こんにちは
どんなに今の目の前の景色が真っ暗でも
運命に見放されて、何も信じれなくても
いつでも輝ける☆
『人生開花』アドバイザー 香住リカです。
うちのミーです
昨日2/22は、にゃーにゃーにゃーで、猫の日だったんですね
なので、今日は、猫のお話
ミーの本名は、みのる君。
はい、オスです♂
みのる君という名前は、保護猫団体の方が付けてくれた名前です
4年ちょっと前、13年間連れ添ったアトムが天使になった時
ものすごく悲しい気持ちと共に、多感な思春期をずっと私の側で心の支えになってくれた感謝の気持ちがあり、猫さんへの恩を抱いておりました。
アトムという存在はアトムでしかないけれど、猫ちゃんがいる暮らししか、やっぱり私にはありえないと、毎朝起きた時にアトムがすり寄ってくる残像に涙しながら、そう感じていました。
そんな中、世の中の猫ちゃんに少しでも役に立てれたら…と調べているうちに、身寄りがない猫ちゃん達を保護しているボランティア団体があるということを知りました。
もし、また猫ちゃんを飼うなら保護猫だと、アニマルエイドという埼玉の保護猫施設へ向かったのです。
一軒家を保護猫施設にしているというその家は、猫用にアレンジされており、天井に猫用の通路が作られ、壮大な数の猫ちゃん達がそこから新参者の私をじっと見下ろします。
「お邪魔します
」
お猫さまに、私は受け入れられるのかなぁ…と、ドキドキしつつも、こんな猫ちゃん達の大群は見たことがなかったので、ワクワクしました。
アニマルエイドは、「何度か来てもらって、猫ちゃんとの相性を見てもらえれば…」と、猫カフェスタイルで里親探しをしております。
たくさんいる猫ちゃんの中には、人懐っこく甘えん坊ちゃん、雑種だけでなく純血種の猫ちゃんもいます。
だけど、そこにいる子達はみんな色んな事情があって、保護されています。
保健所に飼い主が持ってきたり、高齢の飼い主さんが亡くられたり、関東大震災で帰る場所を失くして彷徨っていた子など…何か悲しく辛い経験をしたのか、人間に怯える子もいました。
猫さんにも、人生があるんですよね。
そして、私は、その猫の人生が、私たちより数倍短いことをアトムという天使になった猫を通して、悲しいほど身をもって体験しました。
私は、世の中に対して絶望を抱いているような、そんな猫ちゃんに、自分を見ていたような気がします。
甘えたい、けど、「この人は大丈夫なの？」
温もりが欲しい、けど、身を委ねるなんて危険、命取り。
だったら、一人で生きた方がいい。
その日その日の餌を、どんな方法でもいいから手に入れて、日の当たらない路地裏で、鋭い目つきで生きる。
心休まる場所は、唯一自分が確保した寝床だけ。
その寝床を一歩抜ければ、サバイバル。
負ける前に相手を出し抜かなきゃ、やられてしまう。
目の前の景色はずっと闇で、自分も何もかもがドロドロに汚れていた。
彼は、そんな生き方をしてきた私を、見るようだったな。
ごめんなさい、実は、みのる君（ミー）と一緒に七之助君（しち君）も引き取っています。
しち君を引き取って、一年ほどで亡くしてしまった罪悪感から、触れずにいようとしていました。
ずるいですよね。ごめんなさい。
しち君は、最初はかなり、人間に対して警戒して怯えていました。
だから、他の子達みたいに、保護猫カフェに来た里親になりうる人たちに上手に甘えることが出来ず、その施設に来て何年もの間、「引き取るか考えている」の声が一度も上がったことが無い子でした。
私も、アトムみたいな誰にでも甘えてくれるような子を引き取った方が、連れて帰った瞬間から楽しいことぐらい想像は付いていたのですが、「猫の役に立ちたい」と思っていたので、一度も声が上がったことの無いしち君と、両目が無いミーを引き取ったのです。
ミーは、保護猫団体に引き取られて暫くした頃、なぜだか目が溶けてなくなっちゃったそうです。
けど、おトイレも一度も失敗したことが無いし、手探りで慎重に歩いてくれるので、部屋を散らかすようなことは言語道断ありえません。
二匹を引き取った時は、二匹とも私を警戒して、とくにしち君は、かなりすごい形相で私を威嚇していました。
大好きな猫ちゃんに、そこまで威嚇されるなんて私も悲しい時がありましたが、しち君がまだ心を許せないなら仕方がない、と、そっとしておくことにしました。
幸い、猫ちゃん同士は、よくくっついていたので、その仲に私が入ることはなく、あくまでそっとする、向こうはじっと私の様子を伺うという、なんともおかしな同居生活でした。
本音は物足りなかったけれど、甘えて欲しい、抱っこしたい、なんて私の勝手な都合だって思うし、こうして同じ空間で眺めている（というか、しち君にいつも凝視されてた
）だけでも、猫好きな私は自然とほっと出来るので、それだけでも十分幸せじゃないかと、楽しんでいました。
そんなしち君が、ある日突然、私の側でゴロゴロゴロ‥と喉を鳴らしたのです。
アトムを失くして以来聞くことが無かった、猫のゴロゴロ音。
私は、涙が出るほど嬉しくて幸せでした。
人間に対して、どんな怖い思いをしたかわからない、この子が今、私にゴロゴロ‥と言ってくれている。
私は、ありがとうでいっぱいになりました。
短い命だったけれど、しち君にとって、この世界はどんな世界だったんだろう。
一度でも、私のこと、心許してくれたかな。
私の家で、安心して、眠れたことはあったのかな。
しち君が感じたものは、恐怖と安心、どっちが勝っていた？
一瞬でも楽しいと思えることはあったかな？
そう考えると、私は涙が止まりません。
しち君は、私そのものだったから…
今は、ミーとふたり暮らしです。
ふたりきりになってからは、ミーはすごく甘えん坊になりました。
目が見えないなんて可哀想。。
だなんて、それはこっちの勝手な解釈で、本人は毎日存分に生きてます
足りないことや、減っていくものばかりに意識が向いてしまうけれど、何かが足りなくたって、無くったって、どう生きるかは自分の気持ち次第なんだなぁって気付かされます。
ミーは、「ボク可哀想でしょ？」
なんて、１度も言いません。
すっごくおもしろい姿で眠り(あるがまま)、私に癒しと愛を全力で与えてくれます。
今があること、命があることに感謝を忘れず、全力で生きていかなければ‥と、アトムとしち君という天使に、改めて気付かされました
世界中の猫さんが幸せな世界に…
どんなに今の目の前の景色が真っ暗でも
運命に見放されて、何も信じれなくても
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『人生開花』アドバイザー 香住リカ
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