皆さま、こちらの扇子をご覧になり、何をイメージれますか?
美しい水墨画が描かれています。
パリから届いたAubadeオリジナルの扇子。
Aubade (フランス)と水墨画作家Hong Weiさん(アジア)
がミックスされたなんともシックでオシャレな扇子。
インテリアとして飾っても素敵です。
店主はこの扇子をみたときに
『オリエンタリズム』ということばを思い出しました。
西洋が東洋を支配するのではなく、西洋と東洋の融合。
新しい異なる文化同士の融合、ぶつかり合いが新しい価値観を生み、人々をより豊かにしていくというものです。
あえてお伝えしておくと、これは店主のあくまでも概略的解釈でもっともっと奥の深い言葉です。
大学院に入って通訳翻訳の授業で習った、そして読んだ文献からで、未だにこの理解でよいのかどうかは自信がありませんが、
当時このことばに出会った時は目からウロコでした。
小さな日本をみても、東京と地方ではさまざまな文化が異なり、特に結婚でそれを知ったという方も少なからずおられると思います。
その文化がどちらが優れているとか劣っているかではなく、それぞれ理解しながら付き合うことで発見があり、そこからまた自分流だって生み出されることがあります。
この扇子はまさにそんな扇子なのです。
店内にも寝室にも飾っていますが、目に入るたびにそのオリエンタリズムのメッセージを感じさせてくれるパワーのあるものです。
さて、ホリデーシーズンに入り、店頭ではランジェーリを皆様からご要望いただいています。
新しい年に向けて心身整えていきたいという、皆さまの強い思い、意思を感じながらお時間をともにしています。
フランスリヨンのLise Charmel からは今年のラストシーンと新しい年に花束を添えるようなコレクションが到着しています。
その名も“Rêve Orchidée-Harmonie Libre” 「蘭の夢-自由な調和」
オーキッドグレーのベースカラーに新しい季節を照らし魅了するゴージャスな蘭の花びらを
モチーフにしたモダンでエレガントをミックスしたデザイン。
カップにきらめく花の刺繍はまるで手で描かれたかのような繊細さがあり、まるで生きている植物かのような錯覚を与えます。
Lise Charmel のデザインチームが今年の最後と新しい年を彩るにふさわしい豪華な「蘭」というお花をチョイスし
まばゆいルビーのスワロフスキーがバスト中心に輝き、リーバーレースのアンダーレースは洗練されたシルエットを表現し
冬のニットにはえるバストメイクに仕上がります。
全世界他ブランドではまねができない、8色の織機に色をあわせた豪華な一枚です。
現在店頭ではAubade および Lise Charmelのランジェーリをセットアップでお求めいただいたお客様にこちらの扇子をプレゼントさせていただきます。
※数に限りがございます。
皆さま、新しい年に向けてマインドセットの味方となる素敵な何か、ご準備はお済みでしょうか?
まだの方はぜひリボンにいらしてください。
新しい年に向けて「扇」という、「縁が起こる宝物」を添えて、どうぞよいお年をお迎えいただけると店主としても嬉しく思います。
今年初めパリにて。