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この投稿をInstagramで見る 最近、食べ物食べている子どもをいっぱい描いてます。 この間ファスティング(断食)をして、その時に「食べてる子どもの絵を描きたい」と思いました。 あれやこれやと「断食したらいい」という流れのようなものが私に起きまして、やってみました(直接断食しなと言われたのではないですよ笑)。 そしたらすこぶる体調がいい!朝も2時間くらい早く起きれて本読めるし体はすごく軽いし幸せいっぱいになっちゃった。前にやってた仕事の腱鞘炎がまだ痛かったのが、魔法みたいに消えちゃったよ!数年間痛かったんだよ! びくびく恐れる気持ちもかなり少なくなった気がする。 体も気持ちも軽い。 で、断食中に「お腹すいたわぁ、食べ物食べてる子どもの絵を描きた~いわ~」となり、そして、そういう子どもたちを描いています。 昨日のイベントでは原画は売れませんでしたがポストカードは思った以上にたくさんの方に買っていただきました。 前のイベントではほとんど売れることのなかったりんごさんたちのポストカードが昨日は一番売れました。季節にもよるのかな。 たくさんの人とお話していろいろお勉強になることがいっぱいだし、嬉しいよ。まだ知らないことや、私にはない価値観が山ほどこの世に溢れてる。それを、知ることがどんなに楽しくて嬉しいことか。 ポーランドに来てちょうど5ヶ月。早い。 今日はEwaお母さんがポーランド語で「どこへ行くの?」「ワジェンキ公園へショパンコンサートを観に行くよ」ってポーランド語で言えて嬉しかったしEwaお母さんもびっくりしてた!Ewaお母さんの教えてくれるポーランド語は全部覚えようと思って、メモして繰り返す。そして次使って通じると嬉しいし、また新しい言葉を教えてくれる。 昨日のイベントは、私が今いるおうちのオーナーのJoannaさんと一緒に出展したよ。Joannaさんも美術関係のお仕事していて、いろんなイベントを紹介してくれる。 他のおうちにいたならば、私は今どんなふうにポーランドで過ごしているのだろう。 イベントも知らずにただ絵を描きながら空見てぼけーっと過ごしてるかもしれない。 ポーランドに来てイベントに4回出させてもらったけれど、全てはJoannaさんが教えてくれた。どんな人に出会うかというのも、人生の大切な鍵となる。 私がポーランドに今いるのは、31年間の人生で最大の奇跡が起こったからです。 「なんでポーランドを選んだの?」とよく聞かれます。 そのことを書きたいけれど、他のことやってたら、書かないまま今に至る。。 本になりそうなくらいの奇跡。(あ言っちゃった、ハードル上げたぞ今) ポーランドが大好き。 今年、ポーランドと日本は国交樹立100周年です。節目の年。 昨日のイベントでも「私ポーランドが大好き!人も優しい、食べ物もおいしい!自然もそこら中にある!ポーランド、ほんとに大好き!」って来てくれた人に言うとすごく嬉しそうだった。そんな人を見て、もっともっと好きになるの。 ポーランドは親日国で、日本語を話せる人がほんとに多くてびっくり。発音もきれいなの。 なぜ親日国なのかというのもちゃんと理由があって。 書くと長くなるから、また改めて。 とりあえず私はポーランドが大好き! 日もだいぶ短くなり、20時くらいには真っ暗。今までが日が長かったからね。これからどんどん急速に短くなっていくよう。 11月の初めには雪が降ることもあるみたい。確かにだいぶもう涼しい、というか時々寒い。 襟巻きしてる人もちらほら。 どんがりもたくさん落ちている。木の下にいると頭にどんぐり落ちてくる。 はぁ、早く小豆を買って、炊きたいな。甘いあんこは苦手。 断食したら、食べ物の内容が170度くらい変わった。 和食って、素晴らしいんだね、改めて。 #ポーランド #ワルシャワ #poland #warsaw #断食 #ファスティング Ribeka Fujiiさん(@ribekafujii)がシェアした投稿 - 2019年Sep月15日pm1時03分PDT
