パリ7日目の朝



またやってきた


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向かいのアパートのベランダに

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凄まじい肩幅だ



ここに滞在している間、毎朝決まってやってくる鳩×2




今朝の朝食は控えめに・・・

ちっさいヨーグルトにお気に入りジャムをこんもりと盛ってたら

ムッシュが目を真ん丸くして凝視していました

「よく食べるなあ」とか思ってるのかな


チェックアウトを済ませフロントの椅子でお迎えを待っているときに

わざわざ出てきて手を振ってくれました


無口でちょっと素っ気ない感じなんだけど、なんだかあったかい人でした



車でシャルルドゴール空港へ


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パリの街並みともお別れです



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パリよありがとう



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とても素敵な旅でした



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大好きになったモンマルトルの近くを通ってくれて嬉しかったです



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来たときは物凄い渋滞でなかなかパリに着かなかったのに

帰りはあっという間に空港まで来てしまいました






そして事態は急変


初めに搭乗手続きを済ませてしまいましょうと、行ってみると

いきなり北京経由の便に乗ってくれないか・・・と!

ギリギリに手続きしているわけでもないのに、もう既にキャンセル待ちのリストに入れられてしまっているなんて!

そんなのおかしいでしょうよ!

エールフランスではよくあるオーバーブッキングらしいけど・・・


他の方々も同じで、上海経由に変更されていたり・・・

300ユーロでどうだと言われても

いやいや、そんな

母は昨日から水分しか摂っていないもんで、直行便じゃないと体力的に無理だよぉ

北京でまた数時間待って中国の飛行機で・・なんて無理だよぉ


母ももう既にヘロヘロなので

しばらく交渉してもらって
今夜23時30分の便だったら今なら確保出来ますと言われ

午前の10時から12時間シャルルドゴールに滞在することになりました

朝の8時に成田に着く予定が夕方の6時になりました



なんとか母の体調が悪化しないように、少し横になれそうなソファーを探して

お水を買い込んで・・・・・なんだかトム・ハンクスの映画「ターミナル」を思い出してしまいました




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空港内は壁から天井まで全て木で

素敵なデザインだったけど・・・



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私たちは食事を摂らないわけにもいかないので

無料で頂いたお食事券で軽く食べました



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ピザやらデリやら・・

味はどれも美味しかったです


姉のナスのマリネ

でか過ぎでしょ!笑

でもおいしい

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「飲まなきゃやってらんないよ!」と言う理由をつけて

姉はまた白ワインを飲んでいました


ソフトドリンクはセルフだったのでコップを持ってファンタのボタンを押したらペリエが出てきました・・・

最後の最後まで・・・どうなっとんじゃ!

スーパーでも品物の値段の表示が間違ってることなんて当たり前で

姉も買ってみたら表示価格よりだいぶ高いものだったり・・

きっと値段が多少違ったりしても大したことじゃないんだよね

ジュースだって思ってたのと違っても飲めればいいよね!

・・・と思うようになりました、そうそう、もっとハプニングを楽しまなくっちゃね!


カフェテリアのカウンター内の方々も

レンジで温めてるパスタの存在を忘れて、中でチーズぶちまけて大爆笑だったらしいし


いや、楽しませてもらいました

驚きの連続でした

なんというか・・・いい刺激になりました


そうそう、当たり前に思ったとおりの物が出てくるなんて安心していちゃダメね








きっとあれに乗って帰るはずだったんだろうな・・

あぁ・・・あとは飛行機に乗って帰るだけだね!なんて安心していたのにね



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ほんと、旅行って何が起こるかわからないな・・・




エッフェル塔のモチーフがかわいい


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時間はたっぷりあるので

買い忘れたお土産など買って

時間になって、やっと飛行機に乗れて

それからはもう眠すぎて眠すぎて・・・・・

12時間のフライトで2時間しか起きていませんでした


最初と最後に機内食が出たんだけど

爆睡しすぎていて

隣の姉に何度も何度も揺すられ起こされたのに全く起きず

かなり心配したそうです


ハッと目が覚めたら

いつの間にか目の前に機内食が用意されていて

ホーっとしてる私を見てCAさんもお隣のフランス人のムッシュも笑っていたけど

姉は「疲れて死んじゃったのかと思ったよ・・・」と涙目でした

そんなにも起きなかったのか・・・心配させてごめんよー



帰りの飛行機はかなり揺れました

そしたら、日本では大変な事になっていたんですね

ひどい暴風雨だったようで・・・


成田に着くと、もう過ぎ去った後でした

なんか、これって飛行機遅れて逆に良かったんじゃない?

