このブログでは、小5の発達凸凹長男と小1次男を子育て中のモンテッソーリ教師りっきーが、自宅での子どもたちとのモンテッソーリ教育&感覚統合の視点での取り組みのほか、長男が生まれてから診断がつくまでの悩みの日々についてなど、現在&過去の両方をお伝えしていますニコニコ

 

流れ星発達障害と診断されるまでのことを過去にさかのぼって書いています流れ星

 

前回の記事はこちら下矢印

 

 

3歳半健診で心折れる経験をし、やっぱり長男はかなり発達に凸凹があるなぁと確信した私もやもや

 
6月に2人目の産休入ってから、かなりいろんな本を読みあさり、ネットで調べ、それなりに詳しくなっていました虫めがね
 
今から7年前の話なので、当時はまだ「芸能人の方でもカミングアウトされてる方がいたりするので、以前よりは知られていたりするかも・・・」という認知度でしたショボーン
 
調べた中で、長男は「自閉症スペクトラム」と呼ばれている障害の状態に近い気がすると感じました。コミュニケーションの質的な障がいとこだわりや繰り返し行動の多さという部分が当てはまっていましたくるくる
 
スペクトラムというのは連続しているという意味で、障がいといっても「ここからが障がい、ここからが健常という明確な線引きがあるわけではなくてグラデーションのように連続した帯の中で、特性が強いのか弱いのか、本人が日々の生活のなかでどれだけ生きづらさを抱えているかで判断する」ということなのだと学びました。
 
そして母親としての勘では、恐らくADHDの特性もありそうだなと・・・

ADHDにも不注意型とかいろいろありますが、長男は衝動性が強く、とにかく多動でした。

 
発達障害と一言にいっても100人いれば100通りなので、あくまで我が子の話ですが、私が気になっていたことは下のような感じです。
 
たくさんあるので、しぼって書きますOK
(ここから先の例は2016年、長男が3歳半ごろのお話です。当時書き留めていたものを再編集しています。今と時系列ずれてますが、ご容赦を!)
 
スニーカー同じ靴にこだわる
 
同じメーカーの同じ色の靴しか履いてくれない時期がありました。(1歳半〜2歳半ごろ)
いつもと同じ、ということに安心します。
 
逆にいつもと違うことに対しては拒否反応を示すことが、物以外でも多かったです。
 
洗い替えやサイズアップも含めて同じものをオークションとかで探し、我が家にはまったく同じデザインのものが6足ありましたびっくり
 
2歳半ごろまでは上着も他のは着てくれなかったりで毎日同じものを着せてました。
 
が、徐々に外の世界に興味を持ち、私も少しずついつもと違うものを無理のない範囲で導入していったので(最初は色違いとか同じマークがついてるとか安心できるように考慮して)、3歳半の時点では服や靴のチョイスへのこだわりはほぼなくなりました。
 
その他の物への執着はいろいろ語りつくせないほどあるんですが、3歳以降は外に出て困るほどの物への執着はかなりおさまっています。
 
(補足)
→今見ると、モンテッソーリの「秩序の敏感期」とも重なります。
長男の場合は、結果的には特性からくる部分も大きかったですがおねだり
 
 
 
鳥ことばがおうむ返しor定型文
 
つい最近(3歳半ごろ)まで、ほとんどの言葉がおうむ返しでした。
 
お茶飲む?→お茶飲むorお茶飲まない
うん、とか、いらない、という聞かれた言葉と違う単語を使って返事ができたのは最近です。
 

他に、たぶん聞かれた内容が自分の理解を超えているときなんですが、本当にそのまま返ってきます。

 
今日はここまでどうやって来たの?→今日はここまでどうやって来たの?
 

テレビのセリフをそのまま暗記することが並外れて得意で、カーズ、カーズ2、プレーンズなど、好きなアニメの90分間のセリフをほぼ全部暗記してます。

 
エンディングの英語の歌もそのまま。
そして会話の中でたとえば「レース」という言葉が出てくると、「さぁ、やってきました!世界最高峰のカーレースの開幕です。なんといっても今回の目玉は…(以下略)」という感じでこの後延々セリフを話します。
 
一応レースというキーワードに基づいて会話している感じに聞こえなくもないので、長男のことをあまり知らない人が聞くと、すごい高度な単語を駆使する3歳児に見えることもあると思います。
 
ここがやっかいなんですよ、一見問題がなく、下手すると飛び抜けて賢い子?に見えます。
 
…が実際は、相手のことはまったく考慮できないので、自分の言いたいこと(セリフ)をひたすら言って終わり。
 
こういうときはこちらから何か質問をしても自分の世界に入っているので、ほぼ返事はありません。
 
そういう状態だったので、会話の成立みたいなことは3歳過ぎても難しかったのですが、3歳半を過ぎてから日常のちょっとしたやりとりはだいぶスムーズになってきました。
 
 
たとえば、
母「パジャマ脱いだら洗濯機のとこ持ってってね」
基本的にこちらの言っていることを理解はしているので今までも無言で持っていってはいたけど、今は…
長男「はーい、わかりました!」
とかいうやりとりができることも増えてきました。
 
心理士さんの見立てでも、理解力はありそうやけど、それが言葉として出てきていないのではないか、と言われています。
 
ちなみに2歳代はクレーン現象(大人の手を引っ張って目的のものを取らせたり行動をさせようとする)がありましたが、今はありません。
 
 
 
PC見たものを記憶する力は抜群
 
ひらがなはお風呂と部屋にポスターを貼っていて、しまじろうのはてなんだくんを1人でやってるうちに教えてないのに50音全部読めるようになりました。(3歳すぎごろ)
 
数字は今は35ぐらいまで言えます。
アルファベットの歌はzまで歌います。
 
気に入った本は何度でも読むので、100ページぐらいある本のどのページがどのセリフかを全て覚えていて、めくるたびに間違えず暗唱します。
(字はまだ拾い読みしかできないので、絵本の字を読んでいるわけではないはず…)
 
視覚優位といって発達障害の子にけっこうよくあるケースらしいですが、見たものをそのまま写真のように記憶するので、口で言っても理解できないことを絵や写真にして見せたら、途端に理解したりします。
 
こんな感じで、得意なことと苦手なことの差がとんでもなく激しい(凸凹している)と、本人はとても生きづらくしんどい思いをするようです。
 
え、こんな難しいことができるのに、何でこんな簡単なことができないの!?となるわけです。
 
 
たとえばテストをしたらIQ100が人間の平均としたら、大体の人はA分野は95、B分野は105で平均して100になり、それぞれの分野にそこまでの差がないことが普通だそうです。
 
でも発達に凸凹のある人は例えばA分野は120、B分野は80になったりする。平均したら同じ100にはなっても、この差が大きくて日常生活に支障をきたすことがいわゆる「困りごと」になります。
 
説明が下手くそでわかりにくかったらすみません。
この一年で私が本を読みあさり、いろんなブログを検索したり、心理士さんに教えてもらったことなどを総合して書いたので、専門家からしたら違うよ!ということもあるかもですがショボーン
 
ここまで2016年当時の記述↑
 
まだ本格的に発達のこと学んでなかったけど、自分なりに長男を観察して分析していたようですキョロキョロ
 
 
次の記事で3歳半健診以降、長男への対応がどういう風になっていったかを書いていきたいと思いますつながるうさぎ
 

車大好き!

 

 
続きます!