また懲りずにヘルメットを購入しました。
といっても買ったのは去年の夏ごろですが。
今回買ったのは韓国メーカーのHJC。
なぜ急にHJC?とよくツッコまれますが、私は大のMotoGP好きなんです。
勿論応援しているのはYAMAHA。そんなYAMAHAの現在のエースライダーはファビオクアルタラロ選手。
2023年にファビオがスコーピオンからHJCにヘルメットを変える記事を読み、しかもレプリカが数量限定で発売されるというじゃないですか。
気がついたらライコランドへ予約しにバイクをかっ飛ばしました。
2022年まで使用していたスコーピオンも気になっていましたが、日本でファビオレプリカが売ってなかったので断念。
今回RPHA1はアジアンフィットとして発売されたので迷わず購入してしまいました。
今回購入したのはLサイズ。RPHA1はS-M帽体、L帽体、XL帽体の三種類みたいですね。
うーんやっぱりかっこいい。MonstarやBSbatteryのロゴが入っているのが嬉しいポイントです。
スポンサー系は版権の関係で無くなっちゃうのが多いですからね...。
ファビオといえば" el diablo"ですよね。頭頂部に大きく入っていてかっこいいです。
さて、肝心なのはフィット感。被った感想としてはSHOEIに近い感じでした。
内装の造りもかなりSHOEIに似ていて、昔使っていたX14を思い出しました。
ただアジアンフィットですがちょっとヨーロピアンフィットの傾向が強めで、頭頂部の横幅が少し狭め。
ちなみにPISTA GP RRはMサイズ、RX-7XはXL、FIM Racing #1はMサイズを使用しています。
私の頭は横広縦狭と典型的なアジア人なので、例の如く横幅でヘルメットサイズを合わせ、前後を鬼詰めというフィッティングをしてもらいました。
レーシングヘルメットなので空力も中々良かったです。
が、伏せた状態で加速し、一気に身体を起こすとヘルメットが物凄く押され、口元がヘルメットに当たります。
風が当たるから当然だろと思われそうですが、PISTA GP RRはそんなこと全く無いので私は違和感でした。
付属で透明の大きなスポイラーが入っていましたが、私は好みではないので付けてないです。
驚いたのが静粛性。バイザーをちゃんとロックするとかなり静かでした。ちゃんとロックしていないとピーとノイズが入りますが、ロックすれば消えるので問題なしです。
PISTA GP RRに比べると雲泥の差です。
インカムの取り付けにも対応しているので付けてみましたが、高速道路でも会話・音楽が聞こえづらい事も無く、快適でした。
PISTA GP RRと比べての話になりますが、前傾姿勢を取ったときの視野が少し狭めです。
PISTAは縦の視野角が非常に広く、前傾姿勢を取っても視界に困る事はないですが、それに慣れてしまっているとかなり狭く感じます。RX-7Xに近い感じ。
まぁこれは慣れの問題なので何とも言えないですがね...。
総合的にかなり気に入ったヘルメットでした。韓国メーカーということで少し不安でしたが、造りもしっかりしていてお勧めです。
色合いもR1・TZR両方とも合っていて最高のグラフィックです。
ここからは自慢話となりますが、フランスGPの際にレギュラーグラフィックとは別にスペシャルグラフィックが登場しました。
ファビオの母国フランスカラーに仕上げられたスペシャルグラフィックで、発売されたらいいな~なんて思ってたら実際に発売されちゃったんですよね。
ということでこちらも購入しちゃいました。
これが"推し活"ってやつですかね。基本的なグラフィックは同じですが、色合いが変わるだけでガラっと印象が変わります。
にしてもRPHA 1は箱も凝ってるのが印象的。グラフィックごとにしっかり専用ケースを用意してくれています。
嬉しいには嬉しいのですが、少々でかいので保管に困るのが悩みどころ...。
買ったのであれば使わないと!ということで1,2回は使用しましたが、購入してから約一ヵ月後に開催された日本GPへこのヘルメットを持っていったんですよ。
そしたらですね...
ファビオ本人にシェル・バイザーに直筆サインを頂いてしまいまして...。
そしてHJCさんのご好意により本物のバイザーステッカー、そしてFP1でファビオが実際に使用したティアオフを頂き完全に観賞用になりました。
今は部屋のガラスケースの中に飾ってあります。被るようでもう一つ欲しいなぁ~なんて密かに考えています。