六年余五月の「飛跡」(ライブレポ編)  | The Tiger loving summer

The Tiger loving summer

高城れに、林愛夏、高見奈央、立花萌香、 小泉遥、八木ひなた、浅野杏奈、相澤瑠香、詩絵里、佐倉しおり、里仲菜月、小島瑠那、心乃音、大空莉子、村山結香、KURUMi、マクマキ、大葉みらい、スタンド·バイ·菜月、牧野みなた、RINKA(マジスペ)

六年余五月の「飛跡」(ライブレポ編)                                                                                                                                                                                                        
2024年3月17日
九州女子翼
九州女子翼1st one-man Live"TAKE WING"@福岡市Zepp Fukuoka


2017年10月9日
久留米六角堂で4人組の赤いコスチュームに身を包んだアイドルユニットがお披露目された
(その模様はこちらで→
「最古参とか無理でした(笑)」


あの日、たまたま見に行ったお披露目

まさか、最初のワンマンを迎えるまで
ベビレを追っていた年月よりも長い間待つことになるとは
この時は全く思ってなかった。

あれから6年と5ヶ月
2024年3月17日
九州女子翼はZepp Fukuokaのステージに立つ。


前日の16日には決起イベントが開かれ
お披露目でも司会をしてくださっていたメガモッツの中川どっぺるさん
サウンドプロデューサーとして女子翼のほぼ全ての楽曲を手がける筑田浩志さん
女子翼の初期から記事を書いてくださっている、音楽ライターの石川真男さん
などがゲストで壇上に上がったらしい。

「らしい」というのは、私用があってこれに参加していなかったから。

そういうわけで、16日の夕方に宮崎を自家用車で出発
中津で1泊して17日の朝にZeppに向かった。

ZeppFukuokaのある百道周辺に着くと、あいにくの雨。
嵐を呼ぶ女として絶大な知名度を誇る(一部でw)
女子翼のセンター実玖ちゃんなので
「実玖ちゃん、今日気合い入ってるな!」
とか思いながら、Zeppへ向かう。

昼食を済ませ、物販待機列に並んでいると
ベビレ解散後に2019年の都留の全国ライブで知り合った虎ガーさんに声かけられてびっくり。
マジパンをよく見に行かれてたのは知ってたけど
女子翼も気に掛けてくれてたらしい。ありがたい。



物販列で並んでいたときには、この日初めてお目にかかった方と話す。
「ラババンはガチャじゃなくて売って欲しかったですねー」なんて。


いや、いきなりグラサンマスクの怪しいやつの話につきあって頂いてありがとうございます(^_^;)
物販で買い物を済まし、ガチャしようとしたら
「これ、ダブったんで差し上げますよ」とラババンをくださった。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            
神がいた!(-人-)


あと、10年前、ももクロの国立ライブで

一緒にDD満開の背中をとられた方とかw

あちこちの現場でよく会う方とかw
あと、昨年末12月17日、女子翼九州完全制覇した17.diaryさんとの対バン以来に会った同じ宮崎のWingerさんとか

いろんな方に会えたのはうれしかった。

さて、物販でひととおり買い物済ませ
しえりー2枚、実玖ちゃん1枚、るなち1枚、花音ちゃん1枚、杏菜ちゃん1枚の
計6枚の特典券をゲット

で、筑田さんのサイン会に向かう


列に並んでると、意外と皆さん長く会話されてる。
え?筑田さんと会話時間保つかな?(^_^;)

てことで、 初めて話すのでまず
R「初めまして」
筑「絶対会ったことありますよね?」
R「え?いや、話すのは初めてで...」
なんか前にもこんなことあったな(^_^;)
あれは、マジスペのりんりんと初めて話したときだなw
詳しくはこちらw↓


で、以前、エアリーズエンタテイメントって事務所(ライムベリーやデスラビを輩出した事務所)のGIRLS4EVERを見に行ってたこと、
女子翼行き始めた頃に、そこの社長(現CEO)の渡辺和晃さんに言われたこと、
そういえば、渡辺さん、筑田さんの曲で新ユニット作るって言ってたけどてな話を
筑「渡辺さんには、もう2曲渡してて、結構いい曲なんで、尻たたいてください(笑)」
といわれたので、今度、渡辺さんと会う機会があったら尻たたいてみようかとw

で、入場
奮発してS席を購入してて....
って、あれ?S席特典で指定メンバーとのチェキが...
確か、詩絵理、実玖を指定してた...
てことは、都合、詩絵理3枚、実玖2枚、で、あと1まいずつの都合8枚のチェキ券になるのか。
時間大丈夫かな?(^_^;)
会場には各方面からのフラスタ等


で、S席用の赤いリストバンド
メンバーからのメッセージが。


花音ちゃんからだった(*^_^*)

席に着くと、近い!


