イギリス生活あるある | Rie fu Official Blog by Ameba

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イギリス生活、今回は思ったより早く馴染んできていますが、大学一年の18歳の時に留学した当初は予想外のことが多すぎて大変でした。
二回目のイギリス生活では、ちょっとのことがあっても、
『お決まりのイギリス人あるある、想定内だったからなんてことない』
と乗り越えることができています。
それは具体的にどんなことか?
日本では考えられないことも沢山あるので、ここで少しご紹介します。

イギリス人あるある
その①色々ずさん、なのに全く詫びない

今回引っ越してきた家は、オフィスを改装した新築のフラット。それがなんと、お風呂の排水パイプを繋げずにお風呂場を塞いでしまったようでした!下の階で天井からの水漏れがあり、すぐに修理に来てくれたので良かったものの、彼らは自分たちの工事ミスなのに『直してやったよ』という態度。
呆れるを通り越して、その自信すごい、ですよね。
また先日は郵便配達員が、荷物が重いという理由で途中までしか運んでくれようとしないという事態がありました。階段しかないので、片方持つから一緒に運びましょう、となぜか私から説得しなければいけないかたちに。

その②たらい回し

イギリス人は、仕事をしているふりをしながらめんどくさいことや責任から逃れするために巧みな手法を使います。それが、たらい回しの技。
家のこと、事務的なことでもどこに連絡しても、『それはここに連絡して』と言われ、そこに連絡すると今度は他の連絡先を言われる、という具合。
大学時代に一度学科の変更をしたくて問い合わせたときも、散々色々な場所をたらい回しさせられました。解決法としては根気強く様々なところを当たってみるしかないようです。

その③天気良い日のテンションが高い
今はだいぶ良い季節になって来ましたが、年内の半分以上は憂鬱な天気のイギリス。
その反動なのか、イギリス人は少しでも暖かくなると天気の話が弾み、昼からパブの外でビールを飲み、公園で水着で日光浴を始めます。
でもこれだけ冬が厳しいと、ほんとに太陽のありがたみを実感するんですね。

その④言い方がまわりくどい
同じ英語でも、イギリス英語ではアメリカと比べて言い回しが回りくどいです。そして回りくどければくどいほど受け入れてくれる。例えば何か頼みごとをするとき、
アメリカではCan you help me?
ぐらい。
イギリスでは、
Sorry to bother you, could I possibly ask you a small favor, could you be so kind and give me a hand with this?
少々大げさに聞こえるけどこのぐらいがちょうどいいんですね。短くしちゃうとぶっきらぼうで失礼に聞こえる文化のようです。

その⑤階級社会
外国人としてこれで困ったことはないけど、観察していて興味深い。イギリス人はこの階級というか家庭や育った環境というのがあらゆるところににじみ出ています。
それがカースト制度のようにギシギシしたイメージではなく、それぞれがそれなりに誇りを持って暮らしているイメージ。なので上下の階級というよりは、育った環境の違い、のようなニュアンスですね。
これが分かるのが服装や顔つきもそうだけど、英語のアクセントが一番顕著。たとえばベッカムやサッカー選手はワーキングクラスが多い気がします。
ロンドナーとして一番ヒップな都会イギリス英語、というのも存在するんです。もともとはわりとゲットーな発音だけど、ミドルクラスの若者もかっこつけて真似したりするんですね。

わたしはどうしてもアメリカ英語が抜けないけど、、色々なアクセントを観察するのは楽しい!