最近、食べ物食べている子どもをいっぱい描いてます。 この間ファスティング(断食)をして、その時に「食べてる子どもの絵を描きたい」と思いました。 あれやこれやと「断食したらいい」という流れのようなものが私に起きまして、やってみました(直接断食しなと言われたのではないですよ笑)。 そしたらすこぶる体調がいい!朝も2時間くらい早く起きれて本読めるし体はすごく軽いし幸せいっぱいになっちゃった。前にやってた仕事の腱鞘炎がまだ痛かったのが、魔法みたいに消えちゃったよ!数年間痛かったんだよ! びくびく恐れる気持ちもかなり少なくなった気がする。 体も気持ちも軽い。 で、断食中に「お腹すいたわぁ、食べ物食べてる子どもの絵を描きた~いわ~」となり、そして、そういう子どもたちを描いています。 昨日のイベントでは原画は売れませんでしたがポストカードは思った以上にたくさんの方に買っていただきました。 前のイベントではほとんど売れることのなかったりんごさんたちのポストカードが昨日は一番売れました。季節にもよるのかな。 たくさんの人とお話していろいろお勉強になることがいっぱいだし、嬉しいよ。まだ知らないことや、私にはない価値観が山ほどこの世に溢れてる。それを、知ることがどんなに楽しくて嬉しいことか。 ポーランドに来てちょうど5ヶ月。早い。 今日はEwaお母さんがポーランド語で「どこへ行くの?」「ワジェンキ公園へショパンコンサートを観に行くよ」ってポーランド語で言えて嬉しかったしEwaお母さんもびっくりしてた!Ewaお母さんの教えてくれるポーランド語は全部覚えようと思って、メモして繰り返す。そして次使って通じると嬉しいし、また新しい言葉を教えてくれる。 昨日のイベントは、私が今いるおうちのオーナーのJoannaさんと一緒に出展したよ。Joannaさんも美術関係のお仕事していて、いろんなイベントを紹介してくれる。 他のおうちにいたならば、私は今どんなふうにポーランドで過ごしているのだろう。 イベントも知らずにただ絵を描きながら空見てぼけーっと過ごしてるかもしれない。 ポーランドに来てイベントに4回出させてもらったけれど、全てはJoannaさんが教えてくれた。どんな人に出会うかというのも、人生の大切な鍵となる。 私がポーランドに今いるのは、31年間の人生で最大の奇跡が起こったからです。 「なんでポーランドを選んだの?」とよく聞かれます。 そのことを書きたいけれど、他のことやってたら、書かないまま今に至る。。 本になりそうなくらいの奇跡。(あ言っちゃった、ハードル上げたぞ今) ポーランドが大好き。 今年、ポーランドと日本は国交樹立100周年です。節目の年。 昨日のイベントでも「私ポーランドが大好き!人も優しい、食べ物もおいしい!自然もそこら中にある!ポーランド、ほんとに大好き!」って来てくれた人に言うとすごく嬉しそうだった。そんな人を見て、もっともっと好きになるの。 ポーランドは親日国で、日本語を話せる人がほんとに多くてびっくり。発音もきれいなの。 なぜ親日国なのかというのもちゃんと理由があって。 書くと長くなるから、また改めて。 とりあえず私はポーランドが大好き! 日もだいぶ短くなり、20時くらいには真っ暗。今までが日が長かったからね。これからどんどん急速に短くなっていくよう。 11月の初めには雪が降ることもあるみたい。確かにだいぶもう涼しい、というか時々寒い。 襟巻きしてる人もちらほら。 どんがりもたくさん落ちている。木の下にいると頭にどんぐり落ちてくる。 はぁ、早く小豆を買って、炊きたいな。甘いあんこは苦手。 断食したら、食べ物の内容が170度くらい変わった。 和食って、素晴らしいんだね、改めて。 #ポーランド #ワルシャワ #poland #warsaw #断食 #ファスティング
Ribeka Fujiiさん(@ribekafujii)がシェアした投稿 - 2019年Sep月15日pm1時03分PDT
