こんにちは。
Snow Dream / Snow Man
昨日の続き、考察していきますが
きょうは歌詞を読み解いていこうかと思います。
が、これは私の勝手な解釈ですので正解も間違いもありません。
かつ、今日、思い感じた私の解釈なので、
明日には変わってる可能性もあります。(笑)
そのあたりをご了承頂き、「こんな意見もあるんだ」
「こんな考え方もあるんだ」くらいに受け止めていただければ。
続きなので前回の記事から読んで欲しいんだけど
一応、もう一度歌詞載せておこうかな。
はい、ステマですので歌詞も動画も2度載せしますよ。(笑)
魅せつけたいよ 熱い想い “岩も溶”かすほど
“伊達”じゃないんだ 決意の“深さは” 底なしだよ
“渡る”世間は無情なほどに “あべ”こべな華
“咲くま”で何度眠ればいいのか分からない
砕け散る 心の破片(かけら)が
ゆらゆらと夜風に揺れて 降り出した雪のよう
涙で滲む約束がまだ 果たせない僕だから
もう少し傍にいて もう何度も告げたセリフだね
Wow Wow Wow
Wow Wow Wow
“平”和な空と “深”夜の風 “大”好きだけれど
“涼”しい顔で 天“翔”る星は “照”らすけれど
華麗なShow Time 理想の未来 立つよ必ず
両手を合わせ Diceを転がす 届くまで
溢れ出す 弱音の雫が
はらはらと心に落ちて 降り積もる雪のよう
涙で滲む約束がまだ 果たせない僕だから
もう少し傍にいて もう何度も告げたセリフだね
Wow Wow Wow 君の声が
Wow Wow Wow 夜空に舞う
純白の果てしなき道 まだ誰も歩いてない未知
祇園精舎の鐘の声に 諸行無常の響きあろうと
一歩一歩目指すよ 憧れの終着点を
銀色の足音 ほら振り返れば足跡
君と描きたい風景(けしき)がまだ 未完成な間は
もう少し傍にいて Wow あと少し
涙で滲む約束がまだ 果たせない僕だから
もう少し傍にいて もう本当は聞き飽きてるよね
Wow Wow Wow 君の声が
Wow Wow Wow 夜空に舞う
淡い粉雪が 街を染めるように
ひと粒ひと粒 Snow Dream
Be the One 君のOnleOne
Twenty four seven 命を燃やして
春を待ち詫びながら 君のことを考えてた
I want to become famous その願いはいつか叶えます
絶対あきらめないよ 選り取り見取り掴む Snow Dream
では読み解いていきます。
「魅せつけたいよ 熱い思い」
まず、「魅せつけたい」なんですよね「見せつけたい」じゃなくて。
表現者として。アイドルとして。魅せてこそ意味がある。
見せつけたって、誰も見てくれないんだよ。魅せなきゃ。
「岩も溶かすほど」
この岩って言うのは何のことなのかな。
デビューをさせてくれない事務所?くすぶってる現状?
「伊達じゃないんだ 決意の深さは底なしだよ」
芸能界という世界に足を踏み入れる決意。
ジャニーズとして生きていきたいという決意。
進学・就職、数多の選択肢があって、分岐点があったけれど
その中でもジャニーズという道を捨てないという決意。
それは並大抵のものではない、はるかに大きいものなのだと。
阿部くんが学業優先でジャニーズJr.を休むとき
それがどうしても許せなかった涼太。思い出すね。
それは涼太がそれだけ完全な「決意」があったからこそ。
わたしはどっちも悪いとは思わないよ。
阿部くんは一時休止してもそのあと両立を頑張ったし、
それを見てて涼太は結局理解してあげて
「卒業おめでとう」って言えるようになった。成長。
「渡る世間は無情なほどに あべこべな華」
これ二つの見方ができると思っていて、空白があるからこそだけど。
ひとつ、無情なのは、スキルがあっても歴があっても、
それが反映されない人気やそれに伴う事務所からの待遇。
まあ主としてデビューさせてもらえないこと。
あべこべな華は何もかもに比例しない生まれ持った華のこと。
スペオキなんかが入ってきたら全て掻っ攫われていく現実。
それと。
無情なほどに華は人を選んで無差別に与えているということ。
「咲くまで何度眠ればいいのかわからない」
まず事務所に入ってからユニット入りできるまで。
解体、構築を繰り返して今の状態になるまで。
今のSnow Manを結成してからデビューできずjr.でい続ける現状。
何度も何度も悔しい思いや悲しい思いをしてきているはずだから。
何度も何度も表に出られず眠り続けているから。これは切実な言葉。
「砕け散る 心の破片が
ゆらゆらと夜風に揺れて降り出した雪のよう」
砕け散る、という言葉のチョイスは心情をダイレクトに表現してて。
ユニット漏れ、デビュー漏れ。後輩に先を越されて。
メンタルの強い先輩たちも「何度も泣いた」とよく話してる、
その「過去」を「今」持っている6人。
破片が風に揺られ雪になるというのはとても綺麗な表現。
しかしとても哀しい表現だとも感じました。
そこに見えるのは涙だけだから。
涙が一周回って哀愁めいて雪となった気がして。
「涙で滲む約束がまだ果せない僕だから」
これは…。
“絶対にデビューする” 多くのJr.がファンとする約束。
Jr.になって10数年。
