【光る君へ】道兼が山岸凉子の描く月読命にみえた | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

[ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

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女御定子さま(高畑充希)、中学生くらいにみえましたね!

実年齢32歳、驚きの可憐な少女ぶり。



元服したばかりの一条天皇の添えぶしにふさわしい佇まいの淑やかさ優雅なること、稚いおかみが慕わしくかんじるであろうおねえさまらしい明るく楽しいお振舞いには感じ入りました。深いご寵愛をいただけるのも納得ですね。

かくれんぼする主上と女御と女房のほほえましいこと!





どこまでわかっているのか、知らないフリをしているのか本当にわかっていないのか、読めない女、倫子(黒木華)さま。

おっとりとやさしげだけれども、間違いなく賢く強かで芯が強い。


肉食系女子でもあらせられます。

まさかの道長さま押し倒し!

びっくりしました。


それにしても文一つ貰えていないなんて平安時代にあり得るのでしょうか?

後朝の文もなく婚姻は成立するのでしょうか?

文はないけどみかよもちは食べたのでしょうか?


まひろとの文のやりとりを際立たせるため…の誇張表現だとは思いますが、筆不精にしても北の方に文がないのはおかしいですよね。

(準嫡妻明子女王にしたって、双方納得づくの政略結婚だからこそ形式は重要だと思う)


まひろと倫子のシーンは水面下に無数の秘密があって、ふたりともそれらを詳らかにしない。

お互いに素知らぬ顔でこわい。


このドラマ、言外の匂わせが多く、不穏な気配が雅な燻りの如しで御座います。

(そこがすきー)





道長とそれなりに睦まじくしているようで懐妊した明子女王。

笑顔すら見せないままの夫婦生活らしい…が、呪詛のためなら老い衰えた仇に微笑みを浮かべます(美女なだけに怖さ倍増)。









はじめのほうは頼れるにいさんな雰囲気だった道隆。急激な出世と強大な権勢とともに父兼家のような怪物に。


渇愛の次兄、道兼。


天照の姉上に顧みられずに苦悶する月読に見えて仕方ない。












メッセージを平安時代風くずし文字にしてくれるLINEアカウントをみつけました。


楽しい。



道兼さま

山岸凉子の

描く

月読命にみえる












 


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