この投稿をInstagramで見る 急ですが明日、イベントに絵を出展しましす🙋 ぜひいらしてください😊 I will join an event at the Asia and Pacific Museum tomorrow. It will start at 11 and close at 18. I will bring my 4 paintings and postcards. Please come😊 昨日突然声かけていただいたので、来月のイベントに出す予定だった絵を4つ持っていきます。 これはそのうちの一つです。 日本の食べ物って、代表的なのは知れ渡っているけれど、郷土料理でもおいしいものもあるんだよということで、長野のおやきを描きました。おやきとっても大好き! 絵から会話が広がっていくといいなぁ。 日にち□9月14日 場所□アジア太平洋博物館 時間□11~18時 アジアの布のイベントがあるようで、羽織を扱うヨアンナさんと一緒に出展します!私の絵の子どもたちもみんなたまたま羽織やちゃんちゃんこ着ています! 今までのポストカードも置けたら置きます。 #poland #warsaw #ポーランド #ワルシャワ #絵 #おやき #ribekafujii #藤井リベカ Ribeka Fujiiさん(@ribekafujii)がシェアした投稿 - 2019年Sep月13日pm1時36分PDT
急ですが明日、イベントに絵を出展しましす🙋 ぜひいらしてください😊 I will join an event at the Asia and Pacific Museum tomorrow. It will start at 11 and close at 18. I will bring my 4 paintings and postcards. Please come😊 昨日突然声かけていただいたので、来月のイベントに出す予定だった絵を4つ持っていきます。 これはそのうちの一つです。 日本の食べ物って、代表的なのは知れ渡っているけれど、郷土料理でもおいしいものもあるんだよということで、長野のおやきを描きました。おやきとっても大好き! 絵から会話が広がっていくといいなぁ。 日にち□9月14日 場所□アジア太平洋博物館 時間□11~18時 アジアの布のイベントがあるようで、羽織を扱うヨアンナさんと一緒に出展します!私の絵の子どもたちもみんなたまたま羽織やちゃんちゃんこ着ています! 今までのポストカードも置けたら置きます。 #poland #warsaw #ポーランド #ワルシャワ #絵 #おやき #ribekafujii #藤井リベカ
Ribeka Fujiiさん(@ribekafujii)がシェアした投稿 - 2019年Sep月13日pm1時36分PDT
この投稿をInstagramで見る やきいも Yakiimo Baked sweet potato おイモみたいにころころした子 ころころころころ笑ってる😊 妹がこの絵とても気に入ってくれてうれぴ。得にあごが気に入ったらしい。 #やきいも #焼き芋 #bakedsweetpotato #藤井リベカ #ribekafujii #日本 #japan #墨 #色鉛筆 Ribeka Fujiiさん(@ribekafujii)がシェアした投稿 - 2019年Sep月12日pm2時22分PDT
やきいも Yakiimo Baked sweet potato おイモみたいにころころした子 ころころころころ笑ってる😊 妹がこの絵とても気に入ってくれてうれぴ。得にあごが気に入ったらしい。 #やきいも #焼き芋 #bakedsweetpotato #藤井リベカ #ribekafujii #日本 #japan #墨 #色鉛筆
Ribeka Fujiiさん(@ribekafujii)がシェアした投稿 - 2019年Sep月12日pm2時22分PDT
この投稿をInstagramで見る 食欲の秋ですね。 ポーランドはだんだん寒くなってきまして、もう長袖。 季節の中で一番好きな季節。 母が、実家で買っているインコのさくらの動画を送ってくれて、母は気づいてなかったけど、お庭のコオロギやスズムシたちの声も入ってて。 秋の庭の虫たちの声が大好き。 暑い夏から涼しい秋へ移り変わる時期、庭の虫たちの声を聞きながら夜眠りにつく時間が大好き。 ポーランドはスープの種類がたーくさんあって、これからほかほか温かいものを求める季節だから嬉しいよ。 