ウクライナ・ベラルーシ視察報告会」
ここでの数々の視察報告はとても興味深いものだったけれど。
この日の報告よりも一番印象に残ったのは
1人の質問者の発言。
双葉町から避難しています。そう自己紹介したその人は次に
「原発による避難生活で隣組に所属していた人が今までに5人なくなりました。一刻も早くこの状況を改善してほしい。」


仮設住宅や借り上げ住宅などで生活している避難住民は、体を動かす機会が少なったり、周辺の人との接触が少なくなって孤立したりしていて。それでも避難中でお金を気にして病院への通院を減らす高齢者もいる。

被爆を気にして子供を外で遊ばせない。
運動量が少なくなったために食が細くなり福島県の小学1年生の身長・体重の増加が少なくなったという新聞記事も2011年中に出た。

福島県の人たちの心と身体にいろいろな問題が出てきている。
健康相談や心のケアにもっと資金が回った方がいい。


またこれから数は少ないとは思うが、先天性の障害を持つ子供が増える可能性もある。
原発事故に関係があるかどうかにかかわらず。
そんな子供たちと、その子供を育てる親が安心して暮らせる社会を作るためにお金を使う方がいい。

災害弱者を生まない社会。そんな福祉負けん!が作りたいと思う。
全国各地で大雪の被害。
福島でも雪が降っていますが。
福島市ではそれほど大雪被害は今のところありません。



私の家は福島市内でもやや積雪の多い地域ですが。
降ってもせいぜい20cmくらいかな。
低温で凍結の方が大変かも。
昨日は道路が凍結。
スケートリンク状態で昨日は会社に遅刻・・・。
会社まで片道4km通常12~13分の通勤時間が約50分がく~(落胆した顔)・・・。



それでも積雪にもいいところはあります。
雪が積もると放射線量が減ります。

福島県内7方部 環境放射能測定結果 1月の測定値
福島県ホームページより

http://www.pref.fukushima.jp/j/7houbu2012-0101-0131.pdf



これは雪(水)による放射線の遮断効果。
実際福島市は下記の資料にもみられるように、
ほとんど雪がなかった1月初めは約0.9μシーベルト/hだった放射線量が雪が本格的に積もり始めた1月20日過ぎから急激に下がり始め1月末には一時的にですが0.62μシーベルト/hまで下がりました。
(2/2現在約0.65μシーベルト/h)
あくまで雪による遮蔽効果ですから雪が降っただけでは下がりません。
放射線量が下がるには雪が積もらないとだめ。

だから福島市が一番変動幅が大きくなります。
浜通りの南相馬市やいわき市だとほとんど積雪がありません。
逆に会津地方だとずっと雪が積もったままなので変動しません。
福島市や郡山市は雪が積もりますが、積雪量自体が少ないので降り続けるのはせいぜい1~2日でその後はすぐ路面の雪がなくなります。
そのあと2日くらい天気がいいと屋根の雪が融けます。
それでも今は寒い日が続いているため屋根の上の雪がまだ残っているのでその分放射線量が少なくなっています。
この効果はアスファルトの多い都市部で顕著です。
森林特に針葉樹林の近くでは葉についた放射能汚染物質は雪で遮断できないためそれほど大きくは下がりません。
鉄筋コンクリートで遮蔽されている屋内の放射線量はほとんど変化がありません。
木造家屋の場合汚染されているのが屋外の庭などなら積雪で放射線量が下がりますが、屋根が汚染されている場合は変化がないはずです。

残念ながら雪が融ける春には放射線量が元に戻ります。
福島の線量が上がっても原発事故が悪化したせいではないですからびっくりしないでください。
場合2月末から3月にかけて春一番が吹くころ乾燥した東風が吹きます。
アスファルトの道路など乾燥して土埃が舞うと土に含まれる放射性物質も舞い上がりやすくなります。
時期的にスギ花粉もしっかり飛んでますから。
花粉症の予防のためにもマスクをした方が無難です。

正月明けに、自分の家の団地の入り口にあった街路樹を見て。
唖然・・・・。
rigel88さんのブログ


イチョウとアオギリだったんだけど・・・・。

団地の中にある公園の木は伐るって聞いてたけど…。

確かに公園は子供たちが使用するから仕方ないなって思ってはいたけど。

どう考えてもこれはやりすぎ。

イチョウとアオギリは原発事故のころ葉っぱがなかったから。

葉っぱはほとんど汚染されていなかった。

これから出る葉はさらに汚染が少ないはず。

ここまで伐ってこの木は生きられるのか?

団地の景観は?

ここまで伐るなら根元から伐れば?

