【熊笹と槍梅文の蕎麦猪口】 by 小頭👀
まだまだ肌寒いですが、桜満開となりましたね。みなさまはお花見されましたか?
先週末、組頭と骨董仲間の皆さんと行ってまいりました。花より団子で、指し入れのお酒に手料理に舌鼓。ごちそうさまでした~。
帰宅後、ふと「古伊万里に桜文はあるのか?」「見たことないぞっ!」で調べてみました。あるんですね。
中国磁器を模倣していた初期伊万里では少なく、17世紀後半以降に急増するらしいです。確かに梅のほうがよく見かける気がします。
平安時代から愛されてきた桜ですが意外でした。
残念ながら桜文は持っていませんが、梅ならばとっておき柿右衛門手がありました。裏はバッチリ二重渦福、胴はふくよか。愛らしいです。
ちょうど桜文が増え始めた元禄期の作品のようです。花びらが蕎麦猪口に舞い降りてきました。いいことありそうです🌸