ベテランとなり兄組となり、実質Jr.として少クラなんかに出る中では
最年長G扱いのSnow Man。まだデビューという約束を果たせない。
けれどもう未来に向かって頑張りますとニコニコ言える立場ではなく
涙で滲む約束となっているんですよね。
夢や希望に溢れた言葉じゃない。
「もう少し傍にいて」
切実な、見捨てないで欲しいという言葉。
先の見えない「もう少し」だと一番分かっている本人たちが、
敢えてここに来て曖昧な言葉を発する意味。
「もう何度も告げたセリフだね」
…悲しい。とても悲しそうに笑う姿が想像できて目に浮かぶの。
自虐気質の面倒くさいタイプの男なのかもしれないけれど、
それに引っ掛かってしまうチョロヲタなので萌えます。(笑)
「平和な空と深夜の風大好きだけれど」
「けれど」なんだろう。
2A辺りは読み取りにくい歌詞だね。
深夜の風からイメージできるのは、静?
となると、平和な空と深夜の風はどちらも穏やかなイメージ。
穏やかな場所は大好きだけど(それだけじゃ足りない)(うまくいかない)
になるのかな?
「涼しい顔で天翔ける星は照らすけれど」
これは、事務所に入って割と早くデビューした子たちのことかな。
涼しい顔で、は苦労をあまりしていないことの象徴。
天翔ける星は照らす、は世間・芸能界という大きな天を翔けている。
星はデビューした子たち。照らすは活躍して夢を与えること。
けれど……、(自分たちはそうなることができない)?
「華麗なShowTime 理想の未来 立つよ必ず」
これはもう完全に、デビューして光輝いたステージに立つという話。
そしてそれが理想であるということ。
「両手を合わせ Diceを転がす 届くまで」
両手~とDice~はシーン的には(合わせてから)という意味かな。
両手を合わせるとは、今度こそ上手くいきますようにという祈り。願い。
良い目が出ますようにという神への祈禱の意かな。
それをしてから、Dice(つまりサイコロ)を転がす。
何の目が出るかわからない、賭け。
それは日々の活動すべてがそうだと思います。
プライベートの生活すら気を抜けば命取りになりかねない。
届くまで。つまりは、デビューできるまで。
デビューできるまで頑張り続けるよ、活動し続けるという意かな。
「溢れ出す 弱音の雫が
はらはらと心に落ちて降り積もる雪のよう」
前向きな言葉を吐いていたって、強がって見せたって、
みんなの前で笑って明るく見せたって、弱音が溢れ出す。
もう無理なんじゃないか、辞めた方が楽なんじゃないか。
溢れ出すという言葉は「止めたくても止まらず」という意味がある。
本人たちも、言いたくはないけれど、思いたくはないけれど
そう言ってしまいそうになる、思わず思ってしまうという葛藤かと。
はらはらとという擬音は当てもなく舞っているイメージ。
きっと誰に話すでもなく個々の胸の内でという表現だろう。
「涙で滲む約束がまだ果せない僕だから
もう少し傍にいて もう何度も告げたセリフだね」
上記と同じで。
「君の声が夜空に舞う」
ここに出てくる“君”はいったい誰を指しているのだろうか。
普通に考えたら、ファンのことなのだと思うけれど。
夜空に舞うという表現がどうも切なく感じて、今までの流れから
一人称寄りな気がしてくるんですよね。メンバーとか。
“声”が何と発しているのかの表現がないので上手く読み取れない。
もしかすると、本人たちと同じように「嘆き苦しんでいるファン」
のことなのかもしれないなあ。
「純白の果てしなき道」
純白。まったく穢れのないこと。
果てしなき道。これは、デビューまでもデビューしてからも。
それは自分たちが歩んでいく道が素晴らしく美しい風景だと、
泥沼なんかではないと表現しているのかな。
そして、果てしなくこの先もSnow Manは続いていくのだとの決意表明。
「まだ誰も歩いてない未知」
まだ誰も歩いてないのは、Snow Manの未来なのだから当然。
未知。この先どうなるのか全く分からないということ。
これは普通に考えれば将来はどう転がるかわからないという意味。
けれどわたしが個人的に深読みしてしまったことを言うと、
「ジャニーズをデジタルに放つ」というJr.チャンネルのことが
ふと頭をよぎりました。
デジタルという、今までのジャニーズが手を出していなかったこと。
その「未知」の領域に足を踏み出すのだという意味なのかなあと。
youtubeはその一環。
そしてそれがこの先も続いていく、開拓していくということなのか?と。
深読みしすぎなのかな、。
「祇園精舎の鐘の声に 諸行無常の響きあろうと
一歩一歩目指すよ 憧れの終着点を」
祇園精舎で病に罹り死期が近づいた者は、別の建物に移され
無常の説法を聞くことで苦しみが除かれる。という由来があるみたい。
いつまでも同じものなどないという意味。
“諸行無常”という言葉はZIGZAG LOVEの歌詞にも出てきますが。
つまりは、もうカウントダウンは始まっているという意味なのだろうか。
死期。つまりは限界。そして今のままじゃいられない。
そこに近づいていようと、年齢を重ねていようと、
デビューを、活躍できるようになることを目指す。という意味かな?