日本のさつまいもや栗も恋しいが笑 I drew a child eating Omusubi(Japanese rice ball). Here in Poland is getting colder. I love autumn very much. I love the time falling asleep with singing of the autumn insects. I would like to try many kinds of soups here because they have various kinds of soups! #おむすび #riceball #omusubi #drawing #墨 #色鉛筆 #藤井リベカ #ribekafujii Ribeka Fujiiさん(@ribekafujii)がシェアした投稿 - 2019年Sep月10日am10時25分PDT
食欲の秋ですね。 ポーランドはだんだん寒くなってきまして、もう長袖。 季節の中で一番好きな季節。 母が、実家で買っているインコのさくらの動画を送ってくれて、母は気づいてなかったけど、お庭のコオロギやスズムシたちの声も入ってて。 秋の庭の虫たちの声が大好き。 暑い夏から涼しい秋へ移り変わる時期、庭の虫たちの声を聞きながら夜眠りにつく時間が大好き。 ポーランドはスープの種類がたーくさんあって、これからほかほか温かいものを求める季節だから嬉しいよ。 日本のさつまいもや栗も恋しいが笑 I drew a child eating Omusubi(Japanese rice ball). Here in Poland is getting colder. I love autumn very much. I love the time falling asleep with singing of the autumn insects. I would like to try many kinds of soups here because they have various kinds of soups! #おむすび #riceball #omusubi #drawing #墨 #色鉛筆 #藤井リベカ #ribekafujii
Ribeka Fujiiさん(@ribekafujii)がシェアした投稿 - 2019年Sep月10日am10時25分PDT
この投稿をInstagramで見る 8月13日の記事で、人生の中でトップスリーに入る出来事のひとつにスウェーデンに住んでいるお友達との出会いのお話を書きました。 そして、これがそのトップスリーのうちの2つめの出来事。前にシェアしたことあるので覚えてる方もいるかな。 これは、もう入れなくなっちゃった前のアカウントから持ってきたものです。 4年前にデンマークへ行ったときの出来事です。 #Repost @ribeka_fujii • • • • • • この紙っぺらは、ただの紙っぺらに見えるかもしれないけれど、私にとっては「天使に出会った!」って思うくらい、奇跡が起きた出来事の、思い出のものです。 デンマークは500くらいの島からなっていて、その日は首都コペンハーゲンから、島々を渡って、ビリビアという村へ向かいました。 ビリビアは、私の父親が昔々20歳くらいの頃、半年ほど住んでいたところで、私の小さな頃いろんなお話を聞いていたので行って実際に見てみたかったのです。 人に道を聞きながら、4時間ほどかけて、ビリビアから一番近いヘアニングという町の駅に着きました。 電車から降りて駅構内を歩いていると、アジアからの観光客(中国とか、かな)らしき女の人が2人、歩いていました。一人が私を見て、ニコニコ、ほほえんでくれました。とってもやさしいお顔。なんだか、ほんとにずっと、ほほえんでくれているのです。 なんだろうどうしたんだろう、と思いながら、私もほほえみました。 で、構内を出てからはそれぞれ違う道を歩いていって、消えていきました。 私は、ビリビア行きのバスへ乗りたくて探すけれどなかなか見つかりません。何人かに聞いたけれど、とてもちいさな村なのか皆知らないと言います。 それなら日本にいる父親に聞いてみようと思い電話をかけるもつながらず。 駅に戻っても駅員さんもいません。 インフォメーションセンターのようなところもありません。 他の人はみな、各々バスに乗り込んで、周りにはほとんど人もいなくなり。 