結果オーライってことですかね




フランスの病院にお世話になることもなく無事に帰って来る事が出来て良かったです



この時点ではもう身も心もフラフラで

あーもーフランスはしばらくはいいです!やっぱ日本が最高だ!

なんて思っていたけれど

帰ってきて一ヶ月近く経った今

あのパリの空気や街の音を思い出して

懲りずにパリに想いを馳せています





またいつか行きたいな




そして・・・今度こそエッフェル塔の前の芝生でパンとケーキを食べるぞ!



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またね!パリ!


パリ6日目の朝です



昨夜は大変でした


夜遅くから調子が悪くなった母


水分だけ摂って絶食すると言って持ってきたポカリの粉を水に溶いて、頑張って飲んでいました


夜中には少し吐いてしまって全然眠れなかったみたい


夜中に起きた姉は母が吐いてしまった事を知り

以前の大惨事を思い出してしまって眠れなかったみたい


私はそれを知らずグゥグゥ寝ていたんですけど・・・




朝食はふたりだけで簡単に済ませ

お水しか摂取出来ない母をホテルに残し

パリの日本食街に、おかゆを探す旅に出ました


そこは、前回宿泊したマルトオペラのすぐ近くで

その時も母がお豆腐を買ったお店

でも、月曜日が休みみたいで開いていませんでした

少し先の日本食のお弁当屋さんにもおかゆはありませんでした


そこで教えてもらった近くの韓国食材のお店にも行ってみたけど

母の食べられそうなものはありませんでした


仕方なくモノプリで一番普通そうなプリンとお水とスープだけ買ってホテルへ



母は少しだけ眠れたみたいで、少し安心しました



その後、何も食べられない母の前でお昼ご飯を食べるのも気が引けるので

姉とふたりで、行列が出来ていて気になっていた近くのパン屋さんへ


姉はトマトとなすときのこのピザ
私はじゃがいもとベーコンとチーズのパン

なんと!温めてくれました!

それを持って、みんながよくランチを食べている教会の前の階段へ


まさに地元パリっ子になった気分で



そしてひとくち目の感動と言ったら!


おいしい!おいしすぎる!


パン生地がおいしーーーー!


あぁ、しあわせ。本当にしあわせ。


と、パンだけで天にも昇る気分になっていました


うっかりホテルにカメラを忘れて写真は撮れませんでした







パリ最後の一日は不思議な1日でした

どこも観光していないけど

最後までバタバタと慌ただしく終えるのではなくて

とても静かに、パリを噛みしめることが出来ました

何度も往復したサントノレ通りをゆっくりと歩き

日差しの気持ちいいホテルの室内で外の通りの音を聞きながら日記を書いて

テレビから流れてくるフランス語にうっとりして


あぁ・・パリってやっぱりいいな





最後の夜も・・・白ワインにカマンベールに生ハムにパン!

これだけは飽きないんだよね~

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母の前でかわいそうだけど・・・母がチーズ嫌いで良かったです

私たちがおいしいおいしいと夢中でも全然羨ましくないみたい




私の旅行バッグの中にいつも潜んで、どこへ行くにもついてくるトラクン


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気付いたらバッグの中から飛び出していました



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トラクンもパリを満喫してるみたいだね








さて 明日は帰国です


なんとか母の体調が持ちこたえてくれるように祈ります

なんとか無事に帰れますように



パリ5日目


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この日は日曜日

朝からかわいいアニメがやっていました


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何言ってるのかわからないけどかわいい



朝ごはん


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ブリオッシュ2個も載せたらめちゃめちゃモリモリな感じになっちゃった



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私がオレンジジュースを取りに行っている間に

隣のテーブルを片付けに来たホテルの朝食サービスのムッシュがめちゃめちゃ見てたよって姉に言われました

やっぱ盛りすぎなのかな






日曜日のパリは美術館と朝市とマレ地区あたり以外はほとんどのお店がお休みなので


あまり治安が良くないと言われていたマレ地区に行ってみることにしました


メトロ1号線に乗ってサン・ポール駅へ



地上に上がると大きな通りのど真ん中でした


そしてちょっと横を見ると

とっても魅力的な小道が・・・・・!


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うわぁ・・・こっちに行ってみたい!



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するとそこに、小さな花束を持った素敵なおじいちゃんが・・!



