〈あなたの物語を輝かせるヒント〉
①最初に任された仕事は何でしたか?
自分は学校の先生だったので、最初に任された仕事はクラス担任です。
その中で、学期初めのあいさつなどは自分自身でやらなければならなかったので、そこで初めて一人で仕事をしました。
②失敗したことや、迷惑をかけてしまったことは、何でしたか?
学級崩壊を起こして、周りの先生や保護者に迷惑を掛けました。
そのようになるまでに、授業がうまくいかない、問題が起きたのに報告や相談をしない、言われたことができていないなどの失敗を積み重ねています。
今でも特に印象に残っているのは、クラスをまたいで合同の授業をするときに、自分が子どもたちに持ち物を伝え忘れていたことです。
他のクラスが全員用意ができているなか、自分のクラスだけ何もできないという状態でした。
結局は天候不良のため合同授業は中止になりました。
そのとき、還暦間近の方から「天気に助けられたな」と嫌みのように言われたことを今でも覚えています。
しかし、そのような失敗が積み重なり、学級崩壊を起こすと自分にはもうどうしようもない状態になっていきました。
保護者からも匿名で苦情の手紙が寄せられたときは、涙が出るほど辛かったです。
そのようにしてすっかり心が折れた自分は、早くこの仕事を辞めたいと毎日思いながら仕事をしていました。
③それをどうやって乗り越えましたか?
学校は良くも悪くも一年単位でクラスがリセットされるので、一年間続けることで現状を乗り越えました。
正直、うつ病などになったり過労で倒れて病休になれないかと何度も考えながら一年を過ごしています。
毎日のように仕事を辞めたいと思っていましたが、途中で辞めると今以上の迷惑がかかると思って続けていました。
同じ年に僕と別で学級崩壊を起こし、病休になった先生のクラスへの対応を見ていて、これ以上の迷惑はかけられないと思うようになります。
また、今の仕事を辞めたところで他に仕事ができるわけがないという不安や諦めもありました。
後ろ向きな理由だけでなく、子どもためと頑張っていた部分もあります。
学級崩壊を起こした中でも自分のことを慕ってくれる子どもがいて、「せめてこの子たちを次の学年に送ってから辞めよう」と考えて仕事を続けていました。
当時の自分は2年目にはもうこの仕事を辞めようとずっと考えるぐらいには追い込まれていたので、周りから心配されて助けられた部分もあったと思います。
しかし、そういったことに気づけないほど思い悩んでいました。