このブログでは、小5の発達凸凹長男と小1次男を子育て中のモンテッソーリ教師りっきーが、自宅での子どもたちとのモンテッソーリ教育&感覚統合の視点での取り組みのほか、長男が生まれてから診断がつくまでの悩みの日々についてなど、現在&過去の両方をお伝えしています
こんばんは、りっきーです
浮きこぼれ気味な次男のWISC検査について書いています
前回の記事はこちら
次男(当時年長6歳0ヶ月で受けました)がWISC-IVを受けてから約2週間
結果を聞きに行きました。
WISC-IVの概要については、こちら
私の想像通り凸凹がありました。
検査項目間の個人内差は23で、有意に差があるということでした。
(ちなみに長男は最大の時で40ほど、私は33の差があります)
耳から聞いた情報を元に内容を理解したり考えをまとめることが得意で、
目で見たシンプルな情報を元に、素早く正確に作業することや、見るべき要点を直観的に判断することが苦手、というのが総評。
大まかな凸凹はこんな感じでした(察してw)
長男は、検査結果からも日常の様子からも完全に「視覚優位」なのですが、
次男、講評なども総合すると、なんと「聴覚優位」でした・・・
今まで、あれ?伝わってない?と思うことがあった理由や
癇癪の強さはこれか〜〜
実は総合IQ(FSIQ)は私と次男、全く一緒やったんですが、
得意・苦手がまっっったく違いました。。。
私はよかれと思ってシンプルな視覚情報で伝えてたけど、
詳細な聴覚情報が欲しかったみたいです
ごめん、次男・・・
お母さん、(自分比では苦手やけど)頑張って言葉で説明して伝えますと
この時思いました
前の前の記事で書いた、暗算力の高さは
WISCでしっかりワーキングメモリの高さとして出ていました。
(130超えておりました)
聞いた内容を覚えておきながら、同時に頭の中だけで並べ替える、整理する、計算することが得意で、そのための集中力を維持する力もあり。
言語指示を聞いた時に、忘れたり曖昧にならずに作業ができるようです
ちなみに、扱う情報が複数だったり、複雑になるほどパフォーマンスが上がるらしい。
難しい問題ほど、燃える次男
まさにその通り。
一方で、本人比では視覚処理系が苦手。
知覚推理(PRI)の中では項目ごとのばらつきが強そうだったのと、
処理速度(PSI)は本人の苦手意識もありそうという結果でした。
これは前回の記事でも書いたように、書字の苦手さがあったため予想通り。
直線の歪みや運筆の不安定さの指摘がありました。
手先の細かな動作の苦手感から、書字に必要以上にエネルギーが割かれ、作業の間に視覚的記憶が曖昧に
そして、簡単な問題ほどケアレスミスが多く、見直しをほとんどしていなかったそうです。
まさにその通りでございます
手紙の返事、2時間かかったもんね・・・
そして、具体的な問いや一問一答式はスムーズに回答する一方で、漠然とした質問やオープンクエスチョンは苦手な傾向が見られたようです。
発達特性はあるのかな・・・と思っていたのですが、
他にも色々問診票書いたりする中で、
結果発達障害に該当する診断はつきませんでした。
特性はなくはないだろうけど、コミュニケーションの問題や
大きな感覚上の課題(感覚過敏など)が見受けられないこともあって、
まぁそうだろうな・・・というのが率直な感想でした。
ただ、凸凹はそこそこ大きいし、
小学生以降のことで先生からはお話がありました。
続きます・・・