正直なところ、ステージ見るとなるともう少し後ろが良かったかも(;´∀`)


当日のセトリは以下のとおり
(X(旧Twitter)にあげたセトリは正確ではないのでこちらを)


SE:戦いのファンファーレ(特別SE)
01:翼
02:絶対零度
03:赤の流れ
04:Star Seeker
SE:RED STYLE(ダンスパート)
05:私だけのArmor
06:StarryNight
07:惑星ユーフォリア
08:Merry Go Round
SE:Satellite Parade
09:Non Stop Kyushu
10:Maybe Darling
11:fruit music
12:キミは太陽
SE:TARGET
13:心眼でSong!(新曲)
14:Welcome To The Music
15:LOCKON
SE:Love Prelude
16:I Am Love
17:序曲
18:空への咆哮
MC(メンバーからの挨拶)
Encore
SE:fly high!
E1:TAKE WING
MC(ユニット紹介、自己紹介)
E2:fair wind
E3:Dear You



1曲目の翼から18曲目の咆哮まで
ほぼ連続。途中、SEで場面転換があったり水補給の瞬間はあったようだけど
1stワンマンだよ?
今まで、定期とかでやった時でも、10曲やったことがあったかどうか?ぐらいだと思う。
それを一発目でこんなガッツリライブやってくれるなんて。

自分含め、会場の全員が初めて聞く勇ましい音に乗って始まった

 


1曲目は
昨年のTIFでお披露目されたこの日のZeppに向けて作られた曲

 

2曲目、零度で珍しくしえりーが歌詞をとばすがすかさずフォロー
人生初のワンマンライブ、安定のしえりーの思いもひとしおだったんだろう。
Star SeekerのあとにSE「RED STYLE」をバックに激しくダンスするメンバー。
ここまで4曲ノンストップで歌唱はないとしても息つく暇もない。

 

8曲目の「Merry Go Round」
非常にスキルフルなこの曲、
ここ最近、メンバーが変更したこともあってかなかなか聞く機会がなくて
昨年末、鹿児島の定期で久々に見たメリー
杏菜ちゃんにその時「まだ上積みがありそうだね」って期待を込めて言ったとおり
うん、期待以上の上積みで、そして最高の表情を浮かべてのステージだった。

 

9曲目のNon Stop Kyushuでだったか、歌詞の一部を「Zeppは」に変えて歌う。
そして、SE「TARGET」でのレーザー演出からの新曲「心眼でSong!」

 


ステージスキルだけでなく、ステージ演出もふんだんに盛り込んだこの日の公演
その中でもひときわ目を引く演出だった。かっこいい。

とにかく全てにおいて気合の入り方が半端ない。

メンバー、スタッフがこの日にどれだけかけているか
とにかく、観客にこれでもかと「九州女子翼」を叩きつけてくる。

それは、「今」をそして「今」につながる「今まで」を

SE「Love Prelude」から続く「I Am Love」でそれは如実に自分の胸を打った

I Am Loveは
コロナ禍で女子翼から去った香苗ちゃんが残るメンバーに思いのバトンを渡す曲
あのMVのあのシーンが脳裏に鮮明に映される...


アカペラで会場から発せられる合唱
For you
I'll be there waiting for you
I'll be there caring for you
Anywhere you are(I Am Love)
For you
I'll be there waiting for you
I'll be there anytime
I am love in your heart
LaLaLaLaLaLa...

あなたを
私はあなたをそこで待ち続けます
あなたをそこで思い続けます
あなたがどこにいようとも
あなたを
私はあなたをそこで待ち続けます
いつでもそこにいます
あなたの心にある愛として
(訳はまちがっているかも)


そして「序曲」から「咆哮」

このステージには実玖、詩絵里、鈴川瑠菜、花音、木城杏菜の5人がいる
そして、この5人がこの日のステージに辿り着いたのは
新谷香苗、山本愛理がいたからだと、

それをはっきりと示してくれた。

本編終了後の5人がコメントする


木城杏菜は言った、

宝箱のようだと


 

花音は言った、

こんなにみんなと一緒に夢中になれるものがあるのは幸せだと


 

この日、デビューからちょうど6年の鈴川瑠菜は言った、

ここまで成長したと、また歌いたいと

 

人生初のワンマンライブのステージに立った詩絵里は言った、

地道に積み上げたものが今日、最高になったと。

これからも付いてきて欲しいと。


10年のアイドル人生を歩んできた実玖は言った、

お披露目で言った夢がかなったと、

ちょっと遅くなったがこの日が今までで一番幸せだと。



でも、これで終わりではない。
ステージからメンバーがはけた瞬間から始まるアンコールの合唱

長いアンコールから流れてくるSEは
女子翼、始まりのSE「fly high!」
そして始まりの歌「TAKE WING」

あの日、久留米の六角堂で披露された、
たった1曲
それがTAKE WING

あの日大地を蹴った赤い羽根は
ついにこの地にに辿り着いた


曲が終わると
今更の(笑)グループ紹介と自己紹介
会場が和やかな笑いに包まれる。

るなちが語彙を失い
「ほんとに楽しい」しか言えなくなる(笑)

そして告知された
2024年12月1日、キャナルシティ劇場、オール生バンドでの2NDワンマン

そして、fair windが歌われ

ああこれで終わりかと思うと
2曲目の新曲「Dear You」が披露される。

 


この日のSEは、最新のものから順に遡っている。
それは九州女子翼がこれまでたどった道のりを
これまで残してきた爪痕を遡ったものと換言できる。

そして、全編を通じて、これまで女子翼になかった新しい試みが埋め込まれる

公演前の配信で「いい意味でのトラウマになる」そういったるなち。
その言葉の意味を、この日確かに実感できた。


過去から続く赤い翼の「飛跡」は、まだまだ未来へと描き続けられるのだと
そんなメッセージが自分の胸には深く刻み込まれた。


※「飛跡」とは本来、帯電粒子が飛んだ跡を示す物理用語です。ここで羽ばたき飛ぶことによってしかりとした痕跡が残ったことを印象付ける言葉として使用しました。明らかな誤用ですが、あえての誤用と認識いただけると幸いです。


(終演後特典会編へ続く...予定ですw)