病院ではやることがなく最近母は暇潰しに、塗り絵をしてその裏に私に手紙を書いてくれるのです
今回の塗り絵は、ゴルフをしているシーンの塗り絵をしたそうなのですが、、、、
父を想って、思わず泣けてしまったとのこと。
父は、ゴルフ歴約50年で趣味がゴルフとジョギングでした。
なので、父を思い出したのでしょう。
そして、母は言いました。
入院する前、お母さんおかしくなってお父さんに、早く迎えに来てとお願いしたんだけど。。
確かに母は、父の仏壇に向かって、
辛いからお父さん早く迎えに来て。と何度も何度も手を合わせていました。
あの姿は忘れられません。
悲しくて悲しくて涙がでました。
しかし、今日母は、
あのときお母さんね、お父さんにずいぶん早まったこと言っちゃってさーと、笑いながら私に言いました。
う、う、う、うれしすぎる発言
お母さんが居ないと定期預金下ろせないし、可愛い孫とも遊びたいしと。
入院前のおかしかった時のこともしっかり覚えているのには少し驚きました。何より冗談も言えるようになりました
私は、大袈裟かもしれないけどあのとき、もう二度と元気な母には戻れないのではないかと思っていました。それほど母はおかしかったのです。
うつ病の完治は難しいかもしれません。
けれど、必ず良くなることも知りました。
また悪化することもあるかもしれません。
でも、今回は母本人が諦めずに頑張ってくれました。
あのとき、諦めていたら本当に父の元にいってしまっていたかもしれない。
母は、何もかもほっぽって逃げただしてごめんと言いました(入院することを逃げたと言った)
でも、私は母は自分と向き合いたたかってくれたと思っています。
だから今がある。
今日がある。
お母さんに会いたくなりました。