こちらの書籍は、時代や窯といった解説よりも、文様と江戸文化との密接な関係を謎解きしていますね。
なるほど、江戸文化の歌舞伎や流行、小説?の源氏物語や伊勢物語をおさえておかないと文様の意味がわからないのですね、、、。今まで、可愛いとか絵付けが上手とかしか感じていなかった蕎麦猪口が、江戸文化をあらわしていたとは驚き!です。お勉強することいっぱい~。
以前、著者の岸間さんのコレクションが渋谷の戸栗美術館で開催されてました。当日は、幸運にもご本人さま直々のご解説をいただき、書籍にサインも~。愉快な方でしたね。心底、蕎麦猪口がお好きなのが伝わってきましたね。