今年から始めた某格闘技のジム通いにハマりまくっているリック(アラフィフ)です。
おかげで肩と上腕と太腿あたりに新しい筋肉がつき、スーツがキツくなってきて焦る今日この頃。
一方で、周囲の女性たちの反応は総じて良好。
キャッキャ言って大喜びしながら身体を触ってくるので、もちろん満更でもないワケですが(笑)。
そんなにわか武闘派のワタクシが今回お勧めする一冊がコレ↓。
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空手道ビジネスマンクラス練馬支部 (文春文庫)
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著者はあの鬼才、夢枕獏。
平凡なサラリーマンだった主人公、木原正秋(42歳妻子持ち)はある日街でチンピラに絡まれ、ボコボコにされたあげく土下座をさせられます。
それまで培ったささやかな自尊心を、いきなり理不尽な暴力により踏み躪られ、悔し涙を流す木原。
その事件をきっかけに、40過ぎて突然湧き上がってきた「強くなりたい」というシンプルな衝動。
そんな時に偶然見つけた空手の町道場の「ビジネスマンクラス」に彼は入門することになります。
そこにいたのは、様々な理由から同じビジネスマンクラスに籍を置くワケありの先輩達。
厳しくも優しい空手道場の先生や先輩達と汗を流すうちに、木原の心の中にも変化が訪れて、、、。
、、、とまぁ、こんな感じのお話なのですが、私がこの本を最初に読んだのは初版が出てすぐの頃ですから、もう20数年前にもなりますか。
読み返してみて、小説の中の木原にとっての「空手」と、私にとっての「ナンパ」が非常に似ている事にいま気づいて、少々驚きました。
42歳の木原は見よう見まねで空手の練習を続けますが、ある時放った蹴りがサンドバックの真芯を捉えた感覚に驚き、感動します。
同じ年齢の私も、おっかなびっくりで始めたナンパを続けるうちに、声を掛けた相手の女性の思わぬ好反応に、木原と同じような新鮮な驚きと感動をおぼえました。
木原が空手の練習に励むうちに「40を越えた自分の肉体がここまでやれるのか」と自分の心と身体の変化に驚いたように、私も40を越えた自分がナンパで結果を出せたことによる自信で、それ以後の世界が大きく変わりました。
そしてナンパを通じて、木原同様に数多くの「仲間」ができました。
木原は「リック」です。
私、リックを主人公に「ナンパ道ビジネスマンクラス銀座支部」という小説を書いたら、この本によく似た内容になるでしょう(笑)。
年末年始のお休み中に読む本としてオススメです。
500ページもある分厚い本ですが、寝る時間も惜しんで2日くらいで読んじゃいますよ、たぶん(笑)。
決して後悔はさせません!!
