また家を数日開けていました。
福井から帰ってすぐ
疲れがまだとれる間もなく
急に思い立って向かった先は
私の実家。
といっても車で１時間ほどの距離なんですけどね
で、実家と言っても家には母はいませんし
今は妹夫婦が住んでいる母の家へ転がり込んできただけなんですけどね
ここは話すと複雑な流れが…(￣∇￣)
父の命日が８月１５日なんです。
この時期はいつも福井にいるので
夏に実家に帰省するのは
ひじょーに珍しいのです。
でも今年はどうしても父の墓参りに行きたくて
やっとやっと行ってこれました。
母は抜きでしたが
妹夫婦も一緒に行けて家族みんなで行くことができて
お父さんきっと喜んでくれたでしょう
お母さんと妹をよろしくお願いします
と。いつも同じこと話しかけてきちゃいます
いつもお供えする
お父さんの好きなコーヒーとセブンスター。
『たまには違うものもってきてよ～
』と言ってるかもしれません
その日の夜は
近所でたまたま行われていた夏祭りへ
小さい頃からよく行っていた
御大師様。
懐かしくて
気持ちがたくさん
子供の頃にタイムスリップしました
夜は妹の旦那さんのご家族と一緒に焼き肉屋へ行って
その帰り道に銭湯へ。
近所にはまだ昔ながらの銭湯が残っていて
初めて子供たちを連れて行きました。
お風呂上がりに
夜道を家族４人で手をつないで歩いて
なんだかありがたくて
胸が熱くなりました。
次の日は母にも会いに行きました。
母に会うことが
イヤでイヤで仕方なかったけど
今回はふつうに会いに行けた。
会う度に小さくなる母を見るのは
やはり心がチクリと痛いけれど
会いに行くと母はやっぱり喜んでくれて
たくさんのおみやげとお小遣いをくれる。
まだまだお互い遠慮して話してるけれど
やっぱりどんな親でも親だし
いつまでたっても私は子なんだな。
うん、会いに行けてよかった。
今回の帰省で
私、本当に久しぶりに
地元っていいな
と、思えたんです。
ここ数年
大嫌いになってしまった実家。
行くのもイヤだったし
行っても早く帰りたかった。
私の居場所が減ってしまった…
そう思っていたけれど
やっぱり自分が育った街は
心が落ち着くな
とようやく思えるようになったんです。
私の帰れる実家がなくなってしまった今
少し手遅れだったかもしれないけれど
今こうやって
一つ一つ大丈夫が増えて
一つ一つ好きが戻ってきて
私はなんだかうれしかった今回の帰省でした
さて、あと夏休みも残りわずか。
お兄ちゃんの宿題と
私のやることが山盛りモリモリ残っています
明日からまた少しずつ日常を取り戻していこう…