ずっと気になっていた初読み作家さん。
芦花公園(ろかこうえん)
いい趣味してらっしゃるブロ友さんの記事でよく見るお名前。
アホのわたしはあしはなこうえんだと勘違いしていたのでなかなか見つけられませんでした。ア行じゃないのね。ラ行なのね。
ていうか、公園て。
異端の祝祭
読みはじめたら面白くて一気読みしちゃいました。
面白いお話って「面白い!」しか言うことなくなりますね。
読了後すぐにるみさん青山くんシリーズもっと読みたい〜!ってなりました。
(すでにシリーズ既刊幾つか出版されてるみたいですね。うふふ)
心霊とかの事務所やってる変人有能霊能者るみさん(大食漢で髪ボサボサ。灰色上下着てる年齢性別不詳の女)と、助手の心根の優しい美青年青山くん。
あーもー好き。
過去に色々あったらしい云々〜とあったので「え?これ続編?一巻じゃないの?」と思ったけども、ちゃんと一巻でした。過去の色々は2巻になるのかな?時系列がストレートじゃないパターンなのね。
るみさんの壮絶な幼少期の思い出〜からの〜私利私欲で生きてるZEなところもすごく好みです。うふふ。ふふ。「押入れの女王」て異名もカッコイイ〜!!
霊とか相談所所長の某レイゲンさんみたいに顧客へのフォローが誠実で信頼できます。霊能力で解決することもあれば必要な専門家(警察・病院・教会など)におまかせすることもあるのが素晴らしい。
私利私欲じゃないらしい美貌の最強霊能者物部さんの方言も素敵。
森林の匂いのするおっさん石神さんも合わせてシリーズレギュラーメンバーなのかな?と思ったんだけど、そうでもないのかな〜?
ホラーバトル系物語は魅力的なキャラクターも(生命だとか精神だとか魂だとか)いろんな形で退場しがちでサミシイ。
重々しく「死亡確認……」した後もしれっと再登場する図太さがあってもいいのに。
おばけもグロも宗教も出てくるけど、ホラーと言うよりはバトルものというかんじでとっても楽しかった。
(耐性つきすぎているのかも)
バトルものだけど悪行(本人は善行のつもり)をやった敵役ぽい人が幸せになるっていうのはなかなか斬新な結末だと思う。
笑美ちゃんも天職につけたみたいでヨカッタね〜