そのお母様は美容師さん。
そしてお二人が住んでいるのは新郎さんの母国オーストリア。
和服は初めてという新郎さんも、愛娘である新婦さんもお母様がお支度しました。
挙式冒頭ではオーガンジーの打掛を、列席者の前で着付けてくださいました。
ウェディングパーティーは洋装で。
ナチュラルが良い、というお二人のリクエストで “新郎新婦の入場” はなし。
ゲストと一緒に会場に入り、お二人のスピーチからスタート。
ゲスト卓に新郎新婦さんの席も用意して皆さんと触れ合う時間を沢山過ごしました。
新婦さんは学生時代から何度か留学して英語はバリバリ。
大学卒業後に就職した会社は世界中でお仕事をする職種なので、来賓の皆さんも英語は堪能。
更に新婦さんのご親族もバイリンガルな方が多く、歓談もスムーズに進みました。
解ってないのは、私もそうだけどスタッフの方ね…お勉強してこなかった後悔はこんな時。
オーストリアからは、新郎さんのご両親と妹さんご家族が参列していました。
パーティーのお仕舞には両家のお父様がご挨拶しました。
感極まって泣いてしまったのは新郎さんのお父様。
こんな感覚は日豪関係なく共通なんだなぁ。