SUNAO | 柚子プリンナーへの道

今ではゲーセン勢とでも汚い話をバンバンしてしまっている僕ですが、
これでもゲーセン通って二年近くは全然下ネタなんて言ってませんでした。


何故かと言えば、趣味の話がこんなにもできる人たちが集まっていればそんなの必要無いかなと思っていたからです。
現に楽しい訳だったし。

しかし、ある時期を境に僕は変わってしまった。

某本八幡勢の某ライチ使いの某しきくんというプレイヤーとよく遊ぶようになってから、徐々に僕は人が変わったように
「ちん○ん」「ま○こ」なんて可愛く思える様な事をゲーセン勢にもパナすようになってしまったのです。

戦犯のしきくんは、2人でカラオケオールとかしてる時に突然
「あーセックスしてー」
と言い出します。必ず。決まってです。ちなみに彼女います。ふざけんな。

最初はその
「セックスしてー」
を聞いた時僕はとてもびっくりしました。
馴れ初め、とまでは行かずともゲーム以外の事でしきくんと関わりが薄かった事もあったのだろう。
こんな簡単に言えちゃう人がいるんだな、と。それは驚いたものでした。

僕は確か最初の方は
「あ、ああ…」
とそれとなく二つ返事の様な返しだけをして、そこまでその話題を掘り下げはしなかった。

ただ、しきくんと遊ぶ回数を重ねる度に自分は何故こんなにも自分を解放する事を我慢しているのか不思議に思いました。
恥ずかしいのもあったと思うけど、もしかしたら
「ゲーセン勢」
というくくりを作って自分で線を引いてしまっていたのかもしれない。
いわゆる壁を作るというもの。

そんな自分こそ恥ずかしいんじゃないかと、しきくんの素直で純粋でとても綺麗に響く
「セックスしてー」「大きいおっぱい」
等を聞いてるうちに思い始めたのであった。

そして俺はそんなしきくんに引っ張られあんなことやそんなことをしきくんと打ち明け合い、今ではしきくんの惚気噺にただただ俺がブチ切れているだけという関係になりました。

その副作用で、他の
「趣味の話が出来るゲーセン勢」
だった人たちともいつの間にか普段の自分を出していたわけです。

最近になっての話だけど、色んな身内と色んな(意味深)話をする様になってやっぱりみんな男の子なんだな、と感じることも出来ました。

何はともあれしきくんの素直さにただのゲーセン勢だった自分は変われてしまったという話でした。

決して変な話ばかりしていこう!
という訳ではなくて、
そういう話が出来るのもいいね、という事です。

素直な気持ちに気付いてみよう