国家試験対策_【人体】に関するおまとめ企画3 | ペーパー社会福祉士のうたかた日記

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社会福祉士資格をとるまでと、とったあと+α。浮世のつれづれ、吹く風まかせの日々。

1科目めのしかも第1問か2問の、
ビビり目的出題のための対策。
参考は医師や保健師国家試験対策、
超一流出版社_海馬書房テキスト。

社会福祉士国家試験っていっても、
作問者のネタ漁りの嗜好性癖って、
その分野の専門書から出してくる。

理由は(←元受験生の妄想だけど)、
こんだけのこと知ってる受験生は、
会場にはいるまい!ふはははは的な、
歪んだ優越感の充足のためだけw

付き合わされるこっちが迷惑です。

なので先回りしてそれらしいとこ、
こんだけ見といてこれ以外が出たら、
試験中でも拍手したげてくだされ。

>よしよしキミはヒマなんだね~
>年間通じてこれしか仕事がないから~
>だから凝っちゃったんだよね~

一般の参考書類や教科書には、
掲載されてる量が少なそうな内容と、
いかにもヘンにキナ臭い表現と初見、
あと私の個人的アンテナ次第。

--------------
出生時の体重は平均約3,000g。
体重増加率は思春期よりも
乳児期の方が上回っている。
--------------
思春期の急激な成長といえば、
女児の二次性徴は男子より早し。
--------------

第25回で"身長5倍"が出たので、
出生児と比較した数値として、
ヤバそうな着眼点を列挙すると、

身長は2歳で出生時の1.5倍
体重は1歳で出生時の3倍

さてここで問題です!
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問1:出生時の頭位と胸囲では、
胸囲の方が頭位を上回っている。
==============
○か×か?正解はCMのあとで!

次。大泉門は見たことあるけど、
(第22回第1問選択肢1)
小泉門っていうのも存在する。

大泉門は前頭骨と頭頂骨の間。
小泉門は頭頂骨と後頭骨の間。

頭蓋骨は22個の骨から構成され、
出生時は未結合な状態である。
その骨の境界にある穴のこと。

大泉門は1-4cmのビッグな穴で、
閉鎖には生後1.5-2年かかるが、
小泉門は2か月頃には閉鎖する。

昨日の保護伸展反応の続きも。
出生時以降の"反応"の数々。
--------------
ⅰ)緊張性頸反射
背臥位で頭を一方に向けると、
頭の向かう方向に上下肢を伸展。
反対側の上下肢を屈曲する。

頭を右向け→右手右脚伸ばす
頭を左向け→左手左足伸ばす

出現:生後1ヵ月ごろ
消失:6カ月ごろ
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ⅱ)吸啜(きゅうてつ)反応
口唇を刺激すると吸い付く

出現:出生時
消失:生後2-3か月
--------------
ⅲ)バビンスキー反応
足底の外側部を踵部から足趾へ刺激
→母趾背屈、他の足趾の開扇現象

出現:出生時
消失:2歳ごろ
--------------
ⅳ)姿勢反射
身体の位置が変化したとき
元に戻そうとする反射

・ランドウ反射
腹臥位の胸部を支えて水平に吊るす
頭部を後屈→脊柱と下肢が伸展
頭部を前屈→脊柱と下肢が屈曲

出現:生後6ヵ月
消失:2歳6ヵ月

・パラシュート反射
腹臥位から吊るした状態
→頭部と肩を急に下に傾ける
→首と上下肢を伸展
(落下を防ぐような姿勢)

出現:生後8-9ヵ月
消失:しない(生涯継続)

・頸部立ち直り反射
頭部右向け→体全体で右旋回

・平衡反射
左右いずれかに傾ける
→傾けた側と反対側の足を交叉して支持

前後いずれかに傾ける
→前→左右いずれかの足が前に出て支持
→後ろ→左右いずれかの足が後ろで支持

出現:生後6ヵ月ころ
消失:しない(生涯維持)
--------------
突如吊るされて逆さにされたり、
いきなり身体を傾けられたり、
新生児もご苦労さまと思うけど、

平衡反射は昨日の転倒のくだりでやった。
危ないと思ったらぱっと手や足が出る。
これができないから転倒するわけです。

ⅲ)バビンスキー反応の内容は、
書いてていったいどういう動きなんだか、
まったくイメージできんかったw

>足底の外側部を踵部から足趾へ刺激
>→母趾背屈、他の足趾の開扇現象

作問者は難解な用語を出すのが、
自分のステイタスと信じてるから、
こういう言い回しが大好きである。

以下翻訳してみるとこういう動き。

足のウラの外側をかかとの方から、
つま先方向にこするとか刺激すると、
その足の親指だけが甲側にそり返り、
他の4指は広がる動きをとること。


2歳までに現れるなら通常の範囲。
成人でこれが現れた場合は、
後天的な錐体路障害の疑いがある。

錐体路とは随意運動の指令の経路。
筋萎縮性側索硬化症 (ALS)、髄膜炎、
脊髄空洞症、髄液減少症などを疑う。


さて、だからなんだって話だけども、
社会福祉士に必要があるかないか、
実務に限っていえば可能性は低い。

専門職はそのための専門職なんであって、
たとえばバビンスキー反応がどうだとか、
反射の正確な診察の仕方も知らないのに、
また仮に知ってたとしてできないわけで、

これは疾患の疑いがありますねとか、
医師の診断を受けたらとか言うのは、
素人判断は考えたって危険なことで、

たとえば医師と同行同席した際に、
錐体路障害が…と口にした説明で、
あれか、とわかる程度だろうと思う。

だけど「試験に合格するため」には、
どれも不必要とは言い難い内容である。
知っているかいないかどうか含めて、

私は試験屋だから試験に合格するために、
または合格を阻害する懸念のある要因は、
できる限り試験前に排除しておきたい。

社会福祉士に課す試験かどうか、
疑問を感じないわけはないけど、

試験に受かって登録しないと、
社会福祉士にはなれないんで、
そこは私の職業上の使命です。

と、まあお疲れさまでした。

出産と育児経験の有無だとか、
個人的経験が合否を左右するのは、
公正さを欠く(第24回問題10)。

けどもし出ても雑学の範囲内で、
対応できるもんならしときたいし、
5肢を少なくとも2択にしたい。

==============
問2:新生児の体重は約75%が水分、
そのうち細胞外液量は40%であるが、
成人の細胞外液量は20%と減少する。
==============
○か×か?正解はCMのあとで!


さていよいよ目と鼻の先です。
ここで風邪とかノロウイルスとか、
絶 対 に 遠ざけてくださいね。

インフルエンザウイルスは湿気に弱い。
水分を欠かさず口腔内を湿らせること。
ノロウイルスはアルコールは効きません。
物理的に洗い流すのが最も効果的です。


いや~本業も殺気立ってきちゃった~い爆弾
当日まで一緒にがんばろうぜ受験生!


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社会福祉士、本試験間近。
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問1:×
頭位平均値33cm
胸囲平均値32cm
子ども産んだことや見たことないと、
こういう問題って圧倒的不利だよね。。

問2:○
最近の問題の変態度合いからして、
このくらい出てもビビんなよと。