実際誰もが心配しているのはやはり年齢だったりのせいで
迫っているジャニーズJr.として、デビューとしての限界地点。
それらが迫っていようと頑張るという意味と捉えるのが正しいのかな。
「銀色の足音 ほら振り返れば足跡」
ここ、韻を踏んでて好きなんですよ。実は。
銀色の足音ってとても綺麗な調べですよね。
けれどその“足音”が誰のものなのか上手く読み取れない。
今まで散々追い付き追い越せをやってきた後輩たちがいたけれど、
それでもまた、絶えず迫りくる後輩たちのことなのかな。
後輩たちが迫ってくる、けれど振り返ってみればそこには、
自分たちが歩んできた過去があり、それは誰にも消せない、
消えない確実にそこに存在するものなのだということかな。
それは誰にも負けないものなのだという自分たちの過去に対する
絶大的な信用と、信頼と、自信。
「君と描きたい風景がまだ未完成な間は
もう少し傍にいて wow あと少し」
デビューできるまでは、もう少し傍にいてほしい。応援してほしい。
あと少しで叶えてみせるから。
あと少しなんて自信はきっとない。弱音が溢れ出すから。
それでも、あと少しと信じなきゃいけない。そう言わざるを得ない。
そこまで考えると、苦しい。
「涙で滲む約束がまだ果せない僕だから
もう少し傍にいて もう本当は聞き飽きてるよね」
どうしてこんなにも悲しいことを言うのかと言いたくなる。
けれど言いたくなる気持ちはよくよく分かる。
この辺りの自虐ポイントが、溢れ出すメンヘラ感なんだけど。
一番最初と同じく悲しい笑顔が見える。抱きしめたくなるような。
何度も言いますが、チョロヲタです。
「君の声が夜空に舞う」
上記と同じで。
「淡い粉雪が街を染めるように
一粒 一粒 Snow Dream」
弱音と傷ついた心。それらが降り積もる街。
それらはそのままではいけないけれど、雪と化して美しくなれば
優しさへと変化し人々へ暖かな毛布のように包んでくれる。
その雪は、夢を魅せてくれる。
ここで冒頭の「魅せつけたい」に繋がってくる気も。
「Be the One 君のOnly One」
Be the Oneは、意訳でその人になる。つまり後者と掛け合わせても
あなたの唯一になりたい。唯一のアイドルでいたいという願いかな。
「Twenty four seven 命を燃やして
春を待ち侘びながら君のことを考えてた」
twenty four sevenはSexyZoneの歌にもあるけれど、
「年中無休・常に」という意味ですよね。
つまりは、
今までずっと一生懸命頑張り続けて、
デビューできる日を待っていた。ファンのみんなのことを考えていた。
そういう意味に繋がるのかな。
「I want to become famous
その願いはいつか叶えます
絶対あきらめないよ
選り取り見取り掴むSnow Dream」
英文は、簡単に言うと 有名になりたい という意味。
結局はデビュー、かつ売れることが願いである。
いつかという先の見えない不確かな言葉でしか約束はできない。
けれど、約束することはできる、諦めないという決意。
散々弱音を吐いたけれど最後は「それでも前を向く」という曲。
さてここで動画タイム。これらを踏まえてどうぞ。
正直、歌舞伎のことや年齢や人気なんかを踏まえて
かなり「デビュー」という形からは遠い場所に位置していて
それでもこの曲を歌うという意味。
哀しいね。悲しいね。
何をどう願ったって頑張ったってスキルがあったって、
それがイコールで報われる世界ではないんだ。
どんな形であろうと、夢に、一歩でも近づけることを
願って、祈って、応援するしかできない。
長々と、ご清聴ありがとうございました。