千葉県野田市で、虐待されていた子が学校に助けを求めていたにもかかわらず
父親にそれが嘘であると言われて、結局虐待の上亡くなってしまった事件がありました。
小学生のお子さんが、勇気を持って告発したにもかかわらず…です。
ですが、わたしも離婚調停のときに似たようなことがありました。
夫の子供に対する暴力から、離婚を決意したわけですが
調停の場で夫はそれを否定。
わたしは証拠として内出血をした子供の体の写真を提出したのですが
それが真実かどうかについてきちんと精査されることもなく、面会交流の日取りなどを決められそうになりました。
もちろん、反論しましたので、そこで決まることはなかったのですが
ここまで子供の人権が軽んじられているとは驚きました。
刑事事件などで、子供の証言は信憑性に乏しいとされてしまうとは聞いていましたけれども
児童相談所と裁判所の連携などもないんですかね?
子供は暴力を受けたショックで、数ヵ月間、児童相談所に通っていたわけですが
そんな事実も無視?
親の権利だけを主張して、面会させて何の意味があるのでしょう?
これじゃあ、世の中のお子さんが声を上げたって
助けることなんて出来ないですよ。
あの野田の事件だって、父親は平気で嘘をついていたじゃないですか。
モラハラDVするような人間が、自分の非を認めることなんて絶対にありませんから。
むしろ、言いつけたことで、仕返しとばかりに
子供がもっと酷いことをされる可能性を考えないんですかね?
子供に親を選ぶことはできない。
あんな人と結婚したわたしが悪いと思っています。
けれど、子供に罪はない!
暴力をふるった本人に簡単に会わせるなんて、
いったいこの国、どうなっているんだろう。
裁判ではレイプ犯と被害者が同じ法廷で
証言し合うそうだから、裁判所というのはそういう心の配慮に欠けているのだろうか…などとも考えました。
なんだかなぁ……