こんにちは
りえです
毎週毎週
回を追うごとに心が引き込まれていった
鎌倉殿の13人 が、18日とうとう最終回でした
いやもう
史実ではどうなるのかはわかっているとはいえ
三谷幸喜という人の
この作品の表し方が
歴史の教科書では描かれもしない
登場人物それぞれの思いや
人と人との関わり
その描写が
回を増すごとに心に突き刺さっていくから
これがどんどん引き込まれていってしまうのよね
そんな背景がわかるから
どの登場人物も愛くるしい
（ダーク義時だって、哀しい後ろ姿や涙を堪える場面を見るとさ、りくやのえも）
特に、実朝が
素直で従順すぎて
人の気持ちがわかりすぎて（HSPだと思う）
その優しさが痛々しくて
義時に押し切られてしまったり
和田合戦の最後だったり
公卿に謝ったり（だけど殺されてしまうというね）
そういうシリアスなだけでなく
三浦義村が
あの時言った『じじい』が
この時自分に返ってきたりとか
そんなふうに
あの時のあれがその時のそれと繋がっていたっていう伏線もたくさんあったりして（だから見逃せないのよー！）
『あんたと歳がいくらも変わらねぇんだよ』って
ムキムキの八田殿と頭つるつるの三善殿が同世代だったなんて、もう爆笑
ってな具合に
こういうちょっとしたところに笑いやツボやすっとぼけ発言を入れてきて
こういう、三谷幸喜ワールドにどんどん引き込まれていくのよね
最終回前の
政子の演説も格好良かった（泰時も！）
あれ聞いたら諸手を上げて一致団結するわね
ドラマでは
大江殿に書いてもらった文章（吾妻鏡に載っている文章）を途中で読むのをやめて
政子が今思う気持ちを話したんだけど
まあ、グッとくるし本当にいいのよ
それを
『吾妻鏡では、政子はそんなこと言っていない、三谷幸喜にはがっかりした』
なんて投稿された方がいて
その投稿に対して
『これはドラマだからこれはこれでいいんじゃないですか？』
と、いうような反論意見もあったりしたんだけど
私は
吾妻鏡自体も、事細に全て起こった出来事を書いてはいないかもしれないし
誰かが書いたものだから
その人の好みというか判断というか解釈で
書かれているのもあると思うんだよね
文献的にはその文章が載せられてはいるけど
実際、政子は
これを読んだのかもしれないし
ドラマのように違う言葉を発したのかもしれないし
真実は誰にもわからない
まあ、ドラマだから
感動的に書いてんだ。って言われてしまえばそれまでだけど
10月頃の特番で
政子を演じる小池栄子さんが
『最終回の台本をみて衝撃を受けた。』と話していて
その後も、他の方たちも
『今までの大河ではありえない最後』とか
『ショッキング』などいろいろ言われていて
何だろ、どうなんだろ
う〜む
政子が『小四郎が他人に殺されるなら私が殺すわ』と
義時に毒を飲ませ、死んだ義時を抱きかかえて終わるのか？？？
とかいろいろと
ない頭を巡らせていた（こういうのも楽しみのひとつ）
で、確か矢野顕子さんのツイートで
『吾妻鏡を読む（徳川家康演じる）松潤が最後に出てくる』
なんてつぶやいていて
おーー、なるほどーー
やっぱりアーティストは目の付け所が違うわーー
って感心していた
で、からの
あの最後、最期
（矢野さんの予言通り、松潤は最初に出てきたね 感激したわー！ これは小栗さんの提案だとか）
いやいや、もう
ショッキングというより
心に描写が突き刺さってる感じだわよ
でもね
よかった、本当にいい最期だった
政子と義時が
それぞれの違った形で
泰時や北条家に対する愛を現した最期だったのではと私は感じました
誰もが観てわかる、という最期ではなく
それぞれの人がそれぞれの捉え方かできる最期
真実はあなたが思う通り
と、いうように三谷さんは現したのかな？
あーー、よかった
本当に突き刺さる大河ドラマだった
年末にもスペシャルやら特集や特番があったりして
まだ余韻を味わえそう・・・
そうこの
『鎌倉殿の13人』のおかげで
今年は２回も鎌倉に行けたよ
鶴岡八幡宮内にある
大河ドラマ館 もすごくよかったオススメ
（鎌倉殿にもなれるよ）
そして次作の
どうする家康 もたのしみ！
なんせ私は歴史の中では
徳川幕府がダントツに好きだからね
（男女逆転の大奥も始まるね、平六も出るみたいね）
クリスマスのここが好き
クリスマスは
冬のさむーい外で
キラキラのイルミネーションや
クリスマスツリーや飾られたアートを見るのが
好きなのさ
