No471・シマトネリコ「家族の木」・眠れない夜だった | rico8001のブログ

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腎盂癌、膀胱がん、根治不能尿路上皮がん、肺転移、抗がん剤で、治療中

眠れない夜

●昨夜は両足を電気で刺すような痛みで眠れません。こんななことは滅多にありませんが、もぞもぞと寝返りを繰り返す私に、隣のベッドの彼女を目覚めさせてしまいます。痛みの塩梅を表現は共通する痛みが必要だがそれは難しい。共有する言語は簡単だろうが、主治医に苦痛の説明も副作用ガイドでは括れない。あれこれおしゃべりしながら眠気が来ると願いました。彼女に喋っていたのはベッドに入るまで読んでいた、NHK100分名著のテキスト、2019年放送「燃え上がる緑の木」(大江健三郎)解説は作家の小野正嗣でした。大江健三郎の小説に欠かせぬ出身地で四国、谷間の集落の情景になります。元気なうちに一度は出かけたい場所だったが叶わないことになってしまった。そんな一方的な私の言葉に付き合っているうちに夜が明けまた。彼女から夜明けの写真が届きました。ニコニコ

歯科へ

●昨日は午後に歯科へいった。前歯の虫歯をこれ以上は削れないので神経を抜いての治療になる診断されていた。治療には2-3か月の時間が必要なのでがんセンターの主治医に相談したらそれは構わないと判断された。痛みがないうちに、そしてまだまだ死にそうになくてしっかり噛んでおいしく食べたい下心です。診察はレントゲン検査で治療内容の説明を受けます。パドセブ治療の7月いっぱいの予定日を伝えて、20日の治療予約をもらいます。帰り道はブロ友さんの紹介でシャトレーゼ「栗ぜんざい」を求めに行きます。掲載されていた「栗ぜんざい」ゲットです。歯の治療を始めるのに甘いものとは、卑しい性です。

シマトネリコ「家族の木」

●この間まで咲いていたのは彼女が植えたティーツリーでした。私はどちらもおんなじ花と見間違えてしまいます。木の名前は、シマトネリコです。私はこの木の名前を初めて知りました。この頃は縁側で庭の草花に癒される日々です。義父が植えた息子の誕生記念樹の泰山木と、娘である彼女が植えたシマトネリコ、どちらも我が家の「家族の木」でこの時期に花を咲かせています。

●シマトネリコの花言葉は「偉大」「荘厳」「高潔」「思慮分別」。ギリシャ神話やローマ神話では戦いの神アレスの木であり、「目の前の問題に冷静かつ慎重な判断下す」という花ことばの一つの意を書かれています。そんな花言葉の所以を知って彼女が植えたか、それは聞かないことにしています。

ティーツリー(オーストラリア原産)

花言葉は「清潔」「強い味方」

泰山木とシマトネリコ

●ご飯よ!! と呼ぶ声がします。

ここまで書いたら、

もう昼ご飯になっていました。

野菜たっぷりの冷やし中華めんです。

しっかり食べて二人でお昼寝です。ニコニコニコニコ

外は暑そう、きょうの散歩はヤーメタびっくりマーク

今夜は痛みはないかな・・・・

 

拙文お読みいただき感謝します

誤字脱字にはご容赦ください