名門音大を舞台とした鬼教官(指揮者)と鬼生徒(ドラマー)のお話。教官による熾烈を極める指導と、それについていこうとしてひたすら、それこそ狂ったようにドラムを叩き倒す生徒。一応生徒視点で描かれてるけど、どっちも主人公といっても過言ではない。
とにかく熱量がすげー映画。教官は物投げるわ、叫ぶわ、罵倒するわ、ビンタ張るわ。生徒は負けじと汗をかき、血を流し、悲痛な叫びをあげながらドラムを叩き倒す。ヒリヒリ感がハンパじゃない。
ラスト、主従関係が逆転する場面での圧巻の演奏は一見の価値あり。痺れる!
音楽を題材にしながら肝心の劇中曲があれれ?ってなる映画(間違ってもBECKとかカノジョは嘘をなんとかかんとかのことを指してるわけじゃないですよ。あははは。)って多いけど、本作はちゃんとかっけー。ジャズかっけーー。
ってことで、『セッション』結構オススメです。二回観たけど二回とも同じテンションで楽しめた。ただ、一つ言うならば原題のWhiplashの方がいいよね。劇中でWhiplashって曲を象徴的に繰り返し演奏するし、「鞭打ち」って意味もこの映画にはピッタリだし。まぁ邦題のもっと酷いクソ改変は多々あるのでまだマシかぁ。
