目黒区の待機児童数について | 前目黒区議会議員 鴨志田リエ オフィシャルブログPowered by Ameba

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目黒区はH25からH29年の5年間で保育施設の定員を1,260名増やしましたが、需要に供給が追い付かず、ここ数年の待機児童は300人弱となっています。

なぜ、待機児童が解消できないか。

目黒区は新築マンションが次々と建ち、低金利も追い風となり、目黒区に転居し出産頂き嬉しいことに街中には赤ちゃんや子どもが多く見られるようになりました。

 

圧倒的に待機児が多いのがセロ歳と1歳児ですが、国の方針でセロ歳と1歳児のみを預かる保育所はできず、逆に5歳児に空きがあります。

 

「保育園落ちた」から、国は待機児童解消に取り組んでいますが、解消目標は3年先送りされ、現場を預かる自治体は「17年度末の解消は当初から無理だった」は、私も同感で、保育所の基準に合う既存物件が少なく、保育士不足は簡単には解消されません。

また、国は待機児童の定義を変更し、保育所に入れず育休を延長した保護者(切実です)をカウントすることになり、待機児童数はドンと増えました。

 

H29年 保育施設の定員 4,964人(前年より441人増)

     待機児童数     318人(前年は299人)

     *新基準      617人

 

目黒区の子育て世代の内、4割が保育を必要とし6割は専業主婦ですが、待機児童の定義の変更で、この比率が変わる可能性があります。

 

来年H30年には714人の保育所定員を増やし、H31年も増やす計画で、待機児童はH31年には解消の見込みです。

 

また、児童館と学童保育の増設も決定しました。