20分くらい経ったかな。 今日中にまたコペンハーゲンへ戻らないといけなくて、帰りの電車などの時間も全て決まっていたので、このままビリビア行きのバス停が見つからないまま戻ることになったらどうしよと思って、寒いし、焦りと不安がつのってきました(この時は10月で、日本よりちょっと寒い。マフラーも手袋も必要。)。 帰りの電車は何時だろうと思って、切符を見ようとリュックから取り出しました。(画像の紙が、その切符です。A4サイズでこれが全部で4枚ありまして、ホームステイ先でプリントしてもらいました。この紙を見せれば、乗れます。) 切符をリュックから取り出した瞬間。 冷たい強風が突然ビュオオオオーと吹き荒れました。 そしてなんと、クリップで止めてあった切符は全部、風にあおられ空高く高く、四方八方へ、飛んでいってしまったのです! 何かの映画のワンシーンを観ているみたいでした。 走って追いかけるけど、風の方が速くて、切符に追い付きません。 角から曲がってきた赤いバスに、1枚は踏みつぶされました。 その光景を見て私の心も踏みつぶされました。 こんなことってほんとにあるの??? 追いかける足がついには止まってしまいました。 私はもう、ホームステイ先へも、日本へも帰れないんだ。 と、 その時。 天使が現れたのです。 あの、観光客らしき、駅で会った、ずっとほほえんでくれてた彼女が。 私を抜かして風よりも速く、走って走って、バラバラになった4枚全ての切符を集めてくれたのです。 呆然とする私に近づいてきて、はいっと渡しました。 うまく言葉が出てこなくて、微妙な間があいて、やっとセンキューが出てきました。 そしたら彼女はニコっとして、すぐ横の道を曲がって消えていきました。 もらった切符を見てふと我に返って、彼女が消えていった道を見ましたが、もういませんでした。 なんだったのだろうと今の出来事を思い返しながら顔をあげると、ビリビア行きのバス停が目に入りました。 あっちにはバス停なんてないと信じきっていた場所に、ビリビア行きのバス停はありました。 そして、無事にバスはやってきて、昔父がいたビリビアを見ることができました。 私は天使に出会いました。 もう、天使としか言いようがありません。 寒くて、人もいなくて孤独で、切符も大変なことになって、「ああもう終わった」と思ってた私を包み込んでくれました。 駅で彼女に出会って、突風がふいて、切符が飛んでいかなかったら、私は、バス停を見つけることができなかったと思う。 もう終わりだ。 そう思ったとき、まだ何か光の出来事が起こるかもしれない。 怖いけれど、もうだめなんじゃないかと思うけれど、何かが、あるのかもしれない。 そう思わせてくれた、出来事でした。 私の心のなかに、今も天使がいるよ。 角を曲がってきたバスにひかれたこの切符。 デンマークの道を型どっているこの切符。 天使が広い集めてくれたこの切符。 私の大切なたからもの。 私の内側はたからものでいっぱい。 長い長いお話最後まで読んでくれてありがとうございます。 #旅 #デンマーク #天使 #たからもの #mytreasure #Denmark Ribeka Fujiiさん(@ribekafujii)がシェアした投稿 - 2019年Sep月7日pm2時05分PDT
8月13日の記事で、人生の中でトップスリーに入る出来事のひとつにスウェーデンに住んでいるお友達との出会いのお話を書きました。 そして、これがそのトップスリーのうちの2つめの出来事。前にシェアしたことあるので覚えてる方もいるかな。 これは、もう入れなくなっちゃった前のアカウントから持ってきたものです。 4年前にデンマークへ行ったときの出来事です。 #Repost @ribeka_fujii • • • • • • この紙っぺらは、ただの紙っぺらに見えるかもしれないけれど、私にとっては「天使に出会った!」って思うくらい、奇跡が起きた出来事の、思い出のものです。 デンマークは500くらいの島からなっていて、その日は首都コペンハーゲンから、島々を渡って、ビリビアという村へ向かいました。 ビリビアは、私の父親が昔々20歳くらいの頃、半年ほど住んでいたところで、私の小さな頃いろんなお話を聞いていたので行って実際に見てみたかったのです。 