アナスタシア観劇 | 薔薇色diary

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観劇が好き。
観劇にまつわるモロモロも好き(^^)
非日常の世界に身を置いて、めくるめく音楽の洪水を浴びる素敵。紡ぐ言葉の素敵。

そんな素敵を語ります


やっと観劇。
昨日「アナスタシア」を観てきました。

一度だけの観劇なので観たいキャストの日に観れたらいいなあと昨日を選びました。
梅芸はキャストボードが一箇所で、並んで写メをしてからパンフ購入の流れなんですね…
一度目でどちらもマストなら並ばないとですが、かなり長蛇の列、並ぶの大変そうでした。

この日は学生団体が3校、1階後方と2階(多分)は多分埋め尽くされてたと思われます(制服が三種類だった)
開演前まではとってもザワザワ、後ろのカップルが集中して観れるか心配 などと言っていた程ざわついてましたが始まったらシーンとしてた…
それだけ引き込まれていったのでしょうと想像。
そりゃそうです。

アナスタシアのお話は、映画やかなり前の雪組版宝塚の舞台でも拝見していますが(それこそ雪組はターコさん主演でしたね)、最近の宙組版は映像のみ拝見。

今回のブロードウェイ版アナスタシアをこのキャストで拝見できたのは本当に幸せ。

本日のキャスト




皆様素晴らしかったですが、
周りを固める方たちが素晴らしかったこと‼️

禅さん最高〜
久しぶりに拝見する禅さん、クリアで芯のある歌声も、曲によって変わる歌声も、そしてなんと素晴らしいダンスまでも堪能し、ディミトリとアーニャをを支える少しお茶目で優しいヴラドに引き込まれてしまいました。
二幕から登場のリリーとの絡みはいかばかりかとニマニマ想像しつつの幕間おしゃべり、楽しかったです。
そしてリリーの堀内敬子さん
ヴラドの一歩上を行く感じで常に彼女ペース、彼女に首ったけのヴラドだからこそそんな事はお構いなしのヴラド、そして堀内さんもとても芸達者で口ポカーン👄 笑
私もついつい見惚れてしまって、そしてもちろん歌もショーストップの上手さ。
本当に素敵でした。


そして海宝ディミトリ、
少年のような笑顔と輝く響く歌声、「俺のペテルブルグ」胸熱でした。
そして、かつてパレードで見た彼女、身分の違いにに気付き我に帰るディミトリのせつなさ、
彼の感情が次々波のように押し寄せてくるのが伝わります。
晴香アーニャとの並びもデュエットも素敵。
凛とした芯の強いアーニャ、ある意味孤高の雰囲気を滲ませていて本当に皇女に見えたし
そんな彼女が体験するこの冒険の旅、
素敵なお話でした。

そしてグレブの万里生くん、
心の底にはアーニャへの愛があるのに
ロシアのため、父を思う為にアーニャに銃を向けますが…
表情豊かに葛藤するグレブを演じて、張りのある強い声で歌う、上手いです。

そしてそしてマリア皇太后ターコさん‼️
存在がもうエレガントの極み、
格式高く威厳ある孫思いの優しいおばあちゃま
そして家族を亡くした悲しみ苦しみ、どうしようもない喪失感からの気難しさ、孤独感が全身から溢れ出ていました。
ターコさんがコツコツ歩く姿まで威厳を感じる…
本当に舞台が締まります。


そして、劇中劇の白鳥の湖
見応えがあると思ったら
皆さんプロのダンサーの方たちですよね。
中にジークフリートを演じている方、
Kバレエ出身で城咲あいちゃんの旦那様ですね。
(パンフを見て気付く)
願わくばもう一度観たいほどのクオリティの高さでした。

そしてシンプルな舞台装置にプロジェクションマッピングが効果的に使われていて、
中でも一幕ラスト、「Journey to the Past」を歌いながら丘の上からだんだんパリの街が見えてくる景色にはワクワクしましたし、列車に乗って見える景色、変わる線路の向きに景色も変わるリアルさ、
そして銃弾で窓ガラスが割れる怖さ。銃殺を暗示していて効果的でした。




この日は幕間に知った、火事による新幹線運転見合わせニュースに多少驚きながらも、
終演後にもう一度確認したら、自分の乗る新幹線はほとんど正常運転だったので、そのまま予定通り帰りました。
体力的にはなかなか疲れた終わり方でしたが
アナスタシアの興奮が残っていて、余韻に浸りながらの良い一日でした。







帰りのお土産はこちら



前から食べたいと思っていたので

満足照れ