古伊万里に桜文はあるのか? | 骨董を愉しむ!グループ「稲ほ組」 Inaho Group ~ 組頭の骨董道~ 

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普通の会社員が、骨董修行を経て定年後に61歳で骨董・古道具屋さんになったビフォー&アフターの活動記録です。
骨董・古道具好きのおぢさんが繰り広げる骨董道を面白おかしく実況中継しますぅ~(笑)。

【熊笹と槍梅文の蕎麦猪口】 by 小頭👀

まだまだ肌寒いですが、桜満開となりましたね。みなさまはお花見されましたか?
先週末、組頭と骨董仲間の皆さんと行ってまいりました。花より団子で、指し入れのお酒に手料理に舌鼓。ごちそうさまでした~。

 帰宅後、ふと「古伊万里に桜文はあるのか?」「見たことないぞっ!」で調べてみました。あるんですね。

中国磁器を模倣していた初期伊万里では少なく、17世紀後半以降に急増するらしいです。確かに梅のほうがよく見かける気がします。
平安時代から愛されてきた桜ですが意外でした。

残念ながら桜文は持っていませんが、梅ならばとっておき柿右衛門手がありました。裏はバッチリ二重渦福、胴はふくよか。愛らしいです。
ちょうど桜文が増え始めた元禄期の作品のようです。{DBBC331A-1AAB-4791-86D1-018BC82211CE}花びらが蕎麦猪口に舞い降りてきました。いいことありそうです🌸