父が使っていたものを少しずつ整理しています…母が。
私はまだ出来ないのに、意外に母はとっとと作業を進めてます。
処分する前に「これ使う?」 と私に見せてくれるモノは文房具が多いのですが、
小銭入れを見せられた時は 「あ、コレ買った時は私も一緒にいたんだわ」 と懐かしくなりました。
まだ自分で買い物をしていた頃から荷物はあまり持ちたくないタイプだった父は、
財布も小さいものを使ってました。
現役を退いてからは益々小さな財布になっていました。
それからもっと小さな小銭入れを使うようになり、
その後はもう一人では出掛けられないから財布を持たなくなりました。
この財布、中には折り畳んだ一万円札が1枚と小銭が666円。
父の財布にはいつも小銭が666円が入ってました。
つまり家を出る時には1種類づつの硬貨を入れてくの。
帰宅したら財布の中身をいちいち整理してたのです。
だから自室にはこんな物がありました。
こういうアイディア商品が大好きな父でした。
この几帳面さがまるで私に引き継がれてないのは何故なんだろう?
我ながら大層不思議なのだわ。