このブログでは、小5の発達凸凹長男と小1次男を子育て中のモンテッソーリ教師りっきーが、自宅での子どもたちとのモンテッソーリ教育&感覚統合の視点での取り組みのほか、長男が生まれてから診断がつくまでの悩みの日々についてなど、現在&過去の両方をお伝えしていますニコニコ

 

流れ星発達障害と診断されるまでのことを過去にさかのぼって書いています流れ星

 

 

長男は2013年1月生まれニコニコ

 

初めての育児ということもあり、1歳までの赤ちゃんの頃は特に違和感を持つことはありませんでした。目も合ったし、笑うし、指さしや喃語も盛んでした。

(というか、育児はこんなもの、と思ってた部分が大きかったかな)

 

ただ、とにかく寝ない子で、高性能の背中スイッチがついていて置くと起きる。

そしてよくギャン泣きで反り返ってはいました。

今思うと、触覚過敏がとても強かったことが、睡眠の不安定さにつながっていたのですが、

その時は何も知らなかったので、寝不足でフラフラになりながらも、「元気だなー力強いなー」というぐらいの認識でいました口笛

 

でも2歳前後から、長男の成長について…あれ?と思うことが増えていましたショボーン

初語は1歳ぴったりぐらいで早かったものの、言葉があまり増えない。

 
こだわりが強い。コミュニケーションが取れてる感じがしない。
そしてとにかくじっとしてない。
 
起きてる時は止まると死ぬんじゃないかってぐらい
ずーっと動いててまったく目が離せない。
 
眠りもずっと浅く、初めて朝まで続けて寝たのは3歳近くになってからチュー
 
周りからは男の子はいろいろ遅いしーとか、早生まれやもんねーとか、3歳過ぎたらぺらぺらしゃべるよーとか、そんな感じのことを言われるけど、でも母の私からすると違和感がぬぐえず悩む日々でした。
 
3歳目前の2015年12月、二人目の妊娠がわかってすぐのことです。
 
意を決して、保健センターの窓口へ行き、保健師さんに相談しました。
専門的な人に一度みてもらいたいと…
 
発達相談にのってもらうだけで3ヶ月待ちという状況の中、何とか2016年3月(3歳2ヶ月時)に1度目の心理士さんとの面談がありました。(当時は知らなかったのですが、新K式発達検査でした)ヒヨコ
 
しかし、まず初対面の人に対する警戒心が異様に強く、テストを拒否してしまい、部屋から出たがってまともに検査できない状態…検査結果には「測定不可」と書かれていました驚き
 
まだまだ月齢も低く判断しかねる、見立てとしても強い人見知りという可能性もあるし何とも言えないということで、また半年後以降に面談を…ということになってしまいましたタラー
 
まだこの時は私もこれぐらいの子の癇癪とかってよくあるって言われたし、きっと何もない!いや、でもやっぱり…という感じで心が揺れていましたアセアセ
 
そして、2016年7月にあった3歳半検診で心が折れることになりますショックなうさぎ
 
長男はとにかく初めての場所や人が多く集まる場所が苦手で、その場その場の予測できない指示にパニックを起こす可能性が高く、私も臨月だったので、集団検診がすごく不安なことを事前に電話で伝えたんですが、診断ついてないし特別扱いはできないということで、みんなと一緒に健診を受けることに…
 
何とか連れて行き、最初15分ほど集団で歯の話?だったかを聞くところまではちょろちょろしながらも何とか長男も頑張りましたあしあと
(この時点で他の子が全員大人しく話を聞いていて驚愕…ガーン)
 
しかし、健診がまさかの長男が一番嫌いな歯科健診からになってしまい(順番は適当に振り分けられる)そこで大きく崩れてしまいました。
 
予測できないこと、予定と違うことには本当に対応できない長男、予想通りギャン泣きですえーん
 
臨月のおなかで暴れる長男を抑えて頑張りましたが、一度崩れると切り替えが難しく、私もおなかがパンパンに張ってしまいとにかく焦りましたアセアセ
 
聞き取りの時点で発達相談にかかってること言ったら、3歳半健診で聞かれるはずのお名前は?とか所定の質問や応答は飛ばされ、問診に回されました。
 
問診では年配の先生に「この子しゃべれるの!?お父さんとかお母さんとか言えるの?」と泣いてる長男を横目に冷たく言われ(私にはそう感じましたえーん)、母子手帳に要精密検査の判子をばんっと押されました。
 
だから事前に言ったのに…こうなるかもしれへんから電話して伝えたのに…何のためにここに来たんやろ…
 
この時点で私の体調も悪く、周りからも白い目で見られてる気がして、肩身が狭くて狭くて…
誰もこんなに泣いてへんし、何でうちだけこんなことに…
 
そんな気持ちでいっぱいになっていました泣
 
もうほんまに無理になっちゃって、身体測定を残したまま「帰ります!!すみませんでした!!」と言って泣いてる長男をパンパンのおなかで抱えて、役所の駐車場まで走りましたガーン
 
当時の私は、家族には絶対に弱いところは見せたくなくて、この健診の日まで悩んでいても誰かの前で泣いたことはありませんでした。努めて明るく振舞っていました。
そうすることで私は大丈夫!と奮い立たせてどんなときも前に進んで来ました。
 
でもあの時はもう耐えきれなくて、車に戻ってからまだ泣いてる長男と一緒に声をあげて泣いてしまいました。
 
後にも先にもそのときだけかな、こんなに泣いたのは。
でも結構すっきりしました。
 
 
そして思いました。
 
 
長男にはやっぱり「発達障害」があるんだなと。
 
 
 
続きます。
 

3歳目前の長男