真木よう子に共感性羞恥感じた……
新田真剣佑が好きすぎて大暴走する真木よう子。
エロい!
孕ませられると思った!
フェロモン大魔王!
ばっきばきに充血した目で熱い視線のビームを送る真木よう子。
中居くんやニノが「思いはわかるけどワードに気をつけて」などとフォローするも、興奮はおさまらない様子。
酔っているかのように(実際に興奮で酔っていたのだろうけれども)呂律のまわらない早口で前のめりに愛情だか劣情だかをぶつけ続けていた。
ソレはまさに。
ほとんど恐怖映像。
けれどもコレ、オタクがやりがちなやつ……
沼にのめり込んだ最高潮の推し語りでやっちまう失敗。
ドラマや映画観て「やっば!エッロ!やっば!!」てなるの、あるよね…ある……
でもそのテンションは、はたからみたらヤバい。
見苦しい。
真木よう子のような美人ですらヤバさが減じない。
常識的なトーンで「好き」「ファンです」「仲良くしたいです」を伝えることができたなら、ほほえましいトークショーになったはずなのに。
溢れ出るエロスとリビドーの原酒割り水ゼロの濃い濃度でみんな悪酔い。
直視できないイタさだった。
おじさん→女性
のセクハラがキモいように
おばさん→男性
のセクハラもキモい。
アイドルや俳優が表現した媒体(写真集・映画など)を「エロい」「セクシー」などと評されるのは、ある意味仕事の成功を意味すると思う。性的に評価されるのもエンターテイナーの価値ではあるはず。
が、それをそのまんま、本人に直接言うのは違う。
伝えるにしても、それこそ「ワード」を選ぶべきなのだ。
「週刊真木よう子」やってた真木よう子だって、熱心な読者に面と向かってピーでピーでした!めっちゃピーしました!!ピー回もピーしてピーが空っぽになりました!ピーなピーがピーでピーでした!!(自主規制)なんてことは言われたくない…んじゃないのかな?いやわからんな。「ピーしてくれたの?やったぜ!」ていうメンタルの人だったらまっけんのドン引きする気持ちはわからないかもしれない。
それと。
立場もある。
これがまだふつうの一般人激アツファンのおばさんなら、トチ狂ってはいるけどまあそれだけ応援してくれてるんだな…ストーカーとか犯罪行為に繋がるファン行動しなければまあ…まあ、盛り上がりすぎてるけども、それだけ好きってことなんだよね…で済むかもしれない。
けど、真木よう子、あれで実績もキャリアもある芸能界の俳優の先輩。
俳優っていう同じ業界同じ職種の大先輩。
てなると、セクハラにパワハラもふんわり加わってくる。
演技力に定評がある女優。
いつか共演するかもしれない。
別にプレッシャーかけてるつもりはなくても、かかっちゃうよね。
正直になんて話せない。
たとえ「好みの女性…?そんなの妻に決まってるでしょ」「孕ませ…あなたのようなおばさんを?はは、ご冗談」「フレンチ?行きません」「友だち…?いやいや、ホントに無理」と思ったとしても、言えやしない。
でも、興奮するとそういうことが吹っ飛んじゃうよね。
やらかした後に「あー!!!」ってなったこといっぱいあるからわかる。
早口。
マシンガントーク。
相手の表情や態度に気づかない暴走1人語り。
エロな方向以外でも、やっちまった後のやってしまった感はハンパない。
そしてそれは、若気の至りが使えない年齢になればなるほどイタさが増していく。
真木よう子が18歳だったら、28歳だったら、同じ発言をしたとしてもまだなまぬるい目で見守ってあげられただろう。
しかし41歳は……
言い訳のできないお年頃。
しかも娘さんが14歳ときては…
「41歳、はじめて孕みそうって思った」って!
すでに15年前に実際に孕んでるー!
久本雅美の(イケメンに対する)「妊娠しそう!」よりもヤバみがある。
まあ、どっちもヤバいんだけども。
妙齢の女性の無意識のうちに暴走するエロスとリビドーのイタさをしっかりと胸に刻んで、自戒して生きていきたい。
(わたしもやらかしがち)