つながっているということ-試験当日open sesame | ペーパー社会福祉士のうたかた日記

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社会福祉士資格をとるまでと、とったあと+α。浮世のつれづれ、吹く風まかせの日々。

10:00を回った。
第24回社会福祉士国家試験が始まった。

昨年、私は真っただ中にいて、
この時間、人体とか心理に頭を使っていたのだが、

ものすごく覚えているのは、
こりゃー、厳しいかもな、ということとか、
ほんとに手あたり次第出すんだな、とか、
頭の片隅で、へんに醒めていたこと。

みんな、がんばってるかな。
遅刻しないで行けたかな。寒くないかな。


私は専門学校も通信制だったし、試験勉強も独学だったから、
誰ともこのことを話したり、相談することがなかった。
そして、特にそれに何か考えることもなく、
「当たり前」だと思っていた。

それは自分の性格と経験に多分に依るのだが、
試験勉強の方法論ほど、十人十色なものはないし、
これをやったら合格できるものなんてなくて、
強烈な動機だけがありゃいいのであって、
それは個々の深いところに、内在するものだから↓↓
東京大学に合格する方法1 2011-12-14 06:49:43
東京大学に合格する方法2 2011-12-15 07:02:58

専門学校ではスクーリングのたびに、
仲間をつくれ、勉強会をしろ、と言われたけど、
長年、受験生を見ていて、集まりゃ勉強なんかしやしない。

集まって何かすることと合格率の連動は不明だけど、
集まって不合格になる確率は確実に高いと思っている。
受験生のカップルって女の子だけ合格するしねw

でも、ブログを始めて、
いろんな情報交換の場があることを知った。
そして、これいいなぁ(羨 と思った。

そして、受験生が集団になりゃ、
交換すんのは情報じゃなくてメルアド、と決めつけていたこと、
もったいないことをしていたんだなあと悔やんだ。

顔も見えない、知らない人だけど、
今、日本のどこかで同じ目的に向かって、
頑張っているというのは、
言葉にできないくらい、スゴイ励みになる。

なんでだろう。
こういう親しみの距離感ってラジオに似てる。

ラジオって媒体は不思議で、
深夜に編み物しながら聞き流したりしていると、
やたらと「一人感」を掘り出すような感じがする。

一人は一人で、孤独とはまったく別なものだし、
なんとかしなきゃいけない、という焦燥もなく、
咳をしても一人的な、乾いた事実。

それが、誰かも今どこかで「一人」なんだ、
と、連帯までいかないけど、ひそかにさりげなく、
つながっている感が、音と一緒に流れ出してくる。

自分が今まさに聞いていた曲のことが、
ブログに書かれているのを発見したときとか。

ちまたじゃ「絆」が大流行。
絆力(きずなりょく)、を測るなんて本まで出て、
ちょっとしたつながりブームである。

緊縛するイキオイで絆きずなとうるさく言われると、
窒息しそうな気がしてくる。

私は人の、自然発生の連帯を信じている。
甘いかもしれないけど、信じている。
ソーシャルランチなんて、
不自然でデジタルな出会いを設定しなくても、

ほんとにほしいと思ったら、自力でできるものだ。
ほんとに必要だと思ったら、できる。

インターネットを支えているのは
一人であることを有無を言わさず認識できる、
この「一人感」かもしれないなー

ツールがどんなに発達しても、
人の奥底にある感覚や欲求は普遍的なものだ。たぶん。

本日受験された皆さま、
いま、どこでこの拙文を読んでくださっていますか?
試験の昼休み中に、気分転換に?
それとも、帰途についた電車の中?
歩きながら?
帰りついた部屋で?

私は心から応援してます。祈ってます。
明日からお仕事の方々、お休みに受験、お疲れ様でした。
そして自己採点したら、もう忘れましょう。

さて今日夜から、私も今年の問題にチャレンジ。
午後から出勤だぜー
問題回収するぜーそして解くぜー
月曜日火曜日の夜には、できる限り感想upします。


おまじないって、なぜゴマなんだろうか??