あなたの1番得意な字は?
ない。
なにも上手く書けない。
小学生の頃習字教室に通っていたけど、残念ながら身に付かなかった。
習い事も塾も、なにひとつ役に立っていない。
ろくに練習もせずいいかげんに行くだけではダメなのだ。
学校も行かせてもらったけど外国語は話せないし資格も技術もなにも手にしてない。
勉強せず遊び惚けていたからだ。
親には無駄金を使わせてしまった。
無能の人すぎて申し訳ない。
ブログスタンプのために「今日はなんの日?」でいろんなテーマで記事を書いている。
あらためて聞かれることによって気付かされるのは、自分には「出来ること」「得意なこと」が驚くほど少ないということだ。
のんべんだらりと生きてきた。
いろいろなことに対して、わたしは誠実に向き合ってこなかった。
その結果がこれである。
薄っぺらくて空虚な人間が出来上がった。
『字』が下手なだけではなく、一事が万事その調子なのだ。
わかっていたことだけれど、積み重ねる、ということの大きさを感じる。
逆説的だけれども、なにも積み重ねてこなかったからこそ、一歩一歩、一つひとつを積み重ねてきた人の偉大さがわかる。
地味で長い努力の時間が「実力」「経験値」「人望」など有形無形のものを作り出す。
『美しい字』もそう。
お手本をしっかり見て、正しい姿勢で、正しい筆致で丁寧に書いていく。
なんとなくで書くのでは、何十枚何百枚書いたところで上達しない。
真剣に、本気で、なにかをやれた記憶がない。
ちゃんとした人間になれなかったなあ…
テキトーになんとなくではメタボリック体型と脂肪肝くらいしかできない。
(これもまた怠惰な日々の積み重ねの賜物である)
期待はずれな仕上がりだけれども、かといって落ち込んではいない。
申し訳ないなあとは思うけど、「これからちゃんとするぞ!」とも思わないし「頑張ろう」とも「向上したい」とも思っていない。
意識が低くて申し訳ない。
でも、これが本心だからしょうがない。
努力できる人間だったら良かったのに、と思う。
でも、努力したくないな、めんどくさいもん、と思う。
我が子には真っ当な人間になってほしい。
人生に誠実に向き合い、真剣に生きてほしい。
でも、わたしはダメだ。
ダメ人間だ。
低きに流れ流されて、行きたい方向ではなくラクな道を選んで生きてきた。
それでも。
ぜんぜんちゃんとできないけど、図々しくまあまあ幸福に生きている。
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