昨年末に来日している花嫁さんは、スイスでもかなり田舎のご出身。
母国語はイタリア語、英語を勉強する為に留学していたカナダで新郎さんに出会いました。
新郎さんの故郷である香川県での結婚式には、スイスから20名余りのご出席者がお越しです。
ほぼ全員が初めての “ジャポネ” 。
勿論神前結婚式だって初めて。
誓詞奉読に手こずる新婦さん。
“親族集合写真” ていうのも初めてだそう。
鏡開きだって 「おーっ!!」 との歓声が上がりました。
日本酒も初めて飲んだ方々ですが、気に入ってくださったよう。
飲みきれなかった分は、瓶に詰めてお持ち帰りにしてました。
“おいり” をプレゼントして回るスイス人ハナヨメさん。
兎に角、何もかもが “初めて” でした。
迎える我々スタッフも、その “初めて” に備えて色んなシチュエーションを想定してました。
特に時間の観念の違いを心配していましたが、事前ミーティングで『案ずるより産むがやすし!!』と
希望を込めて皆んなで唱えた呪文の効き目か恐ろしい程にスムーズに進みました。
イタリア人の通訳さんが、長く日本に住んでいて日本的な感覚にも理解がある方で
打ち合わせの時から意見調整も含めて随分助けて頂きました。
その通訳さんとお披楽喜後に記念撮影。
イエス キリストの様なお髭が印象的なイケメンさん。
明るいゲストと一緒に過ごした楽しい披露宴。
会場を出て行く時には 「ありがとう」 と日本語で声をかけてくださる方も多くて嬉しかった。
良い経験、良い気分、良い一日、でした。
幸せだ。