《結婚して夫に発達障害があることが判明し、その後療育手帳を取得するまでの話です。》



私の体調が悪いある日、



夫君が珍しく『何か手伝うことある?』と聞いてきました。



珍しいなぁ、そもそも家事できないやんと心のなかで突っ込みつつも
『ありがとう、じゃあ食べた食器の洗い物して、洗濯が終わった洗濯物干してもらって、お風呂の浴槽だけでも磨いておいてもらえる?できそうであればゴミ袋をドラッグストアで買ってきてもらえたらありがたいかな~』
と1つ1つが簡単な内容をお願いしてみると




『うん、分かった』




と返ってきました。




たまには風邪をひいてみるもんだなぁと思いながら休むことに。



10分ほど休んでトイレに行こうと起きたら




夫君がさっき会話した場所で佇んでいました。




あまりに早すぎるので
『え?もう終わったの?早いね?』と聞くと




『まだ、一つも終わってない。』と返ってきました。




私『え、やることが多すぎて覚えられなかったの?聞き返してくれたらよかったのに、一度紙に書こうか?』




夫君『やることは分かってる。
ただ、何からどうやって手をつけたらいいか分からないねん』




えええええーーーーーーー




見る限り冗談を言っているような顔でもないし…
私『冗談じゃないよね?』




夫君『うん、本当に分からない』




どうしようどうしよう、私も訳がわからなくなり
とりあえず

『えっと・・・・
1、食べた食器の洗い物をする
2、洗濯が終わった洗濯物を干す
3、お風呂の浴槽を磨く
4、3まで終わってまだ私が寝ているようであればゴミ袋をドラッグストアで買ってくる

だったらできるの?』

と自分が言った順に番号をつけて聞いてみたところ




夫君『よーし!了解!』




とイキイキしながら作業をし始めました。




前々からこのような点は見られていたため
本当に会社でやっていけているのか心配になり
『会社でも仕事っていくつもかかえてるよね?重なったとき大丈夫なの?』と聞いてみたところ



仕事をする上でも優先順位をつけることができず、仕事を頼まれた順からこなしていくためミスが多かったそうです。
そして仕事をこなしている最中に別の仕事を頼まれたときはあとから頼まれた仕事に気をとられてしまい最初にしていた仕事を忘れてしまうことがよくありました。


しかし幸いなことに、このとき夫君は統括部に所属していたのである程度のやることは決まっており(ルーチン作業が多かった)、仕事で使う機械・通信の専門知識は資格を取得するほど勉強熱心であったため周りの人に頼られたりしていました。
普段の段取りの悪さやミスの多さよりも上記の点が勝っていたため、人事考課の評価もとても高く上司の方からも期待されていて、そして何よりも周りの人に恵まれていたので夫君自身楽しく仕事をしていました。



この数年後、夫君は営業部に異動することになるのですが夫君にとっての地獄はそこから始まります。






暖かかったので行ってきました。もうすぐ内部公開ですね。