排泄支援
おはようございます
お久しぶりです。気ままにブログ書いているとこうなります・・・。
今回は、施設での排泄支援についてのお話です。
前回、加算を取ることを突然上司に無茶ぶりされた話をしたと思いますが
おかげで、私の事務作業は確実に増えました。毎月こまごまと
ただですね、一つ良いきっかけになりうるのでは?ということもありまして
まあ、うちが取るのは排泄支援加算といっても、これこれこういう体制を
取っていますという最低ラインの物なので、大した拘束力はありませんが、
「加算を取るということは、このようなケアをすることが条件です!」とばかりに
現場にですね・・・ケアをもっと細分化して自立支援を促すように!という
アプローチをしています。
ブログに書くこと自体かなり勇気がいりますが、
うちの施設の排泄ケア(特に私のいるフロア)・・・
基準ライン?
最低ライン?
それなりのライン?かと思います。
正直、20年前に私が介護として勤めていた施設のそれとは、
かなりかけ離れていて、レベル低いです
私が思うにその理由はすご~く複合的だと思います。
①人手不足(←これは大きな要因ですが、言い訳にもなります)
②職員の知識・意識の不足(←言い訳として①をごり押しするだけの人も)
③管理・指導能力の不足などなど(←気付かない、注意出来ない)
ただ、私が一番の理由だと思うのは、経営陣の意識の低さかなと思っています。
ま、こればかりは私の立場でどうこうはできませんので、
今回の加算算定によりもう一人のケアマネと相談しまして、
「これを理由にケアの改善を促してみよう!!」ということに。
大それたことではないんです。ただ、普段やっている介助場面で、
意識してね!というものです。
ですので、介護さんの作る支援計画にさらに排泄にもしっかりポイントを置き、
ツッコミをいれるようになりました。
例えば、排泄動作には
①立って、ズボンやパンツを下げる
②座って排泄する
③拭く
④ズボンやパンツを上げる
⑤流す
⑥手を洗う
※汚染があればパッドなどを交換する などがあると思います。
これらのどの部分に介助が必要なのか?を観察し必要部分のみを介助することが
本来の自立支援ですが、施設ですと介助した方が早いからとやってしまう職員も
多くいます(特に性格がせっかちなスタッフ。男性の方がやや多い印象)。
男性ってよく、女性の買い物に付き合うのにイライラする人いると思いますが、
ああいうタイプの人が介護さんにいると、確実に利用者の動作を待てないので
介助したがりますね。
立つのがやっとという方には、拭く・流す動作をしてもらえばよいと思いますが、
結構これも介助しがちなんですよね。
※ちなみにうちの施設は自動水洗ではないので、ボタンを押す必要があります。
こういう細かな促し(声掛け)をしてほしい、
ということを伝えています。
ごく小さな動作ではありますが、何でも介助してしまうと
利用者さんもそれに慣れてしまい、
トイレで排泄する時には、「立つ→座って排泄するだけ」なんて・・・ねぇ・・・
少し待てば自分でできることを、待てないからと介助する
→これができることを奪うことになりますから
さて、この効果がでるかどうか?
まだ始まったばかりですが、私は私のできる角度からのアプローチをしていきます。
では、また・・・