先に舗装面を水で流すほうが有効では?



rigel88さんのブログ


さらになぜ幹の苔を高圧洗浄で落とさないのか疑問…。

木を切る前と後で放射線量の測定値もだしてない。

ほとんど下がるはずがないと思うけど…。

除染と簡単に言うけど。

どうすれば線量を下げるのに有効か知識がない人が業者に頼んで、

しかも業者もわかっていなければ。

単なる自然破壊がどんどん進むのでは・・・?

そんな疑問が深まる出来事でした。

桑折町の祖母の家に行く途中買い物によった。
途中西根神社の近くを通るが、うそかえ祭りで混雑しているため、
迂回しようとして道を間違い、うっかり西根神社の鳥居前に出てしまった。
今年は初詣も行っていないので、これも御縁かとお参りしてきました。

rigel88さんのブログ-西根神社

西根神社 うそかえ祭り
http://www.minyu.co.jp/news/movie/120113/news1.html


災いを「うそ」にするといわれ、災難よけの祭りとして人気を集める高畑天満宮うそかえ祭は12日、福島市飯坂町湯野の西根神社で開幕、名物の「鷽鳥(うそどり)」を買い求める大勢の参拝客でにぎわっている。16日まで。
 鷽鳥は悪い出来事の身代わりとなり、良いことに代えるという木彫りのお守りで、祭り期間中のみ販売されている。初日は鷽鳥をまとめ買いする人も多く、1体700円の物や1500円の物が飛ぶように売れていた。
福島民友ニュース2012.1.13より


昨年はうそに変えたい災害がたくさんあったため参拝客が多かった。
名物鷽鳥は

rigel88さんのブログ-鷽鳥

夕方行ったため売り切れでしたが、27日にもう一日発売するそうです。

せっかくなのでおみくじを引いてみました。
願い事は福島の復興。

小吉「叶いがたく利なし、後自然に成就す。」
やっぱり時間がかかるのかあ・・・。
でも福島の復興が成就するなら一生かけても見届ける。
なんか。過剰に気遣いされてるって思うことあります。
特に東京の人から。 年末に被災地の人に年賀状が送れない…。
賀詞を入れない葉書が増えてるってニュースは聞いていたけど。

震災があったから年賀状を遠慮しましたって。
毎年年賀状を送っていた人からの返信が2通もあった。
どちらも東京の人。

福島県内の私の友人ははみんな年賀状で「おめでとう!」って
書いてきてるのに変だね。
だって。
大変な2011年だったからこそ早く忘れて、
新しい年をお祝いしたいって気持ちなんだけどね。
もちろん家族や友人を亡くした人はそんな気持ちになれないだろうけど。
そういう人からは喪中ハガキくるし。

お花見を控える運動もそうだけど。
東京ではどんな報道されているのかな…って思う。
福島の人はみんな泣き暮らしてると思われているのかな。

確かに。福島県内でも津波にあった地域の人や原発で避難している市町村の人に年賀状を送るのはすごくなんて言葉をかければいいのかって。
悩んだけど。

出さずにいてどうしているのだろうかって心配してるよりも。
とにかく年賀状出してみようと。
引越しした人に転居届がでてれば届きますってニュースでやっていたので。
頑張ってとはとても言えないから。
一緒にできることをがんばりましょうって書いて。
飯館村の知人に年賀状を出してみました。


今日返事が届きました。
「気遣いとてもうれしかった。」って。

大変な思いをしている人たちだから、
どう声をかけたらいいのかわからない。
・・・だから声をかけない。
そうなってしまったら、
一番つらい思いをしている人たちは孤立してしまうのではないか。
声をかけてもらえない立場になってそう思いました。

バラエティ番組でスマップの中居さんが枝野さんに
「被災地のために何をしたらいいでしょう?」って聞いたら、
枝野さんが「福島に行ってください!」と答えたそうです。

被災地をとりわけ福島を応援したいと思っている人。
頭で「被災地はこんなところ」って決めつけずに。
まず福島に来てみてください。
良いも悪いも含めてありのままの福島を見てください。
マスコミには出ない福島があります。
街自体は当たり前の生活はできるのに。
心がついていかない日常があります。
元気な人がいます。悩んでいる人もいます。
笑っている人がいます。怒っている人も泣いている人もいます。
前向きに頑張っている人もいます。
頑張ることができないくらい疲れている人もいます。
たくさんの福島を被災地をそこに住む【人】を見てほしい。
 
そして福島を含めて東日本各地の被災地が復興に向かっていけるように。
一緒に考えて、自分のできることをできる範囲でいいから。
やってくれる人が増えてくれたらとてもうれしい。

