児童虐待のない目黒を実現するためにの決議 | 前目黒区議会議員 鴨志田リエ オフィシャルブログPowered by Ameba

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結愛ちゃんの母親は小学校説明会に出席していました。

結愛ちゃんは小学校入学へ期待を膨らませていたと思います。

心よりのご冥福をお祈りいたします。

 

今年1月に香川県から目黒区へ転居した5歳児の結愛ちゃんが虐待死した痛ましい事件について、目黒区議会は「児童虐待のない目黒を実現するための決議」を全会一致で可決しました。

 

http://www.city.meguro.tokyo.jp/kugikai/ikensho/ketsugiiken30/30dai2teireikai.html

 

 品川児童相談所は自宅訪問した際、結愛ちゃんに会えず、2月の中旬に結愛ちゃんが入学予定だった小学校説明会に品川児相と目黒区の担当者が行き、母親には会えましたが結愛ちゃんに会えずに痛ましい事件となりました。 

 法的権限を持つ児童相談所は東京都が都内11か所に設置し、結愛ちゃんを担当したのは品川区、目黒区、大田区の担当する品川児童相談所でした。

 問題となっているのは香川県の児相と品川の児相との情報共有、警察との連携です。

 

 地域の子どもの問題は地域で扱えるよう、私は6年前から児相を目黒区が独自設置できるよう東京都と交渉せよと意見してきました。

 今年4月から児童相談所設置調整課が新設され本格始動したところでした。

 

 私は結愛ちゃんの虐待死事件後の3月の予算委員会で児童相談所について質問しました。

 

 要点は、児童虐待が増えていることから東京23区は区ごとに児童相談所設置を都へ要望しています。

 H28年には法改正で政令都市と東京23区に児相が設置できるようになりました。

都の考え方として、児相は都道府県事務として残っている。東京23区で児相設置を要請するのは全区ではないことから、清掃事務移管のように児相設置の権限と財源を23区に移管するのは難しい。

 

◉ 都政よりも国政の方が児童虐待に対し早い対応をしています。

⭕️ 小池知事のリーダーシップがあれば児童相談所を23区の区ごとに設置は実現可能と関係者は考えています。

 

🔸児童相談所と東京都に関する質疑応答の詳細は目黒区議会HPの目黒区議会会議録検索システムの30年3月12日「鴨志田委員」で検索ください。

http://www.city.meguro.tokyo.jp/kugikai/kensakusystem.html