岡山には刀剣の里があります。
日本刀の聖地、とも言われている『長船』。
日本刀の生産量は日本一。
数年前に話題になった国宝『山鳥毛』が年に一度くらい展示されていて、
最近の刀剣ブームで意外にも若い方や女性も訪れているのが[備前長船刀剣博物館]。
こちらで、今日から展覧会が始まりました。
『お守り刀展覧会』
古来、厄除けや子供の健康や幸せを願って贈られた短刀が『お守り刀』。
刀って分業制で作られるもの。
刀匠と呼ばれる刀鍛冶だけでなく、刀身に彫刻を施す人、研磨する人、
更に鞘を作る人、そこに着ける飾りを作る人、と多くの職人さんが関わって出来上がる。
そんな刀匠や研ぎ師、彫り師、の皆さんがコンクールに応募して
見事に受賞した作品の数々が今日から展示されるのです。
初日の本日は授賞式も行われたので、ご縁を頂いて司会にお邪魔してきました。
日本刀について、そしてその製作について、
人伝に少しづつ知識を持つようになったけれど
まだまだ知らないことばかり。
完全なる職人の世界は、現代の風潮からは遠く離れている事も沢山ある筈。
そんな中、印象的だったのは、
「刀匠は皆んな、正直者ですよ」
というお言葉。
決して経済的に豊かではなく、脚光を浴びる訳でもなく、修行と努力と体力が要る世界。
ただただ、取り組む仕事に正直に、
自分の心に正直に、日々励んでいるという事かなと受け取りました。
だからこそ、刀からは魂を感じるんだろうなぁ、と
解ったようなそうでないような…。
お近くの方、興味のある方、是非ご鑑賞ください。