2011.12/11 アカデミアコンソーシアム福島での
震災復興フォーラム聴講した感想です。
12/27当日の資料がホームページに掲載されました。

詳細はこちら
http://u-renkei.net.fukushima-u.ac.jp/Event_111211_02.html

新ふくしま農業協同組合代表理事専務  菅野孝志
http://u-renkei.net.fukushima-u.ac.jp/111211Forum/1-4_JA_kanno.pdf

JA新ふくしまの取り組みについて。

平たく言えばモニタリングを強化しているってこと。
農産物の検査体制を整え、公表することの重要性。

ふくしま新発売(農林水産物モニタリング情報)
http://www.new-fukushima.jp/monitoring.php

一方で桃の出荷推移の表を示して、稲わらと牛肉から暫定規制値を超えるセシウムが検出されたことにより桃の出荷量・販売価格とも暴落。

JAの友人によれば例年5000円で売れていた桃が200円まで下がったそうです。
市場から信頼を失うことの怖さ。
本当は桃の産地は福島市内でも放射線量の低い地域のため
ほとんどが今年4月から施行される新基準値100bq/1kgも大幅に下回る数値だったのですが。

リンゴも同様の風評被害を受けました。
贈答用リンゴ農家に打撃  福島原発「風評被害」に泣く  
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1228/jc_111228_3755591788.html

果樹の除染についても表皮をはぐ、幹を高圧洗浄機で洗い流す。
ことをしているそうです。

また資料中の表にあるようにセシウム134・137の半減期による減少にも期待をかけているようです。
放射能が1/4になるのには30年かかるけれど、放射線が1/4になるのには9年。





第二部(14:30~16:00)
ACF加盟大学の復興に向けた取り組み
福島大学経済経営学類准教授  小山良太
http://u-renkei.net.fukushima-u.ac.jp/111211Forum/2-1_fukudai_koyama.pdf

農地の汚染マップ作成と福島大学の対応

(今回のシンポジウムは2011.12.11に行われ、その直前に福島県産米から暫定基準値を上回るセシウムが検出されました。)

放射能汚染検査における4段階の安全対策

1.全農地汚染マップの作成(土壌分析)
2.放射性物質の農地-品目移行率の測定(予備検査)
3.セシウム500ベクレル基準で検査(出荷前本検査)
4.直売所等にベクレルモニターを設置(消費地検査)
以上の検査体制を早急に整えることをめざす。

その第一段階として詳細な汚染マップの作成が不可欠。
モデル地区として特定避難鑑賞地点を含む伊達市
小国地区でマップの作製。

県で米の作付制限をしたときは、2km四方で2か所検査で土壌から5000bq/kgを超えていなければ作付可。としたが、

今回の汚染マップでは100mメッシュで区間を地表10cmと100cm
各メッシュ地点で調査し 高い値を採用。
その結果汚染度のばらつきが大きい。
この地域は山の谷間に沿って田んぼが広がっている。
沢に近い田圃のセシウム濃度が高い。
山から雨水で流れてきた可能性がある。
(地点を細かく分けて詳しく汚染濃度を調べる必要がある。)

しかし、必ずしもセシウム濃度の高い田圃の米から高いセシウムが検出されるわけではない。
農産物からセシウムが検出されるのは、
1.土壌汚染度が高い。
2.移行係数が高い。
のいずれかまたは両方。

このシンポジウムの後米から暫定基準値を超えるセシウムが検出された原因として、以下のことが考えられると発表されました。

1.土壌に砂が多い。(セシウムの吸収率が高くなる)
2.土壌にカリウムが少ない(セシウムの吸収率が高くなる)
3.谷間の田で日当たりが悪く根が浅く張っている。
   (表層のセシウムの高い部分に根が張る)
4.中干しをしなかった。
5.水はけの悪い田だった。

この前提としてセシウム濃度が高い田圃だった可能性がある。
また、最近の新聞記事では田んぼが棚田で農機具が使用しにくいために深く耕されず、根が浅く張っている可能性も指摘されていました。 
(セシウムは不耕起だとほとんどが表面5cmに集中。
耕した田圃でも深さ15cm程度に90%以上)


今後の農作物の生産については
詳細な汚染マップを作製したうえで、汚染の度合いにより
1.作付を制限する。
2.食用作物の作付を制限する。
3.セシウム吸収率の高い作物の作付を制限する。
4.作付制限なし。
の区分に分けて農産物の作付を指導することも必要。

ただしこの汚染マップの作成に問題が…。
福島県内のいくつかの市町村に別々の大学が調査に入り各々独自の調査をしている。(測定器具もバラバラ。)
また調査結果が地元市町村に公表されない。
本来は国が統一基準で検査し公表することが必要。
その研究機関を福島に置くことで福島復興の足掛かりになる。