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嬉しくなって、おじいちゃんの後をついていくことに・・・


まってまって おじいちゃん



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出たところは、セーヌ川の前のサンス館の横でした



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気持ちのいいお天気


桜も咲いていました



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アンティーク屋さん街のサンポール通りで


大好きな光景  おじさんと犬が・・・


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しっぽピーンとしてかわいい


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パリに来て、初めて心から「犬もかわいいかも・・・」と思いました

小さい頃に犬に噛まれてから、どうも小さな犬でも怖くて・・・

たぶん向かって来られるのがダメなのかもしれない

いつもどうしたらいいものか、オタオタしてしまいます


こっちに来たら犬が犬っぽくない!なんか・・・人間みたい!

みんなの扱いも人間と一緒で

普通にカフェの椅子に座ってみんなの会話に参加したり

リードを付けていない犬も普通に歩いてるし

カフェの前にいつも陣取っている犬なんて、毎朝決まった喫茶店に訪れるおじさんみたいな風格でした



バラがいっぱい!

素敵なお花屋さん

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姉がカマンベールを購入したチーズ屋さん

パスカル・トロテ

本にも掲載されるくらい有名なお店みたいで

たまたま通りかかって見つけた姉は大興奮でした


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覚えてきたフランス語

「日本に持っていけますか?」と「真空パックにしてください」をムッシュに伝えていて

すごいなぁと思いました

自分の発音できちんと伝わると本当に嬉しいですね

どんどん使っていかないと!と思い、必要以上に感動を伝えてみたりして

言ってみると相手も途端に笑顔になってくれて、やっぱりコミュニケーションがとれると嬉しい




小さなお店はまだ開いていなかったので

近くにあったカフェで待つことに

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日曜日だから教会帰りの人がいっぱい


近くのアンティーク屋さんに入ったら

素敵な食器がいっぱい!

ウェッジウッドのアンティークやスージークーパーのデザインのものなど

見たことの無いものばかりで鼻血出そうでした

一式セットで100ユーロとかありえない安さに喉から手が出そうだったけれど

まさか全てをスーツケースに入れて持ち帰る勇気も無く、諦めました

お店のマダムもひとつひとつ丁寧に説明してくれて

母はお気に入りのものを見つけることが出来たみたい

素敵なものに出会えて良かったね~





日曜日はどこの美術館も入場無料なので

ルーヴル美術館に来てみました


まあ、予想はしていたけれど 中はものすごい人でした



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そりゃみんな来るよね


ピラミッドの真下

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入り口だけでも溢れかえっていたので

きっと中に入ったところで、ゆっくりなんて見られないだろうな・・・と思い

中のカフェテリアでお昼ご飯にしました

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パスタボロネーゼとチキン


パスタが5分くらいかかると言うので、5分くらいなら・・・と目の前で待っていたのに

なかなか出てこない・・・

レジのパリジェンヌも知らん顔・・・

えええ!と思ってカウンター内に入り込んで

中に居た「ヘイ!どうしたんだい?」的なノリで話しかけてきたノリノリ店員に

「パスタを待ってる!」「パスタを待ってる!」と訴えたところ

「あぁ、これ?」とあっさり出てきました

それを見ていたレジのパリジェンヌは無視でした

うむ・・・そんなもんだよね

何でも待っていれば出てくるなんて思っちゃいけないよね

ここ、パリではね!





ルーヴルの地下に入っているラ・メゾン・デュ・ショコラでエクレアが食べたい!と思い入ったら

ショコラ専門店でした


何だっけな、これ フランボワーズだったかな

甘酸っぱくておいしい


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ピラミッドの下の小さなピラミッドで遊ぶちびっ子たち


私もちびっ子だったら、絶対登るね!そこ!


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今日も空がきれい


この雲の感じが好き

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パリの夜は長いし

ホテルに戻るのがもったいなかったので

ホテルの近くのカフェで、母と姉は白ワイン 私はオレンジジュース

母の白ワインを少し貰って

もうそれだけでほろ酔いです

一緒に出てきたポテトチップスをつまみながら

残すところあと1日になって、今回の旅を振り返ってみて

本当に何とも言えない旅でした

行ったことのないところばかりを巡って

ゆったりとパリの空気を感じることが出来ました




そして、どこにいっても父と一緒に居るようなそんな気持ちになれました



母も特別な何かを感じることが出来たみたい



こうやって少しずつ前に進んで行けたらいいね



失ったものが大きすぎて

母のこともずっと心配だったけど

失ったんじゃなくて

一緒になったんだ。って

心も身体も今は一緒なんだなと感じました



母もそれを体感できたんじゃないかな・・・と思います