人に道を聞きながら、4時間ほどかけて、ビリビアから一番近いヘアニングという町の駅に着きました。 電車から降りて駅構内を歩いていると、アジアからの観光客(中国とか、かな)らしき女の人が2人、歩いていました。一人が私を見て、ニコニコ、ほほえんでくれました。とってもやさしいお顔。なんだか、ほんとにずっと、ほほえんでくれているのです。 なんだろうどうしたんだろう、と思いながら、私もほほえみました。 で、構内を出てからはそれぞれ違う道を歩いていって、消えていきました。 私は、ビリビア行きのバスへ乗りたくて探すけれどなかなか見つかりません。何人かに聞いたけれど、とてもちいさな村なのか皆知らないと言います。 それなら日本にいる父親に聞いてみようと思い電話をかけるもつながらず。 駅に戻っても駅員さんもいません。 インフォメーションセンターのようなところもありません。 他の人はみな、各々バスに乗り込んで、周りにはほとんど人もいなくなり。 20分くらい経ったかな。 今日中にまたコペンハーゲンへ戻らないといけなくて、帰りの電車などの時間も全て決まっていたので、このままビリビア行きのバス停が見つからないまま戻ることになったらどうしよと思って、寒いし、焦りと不安がつのってきました(この時は10月で、日本よりちょっと寒い。マフラーも手袋も必要。)。 帰りの電車は何時だろうと思って、切符を見ようとリュックから取り出しました。(画像の紙が、その切符です。A4サイズでこれが全部で4枚ありまして、ホームステイ先でプリントしてもらいました。この紙を見せれば、乗れます。) 切符をリュックから取り出した瞬間。 冷たい強風が突然ビュオオオオーと吹き荒れました。 そしてなんと、クリップで止めてあった切符は全部、風にあおられ空高く高く、四方八方へ、飛んでいってしまったのです! 何かの映画のワンシーンを観ているみたいでした。 走って追いかけるけど、風の方が速くて、切符に追い付きません。 角から曲がってきた赤いバスに、1枚は踏みつぶされました。 その光景を見て私の心も踏みつぶされました。 こんなことってほんとにあるの??? 追いかける足がついには止まってしまいました。 私はもう、ホームステイ先へも、日本へも帰れないんだ。 と、 その時。 天使が現れたのです。 あの、観光客らしき、駅で会った、ずっとほほえんでくれてた彼女が。 私を抜かして風よりも速く、走って走って、バラバラになった4枚全ての切符を集めてくれたのです。 呆然とする私に近づいてきて、はいっと渡しました。 うまく言葉が出てこなくて、微妙な間があいて、やっとセンキューが出てきました。 そしたら彼女はニコっとして、すぐ横の道を曲がって消えていきました。 もらった切符を見てふと我に返って、彼女が消えていった道を見ましたが、もういませんでした。 なんだったのだろうと今の出来事を思い返しながら顔をあげると、ビリビア行きのバス停が目に入りました。 あっちにはバス停なんてないと信じきっていた場所に、ビリビア行きのバス停はありました。 そして、無事にバスはやってきて、昔父がいたビリビアを見ることができました。 私は天使に出会いました。 もう、天使としか言いようがありません。 寒くて、人もいなくて孤独で、切符も大変なことになって、「ああもう終わった」と思ってた私を包み込んでくれました。 駅で彼女に出会って、突風がふいて、切符が飛んでいかなかったら、私は、バス停を見つけることができなかったと思う。 もう終わりだ。 そう思ったとき、まだ何か光の出来事が起こるかもしれない。 怖いけれど、もうだめなんじゃないかと思うけれど、何かが、あるのかもしれない。 そう思わせてくれた、出来事でした。 私の心のなかに、今も天使がいるよ。 角を曲がってきたバスにひかれたこの切符。 デンマークの道を型どっているこの切符。 天使が広い集めてくれたこの切符。 私の大切なたからもの。 私の内側はたからものでいっぱい。 長い長いお話最後まで読んでくれてありがとうございます。 #旅 #デンマーク #天使 #たからもの #mytreasure #Denmark
Ribeka Fujiiさん(@ribekafujii)がシェアした投稿 - 2019年Sep月7日pm2時05分PDT