〜さらなんさんのブログを拝見して〜
真逆を起こしている現象は「心理的逆転」だと感じました。
心理的逆転とは、「私は幸福になりたい」と頭(顕在意識)では思っていても、潜在意識では「私は幸福になってはいけない」と逆転した心理を持っている状態のことをいいます。
この状態はキネシオロジーという筋肉反射で確かめることが可能です。
この言わば「心のゴミ」が、自分の思いを達成できず、何度も同じ症状を繰り返すという結果を引き起こします。
この心理的逆転から引き起こされた持続してしまう症状で、本人自身が色々助けられていることが見えてくるのです。
例えば、全く動けないことで、やりたくないことから逃れられる、等々
ここを、本人が気付くことは重要だと思います。
疾病利得(本人は意識していないが、病気や症状によって得ているものがある。逆に言うと、病気や症状などを生じさせて何かを得ようとしている。)があるのです。
また、この心理的逆転現象を起こす前段階として、スイッチングという状態が存在するようです。
脳は右半球と左半球からなり、脳梁で繋がり、右脳と左脳の情報は同期が取れているそうですが、大きなストレスを受けるとその同期化が乱れ、神経系と身体の間の混乱状態を起こし、その事をスイッチングと言うそうです。
スイッチングは、自己治癒力に関与する自律神経系の混乱を引き起こし、症状の慢性化を引き起こします。
長期の薬を服薬している患者さんでは必ずスイッチングが起こっているそうです。
スイッチングの兆候としては、本を読もうとすると直ぐ眠ってしまう、運転中に眠気を催す、右左を言い間違える、全身の身体の緊張状態が起こるなどがあるようです。
心理的逆転の解除・調整方法として
1.スイッチングの調整が必要
これには、色々なツボのブラッシング(リーディング・キネシオロジーのビデオを参照して下さい)、頭蓋骨や骨盤の障害の矯正、ストレスへの対応、不足した栄養素の摂取などが必要だそうです。
2.一時的な心理的逆転の解除法
ストレスやネガティブな言葉が浮かんだときに、それを思い浮かべながら空手チョップポイント(後𧮾・コウケイ)を軽く20-30秒タッピングすると、一時的に解除されるそうです。
難病の患者さんに接していると、この心理的逆転が殆どの患者さんに存在することを私は経験してきています。
難病の根本治療に心理的逆転の解除は必須であり、様々なアプローチが必要だと感じました。
オステオパシー的な頭蓋骨の調整、催眠療法による潜在意識へのアプローチから誘導する心理的逆転の解除、なども有効な治療法ではないかと感じています。
心理的逆転の他に、トラウマという過去に体験した情動記憶が、氣の流れ(病気を治す力、自己治癒力)に強力なブレーキをかけている事は、よく知られています。
こちらへの対処も合わせて行うことが必須であるとも感じました。
ブログを書く上で参考にしたサイトを以下に列挙します。
http://www.utopian.jp/index.php?心理的逆転現象
http://www5f.biglobe.ne.jp/~office-subaru/link03_9.htm
https://note.mu/tokotonstudio/n/nfbf5f1a27308
http://www.eft-japan.com/pdf/eftsimpmanual